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レンタル 596,355 0
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VOD 552,110 0
テレビ 919,250 0
その他 157,444 0

ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発

  • ぎららのぎゃくしゅうとうやこさみっとききいっぱつ
  • ----
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  • 平均評点

    55.6点(47人)

  • 観たひと

    85

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル SF
製作国 日本
製作年 2008
公開年月日 2008/7/26
上映時間 98分
製作会社 ギララ2008製作委員会(松竹=衛星放送=ウェッジ・ホールディングス=リバートップ=トルネード・フィルム=デフスターレコーズ=ファミマ・ドット・コム)
配給 トルネード・フィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督河崎実 
脚本河崎実 
右田昌万 
プロデューサー鈴木忍 
河崎実 
叶井俊太郎 
鈴木政信 
塩田康一 
撮影須賀隆 
美術内田哲也 
音楽福田裕彦 
主題曲/主題歌デブパレード 
録音星一郎 
照明岩崎豊 
編集矢船陽介 
助監督落合崇 
特殊造型品田冬樹 
坪井浩一 
振り付け香瑠鼓 
ギララスーツアクター破李拳竜 

キャスト

出演加藤夏希 隅田川すみれ(東京スポーツ記者)
加藤和樹 戸山三平(カメラマン)
福本ヒデ 伊部三蔵首相
松下アキラ 大泉純三郎元首相
渡部又兵衛 ナゾの村人・脇谷
黒部進 木村参謀(地球防衛軍)
古谷敏 高峰参謀(地球防衛軍)
夏木陽介 鳴海長官(地球防衛軍)
ビートたけし タケ魔人
なべやかん 防衛隊員
井上純一 東京スポーツ編集長・河西
森下悠里 フランス大統領通訳
和崎俊哉 佐野博士
堀内正美 深見博士
きくち英一 牧走村長
中田博久 森川宮司

解説

北海道に突如出現した宇宙怪獣ギララと各国の攻防を描くSFパニック。製作・監督・共同脚本は「日本以外全部沈没」の河崎実。出演は「花より男子ファイナル」の加藤夏希、「仮面ライダーTHE NEXT」の加藤和樹、「監督・ばんざい!」のビートたけし、コント集団『ザ・ニュースペーパー』の福本ヒデ、松下アキラ、渡部又兵衛ほか。

あらすじ

北海道・洞爺湖。その湖畔にある国際会議場では日本の伊部三蔵首相(福本ヒデ)をホストにG8の首脳たちが勢ぞろいしてサミットが開催されていた。だが会議開始直後、伊部の元に、札幌に怪獣が出現したと報告が入る。中国の火星探査ロケットが札幌の市街地に墜落、ロケットに付着していた宇宙胞子が高熱エネルギーを吸収して宇宙怪獣ギララが誕生したのだ。日本政府はサミットを中止して首脳たちの緊急帰国を準備するが、各国の首脳はそれを拒否、急遽「G8宇宙怪獣対策作戦本部」に変更して会議が続けられた。地球防衛軍日本支部長官・鳴海(夏木陽介)は、新型ミサイル“ハゲワシ”で攻撃を試みるが、ギララには全く歯が立たない。伊部が神経性の下痢で退席する中、各国首脳も次々と策を講じるが、ことごとく失敗。もはや万策尽き、ギララは昭和新山の高熱エネルギーを蓄え、さらに凶暴化していくのであった。一方、サミットの取材に来ていた東京スポーツの記者・隅田川すみれ(加藤夏希)とカメラマンの戸山三平(加藤和樹)は、湖畔の森の中にある神社に向かう。そこでは、古くから伝わる古文書に書かれた“タケ魔人”の出現を信じて村人たちが熱心に祈りを奉げていた。その頃、変装して伊部の代理を務めていた大泉純三郎元首相(松下アキラ)が某独裁者としての正体を現し、核を搭載したミサイル・ポテドン55号を、ギララに発射しようとしていた。独裁者は自らギララを退治して世界の王になろうと目論んでいたのである。しかし、間一髪フランス大統領の機転によって独裁者は捕らえられる。ところが、独裁者は隠していた予備スイッチを押し、ポテドン55号はギララに向けて発射された。ギララに核ミサイルが命中すれば、ギララの細胞が世界中に飛散し、人類滅亡は避けられない。絶体絶命の危機の中、ついにタケ魔人(ビートたけし)が姿を現した……。

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  • 鑑賞日 2021/12/30

    登録日 2022/01/10

    評点 65


    鑑賞方法 レンタル 


    松竹にもあった怪獣映画、トリビアもの。 ネタバレ

    1960年代は子供の多い時代で、この人口ボーナスを最大限に利用したのが東宝で、ゴジラをはじめ
    怪獣映画は、子供たちが鈴なりでウハウハ状態だった。特撮という難しい技術が不可欠だが、ライバル
    会社大映などもガメラや大魔神シリーズで、東宝の牙城を切り崩した。当時の子供たちは、資本主義の
    シェア争いなどは頭になく、ひたすら怪獣どうしのポテンシャルの比較で喜んでいた。映画会社や映画館
    というのはライバル会社の儲けようがよく判る。指をくわえて甘んじる時代ではない。パクりなどへいちゃらだ。
    1967年には日活が「大巨獣ガッパ」、松竹が「宇宙大怪獣ギララ」で市場に参入した。本作は、その
    ギララの造形を現代に蘇らした正統派の怪獣映画に、河崎実監督の政治パロディ劇を合体したユニーク
    な作りの映画となった。

