シリーズ物とは言え前作“3”の主人公まで同じにして“4”を作るとは思わなかった。あれだけの大騒動を引き起こしたにも拘わらずアナコンダの研究が続けられており、再び巨大凶暴化した蛇が逃げ出して人を襲い始める。それを追いかける女科学者は前作同様、これといって蛇の弱点を掴んでいるわけでも、撃退方法があるわけでもないのに、危険地帯に出向き、蛇に出合うと走って逃げるだけ(拳銃は撃つものの、そもそもその程度で死ぬような相手でないことは分かっているのにあの軽装備で立ち向かうところが、さすがB級映画か(笑))。周囲の人間(大半は悪いやつらではあるのだけど)を散々犠牲にした後に爆死させて終わるというのも前作と同じパターン。それにしてもあの会長、余命1週間とか2週間とか言っていた割にはよく動けましたね(笑)。