ロッキーの魂を引き継ぎ、世界チャンピオンとなったアドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)の前に、刑務所帰りの幼馴染デイム(ジョナサン・メジャース)が現れる。実はアドニスには、家族同然の仲間を宿敵に変える誰にも言えない過去の過ちがあったのだ。アドニスが封印したその過ちによって、18年のムショ暮らしを余儀なくされたデイムは、“お前が俺の人生を奪った。何もかもブッ壊してやる”と復讐の狼煙を上げる。手段を選ばず、暴走を始めるデイム。最愛の妻ビアンカ(テッサ・トンプソン)から“あなたが止めるのよ”と激励を受けたアドニスは、過去の過ちに決着をつけることを決意し、最強の敵との戦いに向けて猛烈なトレーニングを開始する。スパーリングパートナーを務めるのは、かつての宿敵ドラゴの息子ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)だ。猛烈な“クリード”コールが巻き起こる超満員のLAスタジアム特設リング。だが、デイムの情け容赦ないパンチがアドニスのボディに食い込む。雄叫びを上げるアドニスと、復讐の鬼と化したデイム。互いに一歩も譲らぬパンチの応酬が続く中、アドニスは過去を断ち切り、復讐を誓う最強の敵から未来を勝ち取ることが出来るのか……?