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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,729 2
総鑑賞データ数 7,064,650 558
総レビュー数 933,094 122
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,126 155
レンタル 596,906 11
購入 124,720 7
VOD 559,557 124
テレビ 924,129 83
その他 158,642 22

劇場版 シネマ狂想曲 名古屋映画館革命

  • げきじょうばんしねまきょうそうきょくなごやえいがかんかくめい
  • ----
  • ----
  • 平均評点

    64.2点(19人)

  • 観たひと

    28

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / ヒューマン
製作国 日本
製作年 2017
公開年月日 2017/11/4
上映時間 65分
製作会社 メ~テレ
配給 メ~テレ(配給協力:オリオフィルムズ)
レイティング
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット HD

スタッフ

監督樋口智彦 
プロデューサー清水伸司 
村瀬史憲 
撮影樋口智彦 
編集樋口智彦 

キャスト

(C)メ~テレ

解説

名古屋市のミニシアター、シネマスコーレの副支配人である坪井篤史に密着し反響を呼んだテレビドキュメンタリーの劇場版。名古屋を映画で一番熱い地にしたいと考え、トークショーや上映会などオリジナル企画を展開。その映画愛と取り巻く人々との交流を追う。監督は名古屋テレビ映像のディレクター、樋口智彦。俳優・監督として活躍する竹中直人がナレーションを務める。2017年4月29日よりシネマスコーレを皮切りに各地で上映。

あらすじ

1983年2月、映画監督・若松孝二が愛知県名古屋市に立ち上げたミニシアター、シネマスコーレ。創設以来、アジア映画やインディーズ作品などジャンルにとらわれず面白い作品を発信してきた。そんなシネマスコーレの副支配人・坪井篤史は、映画を愛するゆえにシネコンではなく映画のことだけに集中できるミニシアターで働くことを選び、アパートの1室に今では生産されていないVHS映画およそ7000本以上を溜め込んでいる。名古屋を映画で一番熱い地にしたいと考え名古屋映画館革命を掲げる彼は、作品の魅力を語り倒すトークイベント『アメカル映画祭』を15年間続けてきた。そんな彼が働くシネマスコーレでは、手書きの装飾や作品にちなんだフードメニューを用意するなど、映画とそれに携わる人々を温かくさえ、多くの監督たちからも愛されている。シネマスコーレで面白いことをしたいという監督からのオファーも相次ぐ中、映画監督・白石晃士が坪井と組み、超次元絶叫システムと銘打った前代未聞の上映会を開くことになる。

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2017年11月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「劇場版シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~」

REVIEW 日本映画&外国映画:「劇場版シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~」

  • 鑑賞日 2019/02/26

    登録日 2019/02/26

    評点 50


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/チャンネルNECO 



    若松孝二が立ち上げた名古屋の映画館シネマスコーレ。
    そこの映画狂の副支配人坪井さんに密着したドキュメンタリー。
    この坪井さんの人柄に関しては岐阜県のバッティングセンターに嬉々としてVHSを買いに行くなど、そのキチガイっぷりは存分に映し出されてる。
    好きなことを仕事にしましたの典型的な人。

    だがしかし、このドキュメンタリーを作ってる側が映画のこと全然知らないのか、坪井さんの映画館革命に共鳴できないのか、ラストの絶叫上映はもはや誰も映画自体を観ていなかったので、こういうイベントが正しいのかどうか悩ましい。
    好きな人には好きなんだろうけど。
    若かりし頃のエドワードヤンが写真で出てきてビックリした。


  • 鑑賞日 2019/02/24

    登録日 2019/02/24

    評点 51


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/チャンネルNECO 


    もっと映画見よう!

