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総レビュー数 933,094 122
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,126 155
レンタル 596,906 11
購入 124,720 7
VOD 559,557 124
テレビ 924,129 83
その他 158,642 22

母水仙

  • ははすいせん
  • Mother Daffodil
  • Mother Daffodil


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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/7/20
上映時間 89分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督伊賀山正徳 
脚本笠原良三 
原作三好一光 
企画坪井与 
原伸光 
撮影西川庄衛 
美術森幹男 
音楽木下忠司 
録音加瀬寿士 
照明城田昌貞 

キャスト

出演三浦光子 小染(千代)
徳大寺伸 富岡信一郎
東宮秀樹 富岡信太郎
原国雄 富岡少年時代
折原啓子 栄次(まさ子)
団ゆき子 花奴
松島トモ子 花奴少女時代みち子
三笠博子 百合子
高木二朗 波野
杉狂児 富之助
春日とも子 かね子
山形勲 浅井
初音礼子 おぎん
中野かほる 春子
小島洋々 住職
檜有子 おとき
鈴木曉子 らん子
不忍郷子 おはま
津田光子 愛子
山本緑 民子
朝比奈浩 藤田
若松玲二 山中
里見有理 かおる
築波景子 おてい
曾根秀介 金田
小島秀人 流しの歌手
杉丘のり子 伊豆の旅館の女中
島栄吉 祝賀会の幹事
春宮路 祝賀会の年増芸者
片山滉 料亭の医者
山上磨智子 花奴の置やの女将

解説

新派上演の戯曲から「母の曲」の笠原良三が脚色し、「水戸黄門漫遊記 火牛坂の悪鬼」の伊賀上正徳が監督に、「サラリーマン 目白三平」の西川庄衛が撮影にあたる。主なる出演者は「青竜街の狼」の三浦光子、「女給」の徳大寺伸、「虚無僧系図」の東宮秀樹、「継母」の折原啓子、「飛燕空手打ち 三部作」の高木二朗など。

あらすじ

昭和八年、柳橋に小染、栄次という美しい二人の芸妓がいた。彼女達は大の仲良しだったがやがて小染は愛する信一郎との仲を男の父によって裂かれ、栄次は船会社の重役山田の妾となった。その時小染には信太郎、栄次には百合子という子供が出来た。十年後、戦争中に伊豆下田で踊りの師匠をして生活していた小染は、南方へ行く信一郎が息子を引取ろうという申出も断り、自分が芸妓である身を恥じ信太郎を知人の旧家にあずけ、厳しく育てるのだった。寂しさにたえかねた彼は、貧しい旅芸人の少女みち子と親しくなった。やがて戦争が終り、小染は東京に帰って抱え芸者をおく程の身分となり、信太郎は大学生となって他に下宿し、小染は今は正妻におさまった栄次の娘百合子を信太郎の嫁にと考えていた。ところが信太郎は今は芸妓になっているみち子に会い、嫌な旦那を強要されている彼女を愛する様になった。信太郎はその事を母に話すが、芸妓という身を卑しみ、百合子との将来を思う小染は、みち子と息子との間を許さない。信太郎は遂に借金でしばられているみち子を救う為に、同人雑誌の資金に手をつけた。百合子も、信太郎のみち子に対する深い愛情を知り、信太郎と母の間をとりもつが、小染はそれも断ってしまう。信太郎は、「芸者という職業がなぜ悪い」と云いはってみち子と死の旅へ出る。母の小染はその時はじめて真の愛情に眼覚め、二人の後を追い、下田の山林で母子はヒシと抱き合った。

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