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以前はTサイトで映画レビューを書いてました。閉鎖に伴い 、こちらでお世話になることにしました。
宜しくお願いします(^-^)
備忘録としてレビューを書いてますので、気儘にやらせて頂きます。尚、評点については私の好みかどうかを基準にしてます。決して、作品の優劣ではありません。

MY BEST MOVIE

サウンド・オブ・ミュージック

フォロー 17
フォロワー 24 50位
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購入 124,523 3
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テレビ 921,859 84
その他 158,322 7
鑑賞日 -  登録日 2024/12/03  評点 80点 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング -位

インド映画としては亜流!?

2001年のヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。
インド映画で定番のミュージカルシーンは、かなり少なめになっていた。インドの中流階級における結婚式までの様子をつぶさに見せてくれて、インド人の気質みたいなものを感じた。質の高いドラマ仕立ての映画であった。

注目すべきは、結婚する若者の世代と彼らを育てた親の世代の違いである。インドの現在の経済発展は、IT産業の活性化の賜物である。
若者たちは、PC、スマホ、スマートウォッチを駆使して、情報化社会の恩恵を受けている。
一方、劇中の親世代は紙面による情報を追うばかり。会社を経営しつつもバランスシートは未だにアナログで処理するほどであった。

若者世代と親世代にははっきりとした違いがあるものの、インドの伝統文化や思想には大きな違いはない。そこのところが興味深かった。インド人の人生観を感じることが出来たのが良かった。

結婚式まで紆余曲折がありましたが、ラスト近くではインド映画お得意の歌や踊りを堪能できます。
劇中で起こったことのウサを晴らすかのように、登場人物たちが踊り狂います。ブラジルのサンバみたいなものだろうと、私は思いました。
「モンスーン・ウェディング」というタイトルも良い。モースーンによる雨が、登場人物たちの心を洗い流すというメタファーなんだと感じた。

ミーラー・ナーイル監督作品はもっと観たいけど、なかなかDVD化されていない。
もっと、脚光を浴びてほしい映画監督である。