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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,729 2
総鑑賞データ数 7,064,650 558
総レビュー数 933,094 122
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,126 155
レンタル 596,906 11
購入 124,720 7
VOD 559,557 124
テレビ 924,129 83
その他 158,642 22

流転の地球 太陽系脱出計画

  • るてんのちきゅうたいようけいだっしゅつけいかく
  • 流浪地球 2
  • THE WANDERING EARTH II
  • 平均評点

    68.8点(43人)

  • 観たひと

    57

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル SF / ドラマ
製作国 中国
製作年 2023
公開年月日 2024/3/22
上映時間 173分
製作会社 中国電影集団
配給 ツイン
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

出演ウー・ジン リウ・ペイチアン
アンディ・ラウ トゥー・ホンユー
リー・シュエチェン ジョウ・ジョウジー
シャー・イー リウ・ペイチアンの恩師
ニン・リー マー・ジャオ主任
ワン・ジー ハン・ドゥオドゥオ
シュ・ヤンマンツー ハオ・シャオシー

COPY RIGHT(C)2023 G!FILM STUDIO [BEIJING] CO., LTD AND CHINA FILM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

場面

予告編


     

解説

SF小説『三体』でヒューゴー賞を獲得したリウ・ツーシンの短編小説を実写化した「流転の地球」の前日譚。太陽系消滅に備え、1万基にも及ぶロケットエンジンを用い地球を太陽系から離脱させる“移山計画”が始動。地球と人類の存亡を懸けた最終決戦が始まる。前作「流転の地球」に続きグオ・ファンがメガホンを取り、原作者リウ・ツーシンは製作総指揮としても参加。宇宙飛行士リウを「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」のウー・ジンが、量子化学を研究するトゥーを「バーニング・ダウン 爆発都市」のアンディ・ラウが、国際地球政府中国代表大使ジョウを「サンザシの樹の下で」のリー・シュエチェンが演じる。2024年第96回アカデミー賞国際長編映画賞中国代表作品。

あらすじ

そう遠くない未来に老化した太陽が膨張し太陽系が消滅すると予想され、来るべき事態に備え、地球連合政府による1万基にも及ぶロケットエンジンを用い地球を太陽系から離脱させるプロジェクト“移山計画”が始動。人類存亡の危機が迫り、各国の思惑は交錯し、内紛や争いが相次いで勃発した。そんな中、亡き妻への想いを胸に宇宙へと旅立つ飛行士リウ、禁断のデジタル技術により事故死した娘を蘇らせようとする量子科学研究者トゥー、大きな決断を迫られる連合政府の中国代表ジョウは、危険を顧みず自らの使命に立ち向かっていった。多くの犠牲を払いながらも、地球と人類の存亡を懸けた壮大な作戦が始まる。

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  • 鑑賞日 2025/03/11

    登録日 2025/03/12

    評点 90


    鑑賞方法 レンタル 


    凄い映画

    さすが中国。どんだけ金かけているんかい。話が盛りすぎ感あり。


  • 鑑賞日 2024/09/27

    登録日 2024/10/30

    評点 65


    鑑賞方法 レンタル/神奈川県/ゲオ/ゲオ大和中央店 

    字幕


    日なたぼっこを楽しむ人が凍りつく映画。 ネタバレ

    劉慈欣が「三体」でアジア人初のヒューゴー賞に輝いたのが2015年。中国映画界とすると、本格的
    SF映画で世界挑戦するいい機会となった。その劉慈欣の初期作の短編小説「流浪地球」が映画化
    されたのが2019年。その前日譚が本作という流れ。ハリウッド映画に負けないSF世界の映像を
    作ろうという強い熱意がビンビン伝わる作品だった。

