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以前はTサイトで映画レビューを書いてました。閉鎖に伴い 、こちらでお世話になることにしました。
宜しくお願いします(^-^)
備忘録としてレビューを書いてますので、気儘にやらせて頂きます。尚、評点については私の好みかどうかを基準にしてます。決して、作品の優劣ではありません。

MY BEST MOVIE

サウンド・オブ・ミュージック

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テレビ 921,859 84
その他 158,322 7
鑑賞日 -  登録日 2024/10/29  評点 90点 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング -位

心理サスペンスの作りに好感

ナチスに捕らわれて、アウシュヴィッツ収容所に送られた主人公のユダヤ人女性ネリーが奇跡的に生還した。
無事というわけでなく、顔を潰されて余儀なく整形手術することになった。
これが本作の始まりであった。

手術後、回復してから偶然夫ジョニーとの再会を果たす。しかし、ジョニーは顔が変わったネリーが自分の妻であることに気付かない。それどころか既に妻は亡くなったと思っているのであった。
しかし、整形したとは言えジョニーは主人公にネリーの面影を見たのであろう。妻が残した遺産を手に入れるために、妻になりきり遺産を折半する話を持ちかけるのであった。
荒唐無稽な話とも言えるが、どんな結末が待ってるのかと劇中は気になって仕方がありませんでした。

ネリーは苛酷な収容所生活を夫と再会したい一念で乗り切れたのであろう。夫のことを愛して止まないような感じであった。
しかしジョニーには、妻は既に亡くなった存在。
2人の気持ちの温度差が切なく感じてしまった。
ネリーは夫に妻である自分が目の前にいることに気付いてほしいがために、様々な揺さぶりをかける。
惚れた弱味と戦争の罪深さも感じたが、徐々にジョニーがネリーを裏切っていたことが明らかになる。夫の非情さに、仇討ちをするのか?過ぎしことと忘れ去るのか?結末が気になり、話にはまってしまったのは間違いない。心理サスペンス的な作りに好感が持てました。
声で妻であることを気付くだろうとか、ツッコミを入れたくなる部分もありました。しかし、映画は空想の世界を映像化するものでもある。
しっかり楽しませてくれたら、それで良いとも思ってます。
なかなかの良作に出会えました。