    パロディ劇は2008年の洞爺湖サミットが舞台。前年に安倍晋三は健康問題で辞職しており、このサミット
    は福田康夫総理大臣となっている。時事ネタはこのようなリスクをともなう。しかしザ・ニュースペーパーの
    メンバーは元気そのものでモノマネ。外国人キャストもノリのいい演技で、パロディサミットは成功したようだ。
    おっとと、北のあの人が登場して、一転、サミットは乗っ取られる危機に至る…。

    パロディ映画はなかなか評価されないが、特撮怪獣映画は真面目に、政治ネタは役者の個人プレーで
    乗り切った。
    後半ではタケ魔神の出現で、結末はネタバレ状態。敵を倒すのがテーマの怪獣映画ではしょうがないか。
    ギララの造形は60年代を彷彿とさせる出来映え、伊福部昭モドキの音楽も楽しかった。
    ともかく、あの頃を良く再現した。


  • 鑑賞日 2008/08/08

    登録日 2021/09/27

    評点 75


    鑑賞方法 映画館/東京都/キネカ大森 


    伊部首相タケ魔人説。

    腹を壊してG8サミット改めギララ対策本部の場から消える
    という柔弱キャラを演出し、
    タケ魔人がギララを倒した後に、
    再びG8サミット議場に登場する。
    まるで彼がタケ魔人に変身したかのようではないか!

    この河崎監督。
    北の将軍様を裏ボスとするのが好きなのかな?
    『日本以外全部沈没』もそうだった。
    そして、
    伊部首相に「千島列島と南樺太は日本領です」
    と言わせるところなどは、
    保守論陣には(福田と比べて)好意的だった?
    安倍元首相への応援だったのか、
    単に皮肉っているだけなのか。

    ふっきれでもしたように「タケ魔人さま〜」
    を声を張り上げる加藤夏希がかわいらしい!

    笑いどころは満載なんだけど、
    段々飽きて来てまだるっこしくなってしまった。
    ネタだけの映画で満足できなくなるとは、
    わたしも年を取って思考が硬直化してきたのかなぁ...


  • 鑑賞日 2009/12/29

    登録日 2017/03/06

    評点 78


    鑑賞方法 その他/ぽすれん 



    全体的には怪獣映画のパロディなのだけど結構まじめに創られていて以外に拾いもの


  • 鑑賞日 2008/07/26

    登録日 2016/02/05

    評点 69


    鑑賞方法 映画館/東京都/新宿ピカデリー 


    国際感覚が秀逸

    河崎実の最高作だね。サミットに集まった首脳たちの発言が爆笑もの。これこそ国際感覚がないと作れない作品だ。


  • 鑑賞日 2012/06/29

    登録日 2014/11/03

    評点 60


    鑑賞方法 レンタル/DVD 



    つっこみどころ満載の大ボケ映画。

    広告の
    日本映画史上空前のスケールで描く、本格的特撮怪獣パニック・スぺクタクル巨編!!
    に騙された~(笑)

    ギララが街を破壊するシーンは昭和40年代のままの技術。
    張りぼてのビルが潰れます。
    CGゼロ撮影に懐かしさを感じ、タケ魔人にバカバカしさを感じる
    超B級映画です。


  • 鑑賞日 2008/07/19

    登録日 2014/08/24

    評点 40


    鑑賞方法 映画館 


    洞爺湖サミットという期間限定の内容

    洞爺湖サミットのさなかに、伝説の怪獣ギララが出現して、各国の首脳は、それぞれにギララ撃退のためのおバカ作戦を実行に移す。という、いかにも予算が無さそうな、しょうもない内容ですが、まあ期間限定の内容を、賞味期限内に味わえたので、いいんじゃないですかね。


  • 鑑賞日 2008/07/31

    登録日 2013/07/28

    評点


    鑑賞方法 映画館/東京都/銀座シネパトス 


    昭和怪獣のテイスト

     初代ウルトラマンでのスカイドンやシーボーズの回を思い起こさせる、昭和の怪獣映画の雰囲気がムンムンの良作。作戦ごっこの楽しみがきっちりと盛り込まれている点もこれ系の映画としては大変に好ましく、さすが監督はよく分かってらっしゃる。まるで'84年の『ゴジラ』以降の総ての怪獣映画がなかったかのような、パラドックスな世界で連綿と続いている怪獣映画の1本を見せられたような感じも。昭和の一時期の怪獣映画やヒーロー特撮モノには、確かにあれくらいの緩さが平然とまかり通っていたものだ。