    ともかく映像は素晴らしい。浜のヒーさんも述懐されているが、これなら劇場で観るべきだったな。
    私も家での鑑賞となった。宇宙エレベーターの映像化は初めてではないか、細部までリアリティを
    確保したSF画が続く。
    本作では太陽の膨張が大問題となり、地球規模の連合政府で対応するしかない事態に立ち入った。
    様々なアイデアが出るのだが、人間のそのものをデジタル化にして、細胞の劣化・老化から自由に
    する。地下都市を作るが、やはり収容できる人数は限られる。それでは、地球ごと動かすというアイ
    デアが実行される。邪魔な月も遠い軌道へ。
    主人公のウー・ジンは、最前線を受け持つ宇宙飛行士の代表として全編を通して活躍する。月を破壊
    するための核爆弾は、志願した決死の爆破隊が担当の爆弾のスイッチを押す。ムム、中国のカミカゼ。
    そして核爆発が美しい、という言葉が出るのは、日本人の神経を逆なでにする。
    一方、アンディ・ラウは、中国科学院の量子力学の科学者としてデジタル生命体のパートを受け持つ。
    彼が運転中のクルマで事故に遭遇、妻と娘を失ってしまった。その娘をデジタル生命として再生する。
    地球連合政府の中国代表は、他国の頑迷な代表を諭し、われわれの仲間は裏切らない、と大見得を
    切る。中国万歳の結末になるのが安易だが、製作費を出してる以上、どうぞご勝手に、となる。

    原作が短編小説であると、ワンアイデアで突っ走ることが出来る。月を爆破したり、地球にロケット
    エンジンをつけて太陽系とおさらばするストーリーとなったが、私が小学生の頃に観た「妖星ゴラス」
    でも、同じアイデアだった。そのチビでも眉にツバをつけるようだった。太陽系脱出計画というのは
    荒唐無稽のレベルで、さすがに興ざめしてしまう。地球の生命体に太陽熱は不可欠ではないか。


  • _A

    鑑賞日 2024/09/24

    登録日 2024/09/24

    評点 70


    鑑賞方法 レンタル 


    人間ドラマ寄り。

    大好きな劉慈欣の短編が原作。原作は短編ながら、太陽系から離れることになった地球の壮大なスパンで描いている。映画では、太陽系を離れるまでのさわりの部分だけで、エンタメ化するためにいろいろと人間ドラマを深堀りした内容に。原作のウルトラハードSFからすると、お涙頂戴シーンが多すぎる気がするが、これはこれでおもしろかった。第2部から本格的なハードSFになる…のかな?


  • 鑑賞日 2024/09/07

    登録日 2024/09/12

    評点 65


    鑑賞方法 選択しない 


    大風呂敷映画 ネタバレ

     中国版「アルマゲドン」といった感じの大風呂敷系SF映画。そのスケールのでかさは「アルマゲドン」をはるかに上回るもの。何しろ地球そのものを宇宙船よろしく移動させて新たな天体を目指すというのだから・・・さすが中国って感じ。でも宇宙飛行士たちの自己犠牲により人類の危機が救われるというなりゆきは同じである。
     劇場公開時に観ようかどうしようか迷ったのだけど尺の長さに怖気づき諦めた記憶あり。今回は家で寝っ転がりながらの鑑賞。でも質の高いCGに劇場で見れば良かったかなとちょっぴり後悔した。
     原作は短編らしいのだがすでにそちらは映画化されていて(2019)本作はその前日章にあたるらしい。原作から離れて話を膨らませたのかもしれない。
     太陽の突然の異変で太陽系が危機に陥る。世界がひとつになって解決策を模索するという前段。連合政府でリーダーシップを発揮するのはもちろん中国。製作国の特権である。
     ひとつは地球に巨大エンジンを装着して太陽系を脱出するというもの、もう一つはデジタル生命の可能性に賭けるというもの。デジタル世界への逃避という案は否定され、脱出計画が進められることになるのだが・・・否定されたデジタル派が反乱を起こす。冒頭は反対派によるテロリズムが長々(40分近く)と描かれる。
     中盤からはデジタル派に未練のあるアンディ・ラウのエピソードになる。彼は娘を事故で失い何とかデジタル生命として復活させようとしているというわけ。命令と未練の間で揺れる男を老けメイクまで施して演じていた。
     そう映画は空間のワールドワイドさだけでなく長い時間軸でもって描かれるので、やや散漫になりがちである。でもこれだけの大風呂敷映画ではそれも仕方ない。本作はシリーズドラマ向きな題材だったかもしれない。


  • 鑑賞日 2024/09/10

    登録日 2024/09/10

    評点 70


    鑑賞方法 VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 

    字幕


    「幼星ゴラス」から半世紀以上。地球移転も壮大な規模に!

