2023年・第76回カンヌ国際映画祭監督週間に選出されたロードムービー。横行する過激主義者たちを、修学旅行でアメリカ東海岸を旅する少女の視点から描き出す。サフディ兄弟監督作「神さまなんかくそくらえ」「グッド・タイム」や福永壮志監督作「アイヌモシリ」などで撮影を担当したショーン・プライス・ウィリアムズが本作で監督デビュー、16mmフィルムで撮影した。主人公のリリアンを「17歳の瞳に映る世界」のタリア・ライダーが演じるほか、「レッド・ロケット」のサイモン・レックス、「プリシラ」のジェイコブ・エロルディらが出演。2023年末の特集『カンヌ監督週間 in Tokio』では「スイート・イースト」のタイトルで2回上映され、好評を博した。