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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,729 2
総鑑賞データ数 7,064,650 558
総レビュー数 933,094 122
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,126 155
レンタル 596,906 11
購入 124,720 7
VOD 559,557 124
テレビ 924,129 83
その他 158,642 22

バンクジャック

  • ばんくじゃっく
  • The Heist
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  • 平均評点

    65.0点(21人)

  • 観たひと

    32

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 1971
公開年月日 1972/10/7
上映時間 0分
製作会社 M・J・フランコヴィッチ・プロ作品
配給 コロムビア映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

警戒厳重な大銀行の金庫から巨額の札束を盗みだす男と女を描くサスペンス編。製作はM・J・フランコヴィッチ、監督・脚本はリチャード・ブルックス、撮影はペトラス・シュロンプ、音楽はクインシー・ジョーンズ、編集はジョージ・グレンヴィルが各々担当。出演はウォーレン・ベイティ、ゴールディ・ホーン、ゲルト・フレーベ、ロバート・ウェバー、スコット・ブラディなど。

あらすじ

西ドイツでは銀行法の規定により、個人の財産秘密は絶対に守られている。そのため個人用貸金庫を利用する悪人どもは跡をたたない。悪人どもは不正でもうけた金をセッセと貯めこむ。貸金庫は地下にあり、ぶ厚い鋼板でおおわれ、入口はタイムロック、一定の時間に自動的に開くようになっており、ルーム室は24時間中TVカメラが監視。さらに射撃の名人が警備につくといったものものしさだ。この銀行の警備部長ジョー・コリンズ(ウォーレン・ベイティ)は、地下に眠る悪人どもが集めた金を奪う計画を立てていた。悪人たちは米軍の少佐(ロバート・スタイルズ)、ラスベガスのヤクザ、麻薬の運び人。少佐は物資の横流しやリベートのあがりを、ベガスのヤクザはカジノで脱税した金を、そして運び人は横取りした麻薬の代金を、それぞれ貸金庫に貯めこんでいる。これらの情報はすべて、アメリカから西ドイツに出かせぎにきたすばらしい名器の持ち主ディバイン(ゴールディ・ホーン)によって相棒のコリンズにもたらされる。ディバインと寝る客がまたコリンズのお客でもあるのだ。少佐もヤクザも悪銭を持って銀行に預けにきたついでに、ディバインと一夜を共にする。そこで情報が筒抜けというわけだ。コリンズは自分の職務を最大限に利用して、予行演習の名目で地下の貸金庫室にもぐり込み、ドアが閉まるように細工した。一度しまれば一定の時間がくるまでは絶対に開くことはない。問題は、ぐるぐる廻る見張り役のTVカメラだけだ。これも、カメラの眼が室内を1周するだけの何秒かを利用すれば監視室のテレビに自分の姿が映ることはない。一方、外では彼が金庫室に閉じこめられたと思いこみ大騒ぎ。コリンズはその間、悪人どもの金庫から150万ドルの札束をディバインの金庫にゆうゆうと移せばいいのだ。こうして計画はまんまと成功したが、翌日、自分の金庫がカラになっていることに気づいた3人は、警察に届けることもできず、必死に金の行方を追った。隠れ家をかぎつけられたディバインとコリンズは二分した金をそれぞれのカバンにつめこんで、別々に海外へ逃亡する。3人の追跡は当然コリンズに集中された。地下道から操車場そして駅、凍りついた湖の氷へと逃げまくったコリンズは、やっとの思いで追手からのがれて、カバンをあけてみたら、出7てきたのは紙くずだった。ものの見事にディバインにだまされていたのだ。

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1972年10月上旬秋の特別号

映画批評:バンクジャック

  • 鑑賞日 1972/10/09

    登録日 2012/03/10

    評点 76


    鑑賞方法 映画館 


    やはり重いのだ

    ビーティーのホーン、音楽はクインシー・ジョーンズ。ブルックスとしてはとぼけた味を出しているし、氷上の逃走など見せ場も多い。だが、やはり重いのだ。これが長所となる場合もあるが、本作は「ホットロック」や「トプカピ」のようにはならなかった。