カメラマン兼ライターの石原竜太(相馬圭祐)は夢であったカメラマンにはなれたが、理想としていた人物写真は撮れず、生活に追われる日々を過ごしていた。ある日、後輩の前山忠弘(馬場良馬)が、自分自身の夢を追いかけるため今の仕事を辞めたいと言い出すが、竜太は何も言えなかった。思い悩む竜太の前に現れた大学時代の先輩・山口智明(倉貫匡弘)は、スポーツ系のカメラマンとして女子プロレスを取材していた。智明から女子プロレスラーの現実を聞いた竜太は、その厳しさを思い知ると共に、レスラーを目指す女の子たちを見つめながら自分の夢に自問自答する。そして、女子プロレスラーを目指す希未(世羅りさ)と萌花(Sareee)の写真を撮ると決める。ある日、萌花を相手に激しい練習をしていた希未が、靭帯を損傷し手術することになる。希未に選手生命の危機となる怪我を負わせた萌花は自分を責め、プロレスを辞めると言い出す……。