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スイート・イースト 不思議の国のリリアン

  • すいーといーすとふしぎのくにのりりあん
  • The Sweet East
  • The Sweet East
  • 平均評点

    66.9点(15人)

  • 観たひと

    23

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2023
公開年月日 2025/3/14
上映時間 104分
製作会社 Base 12 Productions
配給 アルバトロス・フィルム(提供:ニューセレクト)
レイティング R-15
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)2023 THE SWEET EAST PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

場面

予告編


     

解説

2023年・第76回カンヌ国際映画祭監督週間に選出されたロードムービー。横行する過激主義者たちを、修学旅行でアメリカ東海岸を旅する少女の視点から描き出す。サフディ兄弟監督作「神さまなんかくそくらえ」「グッド・タイム」や福永壮志監督作「アイヌモシリ」などで撮影を担当したショーン・プライス・ウィリアムズが本作で監督デビュー、16mmフィルムで撮影した。主人公のリリアンを「17歳の瞳に映る世界」のタリア・ライダーが演じるほか、「レッド・ロケット」のサイモン・レックス、「プリシラ」のジェイコブ・エロルディらが出演。2023年末の特集『カンヌ監督週間 in Tokio』では「スイート・イースト」のタイトルで2回上映され、好評を博した。

あらすじ

サウスカロライナ州の高校3年生リリアンは、彼氏のトロイ、親友のテッサ、何かとトロイにちょっかいを出してくるアナベルたち同級生と、修学旅行でワシントンD.C.を訪れている。はしゃぐクラスメイトを、ひとり冷めた目で眺めている、どこか物憂げなリリアン。夜、皆で抜け出して行ったカラオケバーで、陰謀論に憑りつかれた若い男による銃乱射事件に巻き込まれてしまう。その場にいたド派手なパンク・ファッションのケイレブに導かれ店のトイレに逃げ込むと、地下通路へと繋がる秘密の扉があり……。

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  • 鑑賞日 2025/03/18

    登録日 2025/03/18

    評点


    鑑賞方法 映画館/東京都/ヒューマントラストシネマ有楽町 

    字幕


    タリア・ライダーがただタダかあい〜w

    カオスな(一捻りした)ロードムービー。
    まあややこしいの好きぢゃないので意図系はスルー(๑˃̵ᴗ˂̵)


  • 鑑賞日 2025/03/17

    登録日 2025/03/18

    評点 70


    鑑賞方法 映画館/東京都/ヒューマントラストシネマ有楽町 


    不条理な国のリリアン。 ネタバレ

    ショーン・プライス・ウィリアムズ監督、タリア・ライダー主演作。修学旅行でワシントンD.C.に行った主人公リリアンが、カラオケバーで銃乱射事件に遭遇して、トイレの鏡の裏から地下通路を経て逃げ出し、活動家やアーティストやネオナチやイスラム原理主義者などを尻目に不思議な世界アメリカでの冒険をすることに…

    再びトランプにより混沌の時代が始まってしまったが、本作製作時に作り手が念頭に置いたのは第一次トランプ政権による混乱の時代。

    まるでアリスが迷い込んだワンダーランドのような不条理な国となったアメリカをギリギリのユーモアで突いてくる。現実を思えば笑えないのだが、この乾いたニヒルな笑いを持ち合わせないと現代社会は渡れないのかも。


  • 鑑賞日 2025/03/15

    登録日 2025/03/15

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/東京都/ヒューマントラストシネマ有楽町 

    字幕


    陰謀論を描く ネタバレ

    日本人が見てもわからない。町山智浩さんの事後解説があってもいまひとつしっくりこない映画だが、主人公のリリアンがたどるアメリカの東海岸には、さまざまなこの国の問題が潜んでいることを教えてくれる。そのほとんどは陰謀論だ。

    セックスのあとのシーンから始まり、パンクな仲間に紛れ、ネオナチの教師の家から大金を巻き上げると、映画出演のスカウトを受け、撮影現場の銃殺事件から命からがら逃げ延びると、ムスリムの新興宗教団体に連れ込まれ、最後に戻った家のテレビでは戦争のような事件が起きている。

    家を出るとアメリカ国旗が飾られていて、リリアンはカメラに向かって笑顔を示してカメラの前を横切る。

    コメディではあるが、心底笑えるシーンはない。

    しかしそこで展開されるヒヤヒヤしたシーンの連続は、アメリカという国そのものだ。手のつけられないヒヤヒヤ感。「鏡の国のアリス」をモチーフにしたロードムービーは、そのあまりの美しさに舌を巻く。

    ところどころで赤い色が印象的に使われるが、この赤は左翼的で血の通った熱さを感じさせる。リリアンの美しい表情の中心にある赤い唇から放たれる言葉にはどんな意味が込められているというのだろうか。


  • 鑑賞日 2025/03/15

    登録日 2025/03/15

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/東京都/アップリンク吉祥寺 

    字幕


    カルト映画ではなくカルトな人たちを描いた映画?

    不思議の国アメリカの謎の団体や変な集団を巡る可愛いけど人間的には結構なクソな主人公。巻き込まれて死んだ人はお気の毒です。
    カルト映画ではなくアメリカのカルトな人たちを描いた映画なので日本人には理解できない要素は多い。
    今回は上映後に町山解説動画付き。期間限定らしい。ありがたい。
    アメリカの裏側の勉強にはなったかもしれないがそんなの勉強してもしょうがない気もするが。