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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,723 0
総鑑賞データ数 7,057,806 541
総レビュー数 931,800 138
鑑賞方法別データ数
映画館 1,832,031 163
レンタル 596,787 10
購入 124,626 10
VOD 557,954 138
テレビ 923,093 91
その他 158,487 17

ショーガール(1995)

  • しょーがーる
  • Showgirls
  • Showgirls

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  • 平均評点

    62.6点(161人)

  • 観たひと

    284

  • 観たいひと

    18

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1995
公開年月日 1995/12/16
上映時間 128分
製作会社 シャルジュール=チャールズ・エヴァンス・プロ(製作協力=カロルコ・ピクチャーズ)
配給 東宝東和
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD/DTS/SDDS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

解説

弱肉強食のショー・ビジネスの世界で、トップ・ダンサーを夢見るヒロインの奔放で逞しい生きざまを描いたドラマ。大胆で過激な性と暴力の描写が波紋を呼び、全米ではR指定を上回る17歳未満の入場を禁じる〈NC-17〉作品に指定された。監督のポール・ヴァーホーヴェン、脚本のジョー・エスターハス、エグゼクティヴ・プロデューサーのマリオ・カサールは、やはり性表現が話題を呼んだ「氷の微笑」のトリオ。撮影は「ロボコップ」「トータル・リコール」に次いで監督と組むジョスト・ヴァカーノ。音楽はロックバンド〈ユーリズミックス〉出身で、「フラットライナーズ」などの映画音楽を手掛けているデイヴッド・A・スチュワートがスコアを書き、U2、デイヴィッド・ボウイ、元プリンスなど多くのアーティストの曲が全編に流れる。絢爛たる美術はアラン・キャメロン、華麗な振付はミュージック・ビデオや映画で活躍するマルガリータ・ポーマン・デリックス。主演は役柄そのままに、無名の新人から大抜擢されたエリザベス・バークリー。共演は「トライアル 審判」のカイル・マクラクラン、「ザ・プレイヤー」のジーナ・ガーション、「トレスパス」のグレン・プラマー、「ハードネス」のロバート・ダヴィ、本職はダンサーながら今回は踊らない役を演じた「ジェネレーションズ」のジーナ・ラヴェラほか。

あらすじ

トップダンサーを目指すノエミ(エリザベス・バークリー)はヒッチハイクでラスベガスにやって来た。超高級ホテル「スターダスト」で開催中のショー〈女神〉の衣装係、モリー(ジーナ・ラヴェラ)と親友になったノエミは〈女神〉のトップスター、クリスタル(ジーナ・ガーション)を紹介してもらうが、彼女に冷たくあしらわれる。その夜、ノエミがヌードダンサーとして踊っている三流のクラブ「チーター」に、恋人であり〈女神〉の興行主でもあるザック(カイル・マラクラン)を連れたクリスタルが訪れた。クリスタルはノエミに、ザックを大胆に挑発するプライベート・ダンスを踊るように命じる。屈辱的なダンスは、いつしか男女3人のラヴ・ゲームに変わり、ザックはノエミに圧倒され、クリスタルもまた彼女に魅了される。翌日、ノエミは〈女神〉の関係者にスカウトされ、オーディションに合格した。実はクリスタルが裏で手を回しており、彼女はノエミにかつての自分を見ていた。ある日、クリスタルの控えの代役が仲間の策謀でケガをする。その夜、ザックと寝たノエミは代役を決めるオーディションがあることをベッドで聞いた。選考会でザックはノエミを選ぶが、クリスタルは彼女の実力を認めながらも、代役は許さなかった。クリスタルは楽屋でもステージでもノエミを執拗に挑発し、追い詰めていく。ある時、舞台終了直後、ノエミは階段でクリスタルの背中を押して重傷を負わせた。主役にはノエミが大抜擢され、彼女はベガスの新しいスターとなる。華やかなパーティーの席でノエミはモリーに、彼女が大ファンの人気歌手アンドリューを紹介するが、モリーは彼にレイプされた。騒ぐノエミにザックは「金でカタをつけろ」と言い、それでも引き下がらないノエミに彼女が隠してきた過去の悲惨な家族関係、麻薬や売春の逮捕歴を暴く。「俺がスターにしてやる」と言う彼に唾を吐いて去るノエミ。入院中のクリスタルを見舞ったノエミは、引退の時期を図っていた彼女の真意を知る。アンドリューの部屋を訪れたノエミは、彼にナイフを突きつけ、何度も激しく蹴り上げた。そして彼女はベガスを後にし、新しい街を目指して去っていった。

