昭和の良い子たちは東宝で怪獣映画を見たり、東映の漫画映画やこうしたチャンバラ映画を見ていました。だってこの頃はまだテレビジョンのある家は少ないし、良い子たちがテレビジョンを見る昼間から夕方は放送がお休みだったりしていました。だから、一生懸命宿題したりお家のお手伝いをすると日曜日に映画に連れて行ってもらえました。映画も封切館ではなくて二番館だったりもしますが大きな画面で総天然色の怪獣や黒頭巾の活躍は楽しかったです。運が良ければ映画の帰りにデパートでお子様ランチが食べられました。昭和の良い子の至福の一日です。そんな良い子のために黒頭巾のおじさんは二丁拳銃で新式銃の設計図を奪って悪いことをする悪者を懲らしめてくださいます。面白かったです。ちなみにお子様ランチのケチャップライスのお山に立っていた国旗がアメリカの国旗だったりするとテンション上がっていました。