    竹中直人のナレーションが強過ぎる。そんなに力込めて語らなくてもいいんじゃない?
    支配人はA級映画ファン、主人公?副支配人はC級映画ファンという、この名古屋の映画館『シネマスコーレ』支配人の言葉が面白い。
    VHSの映画ソフトの倉庫に《お早よう》《戸田家の兄妹》があり、《夫婦前妻》などというソフトもある。
    若者に映画ファンになってもらいたいという情熱は素晴らしい。


  • 鑑賞日 2017/09/14

    登録日 2017/12/08

    評点 55


    鑑賞方法 その他/試写会 


    東京の映画獣も学ぶべき

    友人が宣伝を担当しているので試写で見せていただいた「シネマ狂想曲」は、ツイッターなどでお名前は拝見したことがある坪井篤史さんという、名古屋にあるミニシアター“シネマスコーレ”の副支配人を追った名古屋テレビ=メ~テレ製作のドキュメンタリー作品です。
    この坪井篤史さんが集めているVHSテープの映画の趣味(アクション、ホラーなどB・C級映画ばかり)には、個人的にはどうも賛同しかねるものの、普段映画に目を向けようともしない若者に対する伝道師に徹しようとする熱い姿勢には、頭が下がる思いを禁じ得ず、東京の映画獣も学ぶべきところがあると思いました。


  • 鑑賞日 2017/11/19

    登録日 2017/11/19

    評点 70


    鑑賞方法 映画館/大阪府/シネ・ヌーヴォX 


    映画の伝道師として。

    常に映画のことばかり考えている映画バカの副支配人。こんな人があともう少し現れるだけで映画界の景気は上向きになるだろう。白石晃士の仕掛けあり興行も「ロッキー・ホラー・ショー」の時代からあると言ってしまえばそれまでだが、観客の満足度は見るからに高そうだ。

    以下、全くの余談ながら、昨年の暮れ、移動中に数時間空きが取れたので途中下車してシネマスコーレで「14の夜」を見ようとした(本作の撮影時期も劇場前のポスターによればその頃のようだ)のだが、土地勘がないとはいえ情けないことに駅の逆側を走り回って、開映時間までに到達できず諦めた残念な記憶がある。そのうちに映画を追いかけて、ここで見たいと思っている。


  • 鑑賞日 2017/11/09

    登録日 2017/11/10

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/東京都/UPLINK 


    行動するオタク

    ‪#0866 UPLINK「劇場版 シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」。名古屋のミニシアター、シネマスコーレ副支配人の坪井篤史に密着したTVドキュメンタリーの劇場版。VHSコレクターとしてのエクスプロイテーション映画好きが高じて名作主体だったシネマスコーレをグラインドハウス化した情熱が描かれている。‬


  • 鑑賞日 2017/05/10

    登録日 2017/11/06

    評点 85


    鑑賞方法 映画館/愛知県/シネマスコーレ 


    映画の伝道師、坪井篤史

    ❶マッチング:消化良好。
    ➋文句なしに楽しい。「映画愛」がしっかり伝わった。
    ➌芸能人やスポーツ選手でもない一般人が、ドキュメンタリーの主人公になって、自分をさらけ出す。
    そんなチャンスのある人は少ないが、もし、機会が回って来ても、大抵の人は尻ごみする。
    その最大の理由は、羞恥心。多くの人は、羞恥心を捨てられずに、機会を逃してしまう。
    ❹羞恥心を捨て、裸の自分をさらけ出さないと、人に感動を与えることは出来ない。良いものが出来ない。
    本作の主人公、坪井篤史氏(38)は、それを見事にやり遂げた、数少ない人である。
    それが出来たのは、映画への深い愛と強い情熱以外の何ものでもないと思う。
    彼と知り合って16年を超える。
    小生を含め、映画を愛する人は多いが、彼ほどのB級オタクは稀有である。
    彼の特出している点は、淀川 長治(1909 – 1998)と同様、映画の楽しさを他の人たちに伝える「良き伝道師」であることだ。
    彼がこだわるのは、「C級のゴミ映画」だと謙遜するが、それが愛の証であると思う。
    彼のこれからの更なる活躍を期待したい。