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  • 鑑賞日 2023/09/16

    登録日 2023/09/16

    評点 55


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/ザ・シネマ 

    字幕


    厳しい世界

    割り切り


  • 鑑賞日 2022/04/22

    登録日 2022/04/23

    評点 73


    鑑賞方法 映画館 

    字幕


    当時と変わらずエロい

    学生時代以来の鑑賞かと思っていたが、初見の時もすでに会社員だった。当時もかなりエロくて挑発的な映画だと感じていたが、それは2022年の今観ても同じ。

    ビッチでエロい。

    ずーっと女性の裸のシーンが続くが、それでも裸に飽きずにいやらしさを観客に感じさせるポール・バーホーベンも凄いもんだ。

    この頃はツインピークが流行っていた時期というけともあってか、カイル・マクラクランをよく観たなあ。


  • 鑑賞日 2020/11/15

    登録日 2020/07/19

    評点 70


    鑑賞方法 VOD/U-NEXT/レンタル/タブレット 

    字幕


    好き ネタバレ

    この女優さん目当てで見た。
    結構好き。
    酷評されてたようだが、私は支持する。


  • 鑑賞日 2020/03/04

    登録日 2020/03/07

    評点 80


    鑑賞方法 選択しない 


    ケッサクだ! ネタバレ

     大ヒットした「氷の微笑」に続くポール・ヴァーホーベン監督によるお下劣ダンス映画のケッサク。傑作でなくケッサクと言いたくなるのも見ればわかるだろう。とにかく主人公ノエミ役のエリザベス・バークレーのはじけっぷりが半端ないゾ。
     本作はアメリカで興行的に大失敗し、主演のバークレーもラズベリー賞まで頂く始末だったとか。でもそんなの関係ない。裏を返せばそれだけ弾けていた証拠だ。この映画を見れば園子温の「アンチポルノ」クラスのエロがいかに小粒だったかがわかる。
     ストリッパー上がりのダンサーがベガスでひと旗上げるというシンプルなオハナシなのだが、そこにダンサー同士、女同士の嫉妬や愛憎を絡ませてスリリングに、かつ贅を尽くしたステージショーを交えてテンポよく飛ばしていく。
     とにかく冒頭からいきなりナイフを振りかざして身を守ろうと躍起になるノエミ(バークレー)。ベガスで知り合ったモリー(ジーナ・ラヴェラ)とディスコに向かう。そこでの踊りっぷりも笑える。こんなところもラズベリーに押されたところか。やり過ぎなのである。でも自分はこういうノリ大好きですね。
    娼婦という言葉に過剰に反応することから、過去に何かワケがありそう。その生い立ちは後半になって明らかにされるが、まさに娼婦も真っ青なエロいダンスを存分に見せつけるノエミ。一方で自分を娼婦として見下す輩には我慢できない。この心理と行動のアンバランスが彼女の心の傷のヒントになっている。
     まあそういう謎はこの際あまり重要じゃない。見所は何といっても彼女たちのステージ・パフォーマンスだ。ショーガールのスター的存在であるクリスタル(ジーナ・ガーション)とのダンスバトルをはじめとして、たっぷりとショーを楽しめる趣向になっている。ベガスの雰囲気を味わえる。
     ベガスの豪華なショーのシーンをはじめ製作費は相当膨らんでの興行的失敗は監督以下に大きなしこりを残したかもしれない。下半身丸出しをもう少し押さえればあるいは・・・とも思うが、抑えることができない監督なんですね。
     モリーを暴行したロックスターに、必殺仕事人もビックリなお仕置きをしてみせるクライマックスには「氷の微笑」とは違った痛快さがありました。


  • pp5

    鑑賞日 1996/01/07

    登録日 2019/04/19

    評点 65


    鑑賞方法 映画館 

    字幕


    バックステージ

    目にも眩いゴージャスなダンスシーンや、女優陣の見目麗しい裸体を随所に散りばめながら、陰謀渦巻くショービジネス界のバックステージをセンセーショナルに表出したP・バーホーべンのエキセントリックな語り口が光る。ただ、主演女優がもう少しチャーミングであればさらに楽しめたと思うけど・・・。


