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会員数 54,723 0
総鑑賞データ数 7,049,001 541
総レビュー数 930,067 101
鑑賞方法別データ数
映画館 1,829,151 157
レンタル 596,658 7
購入 124,520 6
VOD 555,784 126
テレビ 921,775 101
その他 158,315 12

ヘルプ 心がつなぐストーリー

  • へるぷこころがつなぐすとーりー
  • The Help
  • The Help

amazon


  • 平均評点

    81.7点(801人)

  • 観たひと

    1152

  • 観たいひと

    173

  • レビューの数

    122

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2011
公開年月日 2012/3/31
上映時間 146分
製作会社 DreamWorks SKG= Reliance Entertainment= Participant Media= Imagenation Abu Dhabi FZ= 1492 Pictures=Harbinger Pictures
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

(C) 2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

解説

1960年代を舞台に、白人家庭でメイドとして働く黒人女性たちとジャーナリスト志望の若い白人女性の勇気と友情によって、旧弊な町に変革をもたらしていく様を描くヒューマンドラマ。監督は「ウィンターズ・ボーン」など俳優としても活躍するテイト・テイラー。出演は「ラブ・アゲイン」のエマ・ストーン、「ナイト&デイ」のヴィオラ・デイヴィス。

あらすじ

1960年代前半のアメリカ南部。大学を卒業したスキーター(エマ・ストーン)がミシシッピ州ジャクソンの町に戻ってきた。ボーイフレンドもできないスキーターは母シャーロット(アリソン・ジャネイ)の心配の種だが、本人は結婚よりも作家になることを夢見ている。地元の新聞社に就職したスキーターの初仕事は、家事に関するコラムの代筆だった。家事の知識がないスキーターは、実家のメイドのコンスタンティン(シシリー・タイソン)に知恵を借りるつもりだったが、ひさしぶりに帰った実家に彼女の姿はなかった。問いつめるスキーターに、母は言葉を濁す。スキーターは友人エリザベスの家のメイド、エイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)に話を聞くが、取材を続けるうち、自分をとりまく南部の上流社会への疑問が芽生えてくる。そんな中、同級生のリーダー格、ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)は黒人が不潔だと主張し、各家庭に黒人メイド専用トイレを設置させる活動をしていた。ヒリーに感化されたエリザベスも屋外にエイビリーン用のトイレを造らせる。そんな仕打ちにも黙って従うエイビリーンの姿に、スキーターは胸を痛めた。黒人メイドの現実を伝える本を書きたいと、ニューヨークの編集者スタイン女史(メアリー・スティーンバージェン)に電話をすると、メイドたちの証言がとれるなら出版できるという答えだった。スキーターはエイビリーンにメイドの苦労話を聞かせてほしいと頼むが、頑なに断られた。南部で黒人が自由にものを言うことは、身の危険を意味しているのだ。だが、エイビリーンの親友で、ヒリーの家で働いていたミニー(オクタヴィア・スペンサー)が、家族用のトイレを使用したために解雇されたことをきっかけに、エイビリーンはスキーターの取材に応じることを決意する。そしてその小さな一歩は数多くの勇気へと広がり、やがて彼らを取り巻く社会を根底から揺るがす大事件へと発展していくのだった……。

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  • 鑑賞日 2024/07/14

    登録日 2024/07/14

    評点 90


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/スターチャンネル 


    チョコレートパイの件はやはり笑わせる

    人種差別はいまだに残っているけど笑わせて泣かせるいい映画ですね。見始めたら最後まで飽きずに見れました。感動作ですね。


  • 鑑賞日 2022/10/22

    登録日 2022/10/23

    評点 76


    鑑賞方法 選択しない 


    ヘルプさんの時代

    メイドで雇い入れていた黒人女性「ヘルプ」さんを蔑視するミシシッピー州の状況が描かれますが、それが1960年代というのが驚きでした。監督テイト・テイラーもそういったヘルプさんに育てられたということで、特典映像には監督と彼女たちの声を聞くことができます。もちろん悲惨なことばかりではなく、とても良好な関係で家庭をサポートしていた面もあり、映画の中でも感動的に描かれていました。出演者ではエマ・ストーンとミミー役のオクタヴィア・スペンサーがとても良かった。ある時代を知るための貴重な物語です。


  • 鑑賞日 2022/01/02

    登録日 2022/01/02

    評点 85


    鑑賞方法 選択しない 



    人種差別のあった時代のアメリカ南部。
    黒人女性は、自分の子供を預けて白人の子供の面倒をみる。
    奴隷的に扱われる黒人。もちろん逆らう事も、意見を言う事も許されていない。
    その黒人の扱いはおかしいと感じたスキーター。彼女は黒人女性達から、過酷で理不尽な体験談をまとめた本を出版し、世間に対して問題提起する。

    弱者である黒人達は、意志が強く、雇い主に理不尽さをぶつけられても、決して雇用主の子供達への愛情は変わらない姿に涙してしまった。アメリカ人の根っこの本質にせまった作品。


  • 鑑賞日 2021/09/05

    登録日 2021/09/05

    評点 74


    鑑賞方法 VOD/U-NEXT 

    字幕


    優等生な仕上がりだが新規性には乏しい

    洋画を見始めて実感したのはホロコーストと人種差別を扱った作品の多さだ。前者の残虐性は言うに及ばず、差別意識も人間の潜在的な特性なのだろう。

    人はみな平等とは思わない。容姿ひとつ取っても福山雅治と蒼乃桔梗では天と地ほど違う。家柄も豊田家の御曹司とクリーニング屋の長男ではステージが異なる。この世に生を受けた時点から人は平等ではない。時間だけは平等と言われるが時間だってお金で買える。要は差別の芽など星の数ほど存在するのだ。

