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総レビュー数 933,263 169
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,412 286
レンタル 596,920 14
購入 124,734 14
VOD 559,716 159
テレビ 924,229 100
その他 158,658 16

ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?

  • ぶらっどすうぇっとあんどてぃあーずになにがおこったのか
  • What The Hell Happened To Blood Sweat & Tears?
  • What The Hell Happened To Blood Sweat & Tears?
  • 平均評点

    75.2点(5人)

  • 観たひと

    10

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 アメリカ
製作年 2023
公開年月日 2024/9/27
上映時間 112分
製作会社 Abramorama=Jesse James Films=Crew Neck Productions
配給 ディスクユニオン(提供:タムト/配給協力:アルファズベット)
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)2023 James Sears Bryant All Rights Reserved Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. in Japan

場面

予告編


     

解説

ロック史上最大の謎のひとつとされる圧倒的な人気バンドが消えた理由、陰謀と真相に迫るドキュメンタリー。1960年代後半から70年代に脚光を浴びたロックバンド、ブラッド・スウェット&ティアーズ。彼らの冷戦下の東欧ツアーの模様や未発表映像、政治に関係した機密データにより、国家的キャンセルカルチャーに巻き込まれて失墜した経緯と、隠された冷戦の歴史を明らかにする。監督は、「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」などの音楽ドキュメンタリーを手がけてきたジョン・シャインフェルド。2024年全米脚本家組合賞にてドキュメンタリー脚本賞を受賞。

あらすじ

1967年、ブルース・プロジェクトを脱退したアル・クーパーはボビー・コロンビー、スティーヴ・カッツと共にロックバンド、ブラッド・スウェット&ティアーズを結成。ホーンセクションを従えるロックバンドという斬新なサウンドは、その後のシカゴ、チェイス、タワー・オブ・パワーなどのホーン入りバンドが一世を風靡する先駆けとなった。1968年、『子供は人類の父である』でデビューし全米TOP50入りを果たしたものの、直後にアルが脱退。新ヴォーカルのデヴィッド・クレイトン・トーマスが加入し、セカンドアルバム『血と汗と涙』は7週連続全米1位を記録、1969年グラミー賞にて4部門を制した。そんな絶頂期の中、ブラッド・スウェット&ティアーズは冷戦下の東欧でツアーを行った。50年以上の時を経て初公開となった鉄のカーテンの向こう側で撮影されたフィルム、メンバーや当時の関係者による証言や数々の写真、禁じられていたロックに呼応する聴衆の姿も収められた未発表ライブ映像、さらにはニクソンとヘンリー・キッシンジャー国務長官の間で交わされたアメリカ政府文書、ルーマニア秘密警察からのファイルなどといった機密データにより、ロック史のみならず世界情勢にも繋がる分断の歴史を追い、悲劇のロックバンドが国家的キャンセルカルチャーに巻き込まれた真相に迫る。

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  • 鑑賞日 2024/11/03

    登録日 2024/11/04

    評点 87


    鑑賞方法 映画館/千葉県/キネマ旬報シアター(旧TKPシアター柏) 

    字幕


    血と汗と涙は名盤ですが、。

    1967年秋、アル・クーパーが結成したBS&Tは翌年2月に1stアルバム「子供は人類の父である」を発表したがセールスが振るわず、ボーカルが弱いと言われたとかで、当のアル・クーパーは3月にあっさり脱退。ボーカルを探すなか情感も声量もあり存在感溢れるD.C.トーマスを発掘しメンバーに合流させ2ndアルバム「血と汗と涙 BLOOD,SWEAT&TEARS」を発表し、こちらが大ヒット。遂にはビートルズ「アビイ・ロード」を押しのけグラミー賞まで獲ってしまった。
    2つのアルバムを改めて聴き比べたが確かに、2ndアルバムの方がブラスロックとしての完成度が高い。躍動的な楽曲が多く大ヒットしたことも納得できる。1stアルバムも良いのだがアル・クーパーのやりたい事を詰め込んだソロ作品と揶揄されたことも頷ける。
    映画は政府にハメられ(D.C.トーマスの在留と引き換え)東欧でのツアーを受けたことにより、帰国後は体制に屈したアーティストとして迫害され、人気が凋落していったとの話であった。当時のアメリカとロシア及び東欧諸国との関係性も当然理解するし、BS&Tは被害者だったのだろう。だが、BS&Tが同時期に同じブラスロックからスタートとした「シカゴ」と圧倒的に差がついたのは自らのバンドに対する熱い思いとか拘りとか商業的に成功に導く為の戦略とかあらゆることに負けてたからに他ならない。シカゴもメンバーの入れ替わりはあったがちゃんとオリジナルメンバーのロバート・ラムが仕切り続けていた。BS&Tにはそのようなリーダーが存在しなかったことも大きいのでは?と思う。
    だが、50年以上お蔵入りしていたフィルムを基にこのようなドキュメンタリーを作ってくれたことは素晴らしい。大変興味を持って観れました。関係性の皆さんに拍手をおくりたい、。


  • 鑑賞日 2024/10/05

    登録日 2024/10/10

    評点 70


    鑑賞方法 映画館/大阪府/テアトル梅田 


    政治に巻き込まれ… ネタバレ

    7週連続全米No.1のセールスを記録した人気バンド、ブラッド・スウェット&ティアーズ(BS&T)が急速に失墜した謎に迫るドキュメンタリー。

    リベラルなバンドは立ち入らないラスベガス公演を動員面で成功させながらもメディアからは堕落したバンドのそしりを受け、その上に共産圏へのツアーを行ったことで世論から見離されたということらしい。東欧へのツアーは自分たちから望んだことではなく、政府の事情で(メンバーのグリーンカードの剥奪をちらつかせて)行く羽目になりながら、リベラル層から裏切り者扱いされた不幸な立場だったと分かってくる。

    今聞く限り、力強いボーカルによる曲のノリも悪くないし、活躍を続ける余地は十分あったはずなのに、政治に巻き込まれた不運なバンドなのだと本作によって知ることに。おそらくは先読みが足りなかったのが何よりの理由。時に多くの人は作品そのもののクオリティより、政治心情や外的要因で判断する厄介な存在のようだ。