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以前はTサイトで映画レビューを書いてました。閉鎖に伴い 、こちらでお世話になることにしました。
宜しくお願いします(^-^)
備忘録としてレビューを書いてますので、気儘にやらせて頂きます。尚、評点については私の好みかどうかを基準にしてます。決して、作品の優劣ではありません。

MY BEST MOVIE

サウンド・オブ・ミュージック

フォロー 17
フォロワー 24 50位
いいね!したレビュー 473
いいね!されたレビュー 1108 52位
総鑑賞本数 2189 457位
総鑑賞回数 2190 502位
レビュー 2190 74位
観たい 193

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総鑑賞データ数 7,049,553 552
総レビュー数 930,155 88
鑑賞方法別データ数
映画館 1,829,322 171
レンタル 596,661 3
購入 124,523 3
VOD 555,921 137
テレビ 921,859 84
その他 158,322 7
鑑賞日 -  登録日 2024/12/01  評点 70点 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング -位

「ラブ・レター」の韓国版

邦画の「ラブ・レター」のリメイク版。
ストーリーは概ね同じだが、細かいところに差異がある。特に序盤とラストの違いが大きい。
映画サイトで本作のレビューをチェックしたが、低評価されてる方が多かった。恐らく、結末がオリジナル版と全く違うので、そこを指摘されてるのだと思う。

中国人女性が在留資格を得るために、偽装結婚するところは同じであった。
その相手はうだつの上がらないヤクザ稼業の男カンジェ(チェ・ミンシク)。彼は厭世的で、世の中に絶望しているところがあった。ガサツではあるが、どこかお人好しで兄弟分にも都合の良いように使われていた。

中国人女性の名はパイラン(セシリア・チャン)。韓国に来たものの、滞在期間が過ぎて強制送還の危機に陥っていた。祖国にも帰る宛がない。故に偽装結婚にカンジェが応じてくれたのは渡りに船だったのである。

劇中でカンジェとパイランが対面したのは一度もない。お互いの存在は認識しているが、あくまでも想像上の人物という位置付けであろう。
そうは言っても、パイランは異国の地で孤独である。人間誰もが、すがる存在が必要である。
彼女の中でカンジェの存在がどんどん大きくなっていく。
これはネット上でのオンラインでの恋愛心理とよく似てると私は感じる。

カンジェは、その想いをパイランからの手紙で知ることになる。ヤクザ稼業に明け暮れた荒んだ男にも、人間らしい魂が目覚める。
ここのところは、オリジナル版と同じで人の内面を描出していたと思う。

ラストが悲しすぎたのが、個人的にはマイナス材料。でもそんな悪い作品ではないと感じる。佳作だと思います。