  • 鑑賞日 1995年

    登録日 2018/12/18

    評点 50


    鑑賞方法 映画館 

    字幕


    ヌードショーのダンサーの軋轢

    ショーのシーンが素晴らしい。
    舞台への熱情が暴力へも転換される。


  • 鑑賞日 2018/10/08

    登録日 2018/10/10

    評点 60


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    女同士の嫉妬といがみ合い ネタバレ

    場所はともかく、女同士のいがみ合い、妬み、嫉み、あるある。いやー、あれぐらい気が強くないとのし上がってけないか。上がっては下って、感情の起伏が大きすぎてやばい。


  • 鑑賞日 2011/04/29

    登録日 2018/04/14

    評点 70


    鑑賞方法 購入/DVD 

    吹替


    興行的には惨敗のワースト映画(アメリカの評価)

    ポール・ヴァーホーヴェン監督による、エロティック・ダンス・ムービー。
    場所はラスベガス、スターダンサーを目指すノエミ(エリザベス・バークレイ)がヌードダンサーから、高級ホテルショーのトップダンサーになる・・・・物語。
    華やかなショーの裏側を描く。(友情から、ライバルの蹴落としまで)
    ヴァーホーヴェンが、この作品に大胆なポルノ的描写を取り入れたことにより、ワースト映画に与えられるゴールデン・ラズベリー賞を総なめにした。
    これにより、ショーガール2の企画は頓挫しました。
    アメリカでの評価がこれほど悪いのは、私には理解不能だ。


  • 鑑賞日 2018/03/19

    登録日 2018/03/19

    評点 50


    鑑賞方法 レンタル/東京都/ゲオ/ゲオ東村山久米川店/DVD 

    字幕


    覚悟して観るんならOKだろう

     遂にいわくつきの最低映画を観る。

     オッパイを見せ続ける、ゲロを吐く、のも悪くないし、「ショーガール」というより、「ストリップガール」「セックスガール」といった所だけれども、ドラマが薄い、底が浅過ぎる。急にノエミ(エリザベス・バークレー)の生い立ちを暴露されてもついて行けないし。エリザベス・バークレーには共感できない。何だかずっと面白くない、つまらないのだ。

     ポール・バーホーベンらしく、もっと暴力的であっていいと思うし、望んでいるわけではないけれど、グロい場面が少ない。何か中途半端。エリザベス・バークレーは、あんまり美人でないし、エロティックでも無い。唯一、意地悪そうな雰囲気は抜群なので、悪女ぶりをもっと徹底してやってくれたら、迫力あるものになったかもしれないのに。

     ラスト10分で、男を蹴り飛ばして友達の恨みを晴らし、ラスベガスと決別。再び最初の詐欺男にたどり着いて、やっと溜飲が下がるが、背景が薄いので、そんなにはスカッとしない。ここまでたどり着くのも長過ぎる。

     でも、嫌な後味は無かった。あまりに、酷いと言われ続けて、ポール・バーホーベンもエリザベス・バークレーもこき下ろされていたから、観る前に私に覚悟が出来ていたんだろう。

     

     


  • 鑑賞日

    登録日 2016/12/30

    評点


    鑑賞方法 レンタル 


    見たいものを見せながら ネタバレ

    「お客が見たいものを見せているんだから、私たちは娼婦」と言うクリスタル。
    「私は娼婦じゃない」と抗うノエミ。
    二人のキャットファイトと見せかけながら、つまり《見たいものを見せながら》、物語はピグマリオン幻想を哀れみ、パトロンもどきに唾を吐き、トロフィーの座をあっさり譲り渡すかのように展開する。舞台裏で起こることといえば、彼女たちはネイルを施し合い、衣装を直し、キスを交わし、イかせる。そんな行間でほとばしる女性同士の親密な共犯関係をどこまで読みとるかで、味わいがガラリと変わる映画。かつての娼婦が娼婦を脱する(男なしに自立する)物語でもあるし、もしかするとビアンがヘテロの女性を愛しすぎる物語でもあるかもしれない。異性愛社会の中で、女性であることを引き受け、求められるものを与えながらも、消費はされない生き様が最高にクール。