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映画は昔から好きではあったけど、劇場通いは「怪獣映画」オンリーという世代。そこを卒業してからは自分の足は映画館へとは向かわなかった。多趣味なせいもあって映画はたまに覗く程度。集中して見始めたのは退職してからのここ10数年。歳だけはベテランの域だけど、映画好きとしてはまあにわかです。

MY BEST MOVIE

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その他 158,585 10
鑑賞日 2025/03/17  登録日 2025/03/28  評点 70点 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング 316位

殺人依頼

 警察のおとり捜査への協力で数々の実績を残したらしい実在の大学講師ゲイリー・ジョンソンをモデルにしたドラマとのこと。彼は大学で心理学と哲学を教えていたということだけどその専門がおとり捜査に役立ったということだろうか。警察以外の人間が捜査に深く関わるとは日本ではちょっと考えられないことだと思うが。確かにユニークな人物らしく映画の題材として監督が目をつけるのもわかる気がする。その生き様自体がかなりユニークそうだから。
 ゲイリーが殺し屋になりすまして依頼人に接触、そこで金銭の授受という証拠を押さえた警察が依頼人を逮捕する・・・という流れ。まあ、ある意味汚いやり方であり、だから劇中の裁判シーンでもそんなゲイリーが弁護士らから責められるシーンもあったりする。
 日本の刑法だと殺人依頼も殺人と同様の量刑になるらしいから大変である。自分は殺っていませんなどと言い逃れしても重罪が課せられてしまう。うかつに依頼なんかしちゃいけません(当たり前)。でも向こうではこうした依頼が後を絶たないようでホントかいなと驚かされる。
 前任者の不祥事で突然その役が回ってきたゲイリー。最初こそおっかなびっくりのなりすましだったけど徐々に上達していく。殺し屋になりきっていく過程が面白い。グレン・パウエルの飄々とした演技もハマっている。
 でも夫殺しの依頼をしてきた美女(アドリア・アルホナ)に一目惚れしてしまい・・・そこからはロマコメふうな展開へと舵を切る。その夫の方からも妻殺しの依頼を受けるゲイリー。ラブコメらしい展開となる。すったもんだを経ての大団円での大芝居もキマってハッピーエンド・・・。えっ? 夫は殺されているんだけどこんな明るく終わっちゃっていいの? いいんでしょう。