男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

KINENOTE公式Twitter

     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,730 1
総鑑賞データ数 7,065,401 751
総レビュー数 933,263 169
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,412 286
レンタル 596,920 14
購入 124,734 14
VOD 559,716 159
テレビ 924,229 100
その他 158,658 16

青い花の流れ

  • あおいはなのながれ
  • Her Hoodlum Lover
  • ----


  • 平均評点

    35.0点(2人)

  • 観たひと

    3

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/9/8
上映時間 105分
製作会社 松竹大船
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督原研吉 
脚色沢村勉 
原作舟橋聖一 
企画山内静夫 
撮影森田俊保 
美術平高主計 
音楽加藤三雄 
録音小尾幸魚 
照明高下享三 
編集杉原よし 

キャスト

出演岡田茉莉子 宮原類子
小山明子 妹真子
高橋貞二 葛井吉則
渡辺文雄 古城泰介
柳永二郎 駒木宝三
宮城千賀子 川路蓉子
須賀不二夫 野本幹基
木田勝二 岡部祥二
城谷皓治 布川伸吾
小林和雄 益田健
森川まさみ マダム峯弥
槙芙佐子 「新福井」の女将
水木涼子 古城の伯母澄江
水上令子 萩野看護婦
稲川善一 此宮部長
土紀就一 竹内教授
新島勉 医師
寺岡孝二 バーテン吉間
佐々木恒子 女給早苗
南進一郎 フロント・チーフ
日向三平 ボーイ
川村耿平 安旅館の番頭
島村俊雄 「三辰館」の番頭
土田桂司 刑事
今井健太郎 警官

解説

舟橋聖一の長篇小説を「今日のいのち」の沢村勉が脚色した。監督は「花ふたたび」の原研吉、撮影は同じく森田俊保。主な出演者は「嵐の中の抱擁 おもかげ遥かなり」の岡田茉莉子、「抱かれた花嫁」の高橋真二、「悪魔の顔」の小山明子、柳永二郎。ほかに、渡辺文雄、宮城千賀子、須賀不二夫、木田勝二など。

あらすじ

実の姉妹でいながら、類子が妹真子に敬遠されるのは、やくざの情夫葛井とのすさんだ生活のためだった。女子大生の真子は姉と別れ、女医蓉子の営む川路医院に身を寄せていた。そこへある晩、類子が転り込んで来た。葛井と縁を切るためだった。だが、それも束の間、類子は再び葛井に連れ戻された。その彼女が黒部峡谷で自殺を図ったという知らせに、真子は類子の初恋の人、古城と共に宇奈月温泉の病院に駈けつけた。古城は類子との結婚を真剣に考えていた。ところが、彼と真子の仲を葛井に揶揄され争となり、彼は真子を庇い葛井を倒したが、その際葛井のピストルで脚を射たれてしまった。--退院した古城は葉山海岸の自宅で静養していたが、水泳好きの真子は彼の家を訪れるのが楽しみだった。彼女の古城を慕う心は燃えた。しかし、彼は類子に未練を残していた。その類子にある夜彼はバアでめぐり会った。彼女にはやくざ野本が新しく附まとっていた。良心の苛責に古城と顔を合わせられぬ類子は、バアを飛出したが、その行手に葛井が待ち構えていた。彼は仲間の金六十万円を使込んでいた。久しぶりの愛撫に、彼女は金の工面を托されたが、老獪な野本は葛井の存在を知り、直接やくざ同士の取引を行った。類子は六十万円で野本に買われた。しかし数日後、約束を破って葛井は彼女を奪還して逃げたものの、直ぐ野本に発見された。やくざの仁義で殺される筈の葛井は、その危機を巧みに逃れ、それから数力月後にいまは胸を冒され川路医院で療養している類子のところに忍んで来た。そして、真子を拳銃で脅し病院の大金を奪い、その上類子を連れ去った。だが、葛井の最後の日が来た。江東の一角の安宿にひそむ彼を警官隊が包囲した。観念した葛井は、類子を固く抱きしめると、彼女の絶叫をあとに戸外へ躍り出て、自ら拳銃でその命を絶った。

関連するキネマ旬報の記事

1957年9月下旬号

日本映画批評:青い花の流れ

1957年9月上旬特別号

新作グラビア:青い花の流れ

1957年8月下旬号

日本映画紹介:青い花の流れ