    流暢なストーリー展開ではあるが、作品として突出した個性はない。結末も社会制度や差別構造を変革する訳ではなく、個人の復讐レベルに落ち着いた。作り続けなくてはならないテーマなのだろうが新規性は乏しい。

    エマ・ストーンの強い意思を秘めた瞳が印象に残る。そしてそれを凌駕するジェシカ・チャステインのイノセントな魅力が見事だった。


  • 鑑賞日 2020/07/23

    登録日 2020/07/24

    評点 70


    鑑賞方法 VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 


    差別とは何か

    エマ・ストーンって、決して綺麗ではないし、スタイルも良くないんだが、大好きな女優。

    この映画。悪くは無いけど、あまり楽しめなかった。

    最近の黒人差別に対するデモの文脈で「風と共に去りぬ」が放映禁止みたいな話になったりする。ちょっとおかしい。
    差別主義者と何も変わらない。

    事実を認めない。歴史を認めないって。何なのだろう。

    この映画は、放映禁止にするのかな?
    それとも推奨するのだろうか?

    推奨しそうで怖い。

    自分と違う意見を全否定する姿は差別的だ。


  • 鑑賞日

    登録日 2020/07/19

    評点 100


    鑑賞方法 選択しない 


    人種差別のスカッとする話☆

    本作の題材となったのは、人種差別。舞台はミシシッピー州、黒人差別が露骨に行われてるエリアです。
    白人に雇われている黒人メイドたちの苦難が描写されてるのですが、随所に笑えるシーンがあり重たさが抑えられてます。そして最後には感動できる人間讃歌の傑作だと思います。

    これまで人種差別をテーマにした映画は何本かは観ましたが、政治的な骨格が見え隠れすることが多かったと記憶してます。
    でも本作は違います。社会のカテゴリーが小さな町に限定されてます。
    特定の黒人メイドたちの心の繋がりにフォーカスしてるので、心理描写が鮮明なのが素晴らしいところです。
    雇う側の白人と雇われる側の黒人メイド。この対極の立場にある関係の前提は絶対服従であります。暴力的な描写はありませんが、白人に逆らえない黒人メイドの心痛は相当なもの。しかし、白人に頼らないと生きていく糧を得られない屈辱は如何程だったのでしょうか?
    そこに一石を投じるのがエマ・ストーン扮する主人公の白人女性スキーターです。

    現在のアメリカで黒人の暴動が起こってますが、スキーターの行動は報復ではなく事実を明らかにすることだけ。
    白人の家庭という閉ざされた空間で起きている陰湿なるイジメを暴露本で世に知らしめることを提案したのです。
    そこで壁になったのが白人の報復。黒人メイドからすれば命の危険に晒されるので、容易に口を割らない。
    そこに風穴を開けたのが、ミニー(オクタヴィア・スペンサー)とシーリー(ジェシカ・チャスティン)の関係。
    ここに人間があるべき姿が凝縮されてました。人は誰かの役に立つために生まれてきてるんです。
    差別をしたら恥ずかしくて生きていけないよというメッセージ性があり、それを笑いに昇華させてるのだからスカッとさせられました。

    差別は普遍的な問題ですが、少しでも過去よりよくしたいですね。
    一歩踏み出す勇気を教えてくれる良い映画です。

    追伸
    それにしてもチョコパイの下りは面白かったです。



  • akc

    鑑賞日

    登録日 2020/06/29

    評点 100


    鑑賞方法 その他/TSUTAYAレンタル 

    字幕


    感動しかない

    これが実話だという事実が1番よかった!


  • 鑑賞日 2020/05/06

    登録日 2020/05/06

    評点 80


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    ヘルプの意味

    アメリカ南部の人種差別を題材にした作品です。
    何回か映画で白人と黒人の人種差別を題材にした映画を見ているので、ある程度の背景はわかっていました。
    本作は、重苦しい雰囲気にせず、中にユーモアも取り入れて見やすい作品出会ったと思います。時間を気にせずに見れました。

    良かった点は、ジェシカ・チャスティン演じるシーリアです。
    主人公より輝いていて印象に残っています。
    あとは、オクタビア・スペンサー演じるミニー。彼女が出ている作品は多数みていましたが、本作で初めて名前を覚えました。
    ミニーとシーリアのエピソードやミニーとヒリーとの掛け合いは、見入りました。
    また、ヒリー役に至っては、よくあそこまで憎たらしい「悪魔」をえんじてくれたものです。彼女のイメージが、固定化しそうで怖いです。

    終盤になり初めてタイトルの「ヘルプ」の意味がわかります。
    白人と黒人の雇い主とメイドの関係性は、注意して見てもらいたいと思います。若い世代に見てもらいたい作品だと思います。


  • 鑑賞日 2020/02/12

    登録日 2020/02/12

    評点 90


    鑑賞方法 購入/ブルーレイ 

    字幕


    白人が呼ぶ「ヘルプ」とは

    最も黒人差別がひどいといわれるミシシッピ州。そこで白人家庭に雇われている黒人メイドたちが取材を受けていくなかで彼女たちの虐待を受けてきた過去が語られていく。幼いころからの学びがここにもあった。


  • 鑑賞日 2012/04/24

    登録日 2019/05/17

    評点 81


    鑑賞方法 映画館 

    字幕


    知っておくべきこと

    知っておくべきことですよね。
    わたしは、とても平和に過ごせていて、
    このような差別があったことは、
    このような映画や、教育から、少しの事しか知らないけれど、
    少しでもいいから、きちんと知っておくべき。
    本当は、もっともっと、酷い現実だったのでしょう。
    自分が、どちらの立場であっても、この現実に入ったとしたら、
    強く生きられるのだろうか…。
    正しく立っていられるのだろうか…。

    考えるさせてくれる映画でした。