    中国のSF映画もここまでくるとハリウッド以上⁈原作以上の世界観設定は大したもの。中国人が国際社会において、その牽引役を担っているのは当然ながら、次なるリーダーがロシアというのは娯楽作品でありながら、さりげなく示しているのには笑える。今回は「流転の地球」の前日譚。第三弾がいつになるか結構楽しみ。


  • 鑑賞日 2024/05/05

    登録日 2024/06/02

    評点 77


    鑑賞方法 映画館/東京都/池袋シネマ・ロサ 

    字幕


    想像以上のVFXに驚愕

    2024年に見た映画30本目

    予算の潤沢な作品を劇場の大スクリーンで見るのは楽しいね。
    もうそれに尽きる。

    特に、中国のビッグバジェットな作品は、独特なテイストがあって、案外好きなんだよね。
    国家による検閲があるから、自国を悪く描く事は皆無なんだけど。
    そういった制限があるからか、ストーリーは意外と似通っているけどね。
    本作も、以前に見た「1950」という朝鮮戦争を描いたシリーズと似たテイストがあって、そういう意味では予想通り。
    素直に言ってストーリー云々の作品じゃない。

    それでも、日本映画では、絶対に感じる事ができないお金がかかってる雰囲気が良いよね。

    えっと、日本映画でお金をかけたと言われている『レジェンド&バタフライ』が制作費20億円だったと思うんだけど。
    本作は約3倍の65億円。
    まぁ見てると「日本映画の何倍もお金がかかってるんだろうな」というのはなんとなくわかるよね。

    繰り返すけど、それを楽しむ作品です。

    劇中、可視化されていない暗黙知があるな、と思ったら。
    これシリーズ2作目なのね。

    最初の作品は、日本国内だと映画祭かNetflixじゃなければ見られなかったらしい。
    なるほど、だからタイトルすら知らなかったのか。
    第一作も観てみたい。
    そして、第三作も予定されているようなので、そちらも楽しみ。

    ハリウッド制作のSF作品に飽きた人には良いかもね。


  • 鑑賞日 2024/03/25

    登録日 2024/05/12

    評点 68


    鑑賞方法 映画館/宮城県/フォーラム仙台 

    字幕


    太陽系は捨てられるのか

     中国映画。劉慈欣の小説「さまよえる地球(流浪地球)」の実写映画化作品。地球がエンジンによって移動し木星に近づき衝突するのを回避する部分が2019年の中国映画「流転の地球」として映画化されたが(中国国内以外はNetflix配信)、地球にエンジンをつけて移動させるまでの部分を映画化したのが本作。老化で太陽は膨張し続け300年後には太陽系が終焉を迎えるという予測が発表され地球連合政府は1万基のロケットエンジンで地球を太陽系から離脱させる計画を準備。しかしそれに反対する人たちが武力で計画を阻止しようとする。その一つが地球と宇宙ステーションを結ぶ宇宙エレベーターへのテロ。またそれらロケットエンジンを制御するためインターネットの復活と制御用コンピュータが必要だが、宇宙ステーション用に開発された540Wの後継機550Wが使用されることになるが、540Wの開発者の一人トゥーは死んだ娘ヤーヤーのデータを540Wにアップロードし懲戒処分になっていたが540Wの処理能力ではヤーヤーの成長は見込めなかった。さらに自転が止まった地球に制御できなくなった月が落下していく。これを阻止するため月に地球上にあるすべての核兵器を持ち込み、計算で導かれた場所に設置していけば理論上月を爆破できるとしたが、それぞれの起爆制御のためのパスワードの解析は困難で時間までにすべての解析はできないことがわかる。それならばと有志を募って手動での起爆を決行し月を爆破する。月の欠片が降り注ぎ異常気象に見舞われる地球ではロケットエンジン制御のためサーバーの起動が試みられる。最後に残った上海のサーバーも550Wにアップロードされたヤーヤーのデータやトゥーのデータによって何とか稼働させられ、地球は太陽系脱出を開始するのだった。
     最終的には太陽系脱出計画は始動できたけど、途中中国が国際的に(というか指令室内で他国の代表たちから)非難されるシーンなんかがあったけど、中国の検閲はこれは許したんだと思っちゃった。またSFマガジンに掲載されたときは日本語訳で20ページほどの作品のようなので実は短い。それがこれだけ長大な作品になったのには、登場人物の背景を描いたり惑星を移動させる科学的裏付けなんかを描いたりいろいろ細かいことを補足していくとこんなになっちゃうんだろうなあ。まあ地球の自転を止めた時点でどんな不具合な生じてしまうのかなかなか表現は困難なのかも。また地球規模の惑星をロケットエンジン1万基で本当に移動できるものなのか。太陽から離れるため地表はかなり寒冷化が進むのは前作で描かれているけど、そうなると酸素を供給してくれる植物を含んだ生物が地表で生存できなくなったり、そういった問題をどう解決していくのか。月の欠片が落下するだけで大災害となるのに小惑星群を避けて地球をすすめるのはもうめちゃくちゃ大変なことで避けられずに小惑星が地球と衝突したものならどんな災害が起こることやら。核兵器は月を破壊するのに全部使い切ってしまったので、太陽系を抜けた後どうやって危険を排除するのか。また太陽からのエネルギーがなくなった状態で電力やロケットエンジンの燃料などどうやって調達し維持していくんだろう。まあ目標到達まで何十世紀もかかるのでしょうから、違う形態の文化・文明が構築されていくのかな。発想は面白いしそれを映像化する中国映画界もすごいけど、SFとしてはちょっと底が浅かった。もっとしっかりした裏打ちの説明が欲しかったなあ。


  • 鑑賞日 2024/04/04

    登録日 2024/04/05

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/大阪府/TOHOシネマズなんば 


    壮大な嘘。 ネタバレ

    膨張する太陽によって太陽系全体が消滅する危機に対して、世界各国が協力して、地球をロケットエンジンで移動させる作戦を立てるが、次々と思わぬ障壁が立ちはだかる事態に…

    主に宇宙で活躍する宇宙飛行士を中国国家を代表するアクション俳優ウー・ジンが、地球で活躍する科学者を香港時代から活躍するベテラン、アンディ・ラウが演じ、東宝特撮映画「妖星ゴラス」を拡大させた内容にハリウッド娯楽映画を代表的な一本「アルマゲドン」を物量を注ぎ込んで再生させたような作品。

    次の大きなイベントまでの時間や日にちが表示される趣向は、まるで視聴者を飽きさせないよう次回予告を挿入するTVドラマのよう。

    デジタル人格など今風な題材も入ってはいるが、基本的には過去のSF映画を壮大な見た目で装飾しただけのようにも思われる。1万基のエンジンで地球を動かしたはいいけれど、太陽光を離れた地球環境が生存に向いているとは思われず、現在にあってテクノロジーでなんでも可能という誤解を与えそうな本作は罪深いとさえ思われた。


  • 鑑賞日 2024/03/27

    登録日 2024/03/28

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/東京都/TOHOシネマズ日本橋 

    字幕



    他の方々も指摘されている通り、発想は「アルマゲドン」のリメイクのようなもの。地球自体を太陽系から脱出させるという、壮大というよりはあまりに荒唐無稽過ぎるところが売り物なのかもしれないが、どうも科学的な裏付けが浅薄過ぎて納得感に欠ける。
    経済大国としてもアメリカと覇権を争おうとしている中国が、映画でもハリウッド大作と同等なものを作れるというところを見せたかったのだろうか。巨額の資金をつぎ込んで確かに特撮映像はハリウッドに負けないものとなってはいるが、そこを超えるものではない。所詮は二番煎じの域を出ていない。
    身びいきかもしれないが、少額予算でありながらアイデアとシナリオで勝負した「Gー1.0」の方が作品としてははるかに優れていると思う。


  • 鑑賞日 2024/03/27

    登録日 2024/03/27

    評点 55


    鑑賞方法 映画館/東京都/TOHOシネマズ日本橋 

    字幕


    月爆破✖️決死隊=アルマゲドン

    太陽フレアーから地球を守るため月の引力から
    脱するため月を爆破し地球ごと移動させる
    無茶苦茶なストーリーである。アニメである。
    SFだがら何でもありだけどね。
    しかし映像は凄い、前半のCG映像、アクション
    観入ったね。それ以降は、、、、
    結局はアルマゲドンな訳で感動させよう✖️2としても
    全く感動出来ない。
    地球滅亡なので主要都市の状態を映すのだが
    全く我が国を映さない。
    決死隊も全世界の人から手があがるも
    全く我が国はスルー
    まるで世界に存在してないよな演出
    違和感あり過ぎて気分悪くなる
    前半の否、最初の掴みシーンしか観る所なし
    ああ、気分悪わるし