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会員数 54,727 1
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総レビュー数 932,866 119
鑑賞方法別データ数
映画館 1,833,832 181
レンタル 596,890 9
購入 124,710 6
VOD 559,324 161
テレビ 923,952 106
その他 158,611 9

審判(2018)

  • しんぱん
  • ----
  • ----
  • 平均評点

    59.1点(13人)

  • 観たひと

    19

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 文芸 / ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2018/6/30
上映時間 118分
製作会社 百米映画社
配給 百米映画社
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声 5.1ch
上映フォーマット

スタッフ

監督ジョン・ウィリアムズ 
脚本ジョン・ウィリアムズ 
原作フランツ・カフカ:(『審判』)
プロデューサー高木祥衣 
古川実咲子 
塩崎祥平 
撮影早野嘉伸 
美術中村三五 
音楽スワベック・コバレフスキ 
録音小川武 
音響効果堀内みゆき 
照明大久保礼司 
編集稲川実希 
衣装斎藤安津奈 
ヘアメイク西尾潤子 
松本幸子 
制作担当竹上俊一 
監督補高田真幸 
助監督岩崎祐 

キャスト

(C)100 Meter Films 2018

予告編


     

解説

カフカの不条理小説『審判』を、現代の東京を舞台に映画化。30歳の誕生日の朝、銀行員の木村陽介が自宅マンションで目を覚ますと、そこには2人の見知らぬ男の姿が。理由も告げられぬまま男たちに逮捕された木村は、次第に身動きが取れなくなっていく……。メガホンを取ったのは、「SADO TEMPEST」のジョン・ウィリアムズ。共演は「彼らが本気で編むときは、」の品川徹、「たたら侍」の高橋長英。歌舞伎俳優の坂東彌十郎(「書かれた顔」)が23年ぶりに映画出演。

あらすじ

現代の東京。銀行員の木村陽介(にわつとむ)が30歳の誕生日を迎えた朝。自宅マンションのベッドで目覚めると、部屋には2人の見知らぬ男たちが佇んでいた。“逮捕”を告げにきたと語る男たちだったが、その罪状は不明。木村が無実を主張すればするほど、蜘蛛の巣のような“システム”に絡め取られ、ますます身動きができなくなっていく。ここから抜け出す方法はあるのか?救いを求めてあがくものの、期待はことごとく外れていく。やがて、出口のないこの迷路の終焉に気づき始める木村だったが……。

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    評点 65


    鑑賞方法 映画館/大阪府/シネ・ヌーヴォX 


    ヨーゼフKが。 ネタバレ

    主人公ヨーゼフKの名前を木村陽介とし、舞台を日本に翻案して描くカフカの不条理劇。どこか閉塞感の漂う日本に、大きく改変することなく、この物語がマッチするのは良いことなのか否かは何とも言えないが、作り手の手腕は確かだと思う。

    出演陣も、大ベテラン以外は馴染みのない顔が多いが実力のある俳優を揃えている。カイル・マクラクラン主演版や、オーソン・ウェルズ監督版を見たのが結構前なので、その記憶はちょっと曖昧ながら、それら過去作と比較しても遜色ないのでは。


  • 鑑賞日 2018/06/30

    登録日 2018/07/05

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/東京都/ユーロスペース 

    字幕


    理不尽な結末 ネタバレ

    フランツカフカ原作による不条理スリラー。
    朝起きると二人の男に逮捕されるという、訳のわからない展開から始まる。

    カフカの作品自体よく知らないのですが、随分、見る側に投げっぱなしの印象があります。
    特に最後まで明かされることのない男の罪は何なのか。
    非常に気になるところです。

    また、興味本位で寄ってくる女性たち。
    とても裁判所とは思えないところでの裁判。
    その法廷の後ろで洗濯物を干したりと、不思議な世界観がありました。

    ただ、ストーリーが進むにつれて、この男は何か罪を犯したのではないかと思えてきます。
    これまで生きてきて、何も罪を犯していない人はいないと思います。
    ただ、なんで自分だけが処罰されるのかとも思います。

    犬のように死んでいく主人公に、理不尽さだけが残りました。

    さて、この日は舞台挨拶付き。
    監督及び7人のキャストが登壇。
    女性は裏の設定があり、男と女の関係は処女設定があったそうです。
    また、もうひとりの女性の裏設定は鈴木に興味がなく、不感症なのに誘惑するのが難しいとありました。
    監督は上映前なのであまり話したくないとのことで、一言だけありました。
    本作はクラウドファンディングで、いろんなところに人の力と情熱が入っているとありました。


  • 鑑賞日 2018/07/03

    登録日 2018/07/04

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/東京都/ユーロスペース 


    現代日本の不条理

    #0534 ユーロスペース「審判」。フランツ・カフカの小説を原作に舞台を現代の日本に移して描いたジョン・ウィリアムズ 監督作品。平凡な銀行員の男が誕生日に自宅に訪れた二人の男から逮捕されると通告され、理由もわからないまま裁判を受け、悲劇的な最後を迎える不条理劇を原作に忠実に描いている。


  • 鑑賞日 2018/07/02

    登録日 2018/07/03

    評点


    鑑賞方法 映画館/東京都/ラピュタ阿佐ヶ谷 


    ネタバレ

    『審判(2018年、百米映画社)』。特殊な世界感。近未来の話のよう。他人の部屋に勝手に上がり込んでもあまり怒らない。今の時代の作品だが、かなり多くの喫煙シーンがある。にわつとむの部屋は生活臭がしない、ホテルの部屋みたい。墓地のシーン、パンするにつれ映像の色がなくなっていく。何故?


  • 鑑賞日 2018/06/30

    登録日 2018/07/01

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/東京都/ユーロスペース 


    何気ない日常に潜む不条理の恐ろしさ!

    ある日突然自分に逮捕状が届き、審判の前に立たされる。カフカの世界を現代に置き換え、ほぼ原作に即しているが、今の世の中だからこそリアリティあり。そのあたりは監督の狙いどおり。観る者も次第に現実の世界と混同するのでは。登場人物のセリフと口の動きが全編ずれていて違和感を感じたのも、虚構の世界だからか?あるいは単なる製作ミス?


  • 鑑賞日 2018/04/26

    登録日 2018/04/26

    評点 60


    鑑賞方法 その他/試写会 


    現代の日本で見つけたカフカの不条理世界

    フランツ・カフカの同名小説を、現代の東京に舞台を移して映画化したものです。

    銀行に勤める木村陽介(にわつとむ)。
    30歳の誕生日の朝、目覚めると、自宅マンションのベッドの横に見知らぬふたりが立っていた。
    まもなく逮捕状が届くはずだ、今回はそれに先立っての調査である、という。
    逮捕と告げられるが、身に覚えはない。
    ほどなくすると逮捕状が届き、出廷するようにと書かれているが、時間も場所も不明。
    当日近所をうろついていると、電柱に廃校になった小学校に簡易裁判所らしきものがある旨の貼り紙を見つけ、ようやくたどり着いたが、そこは体育館の中に十脚ほどの机が並べられ、裁判所ごっこでもしているかの様子。
    こともあろうか、裁判官を名乗る男の後ろでは、女性が洗濯物を干しているといった有様だった。
    そして、そこでも罪状は告げられず、口にした不平は調書に記録され、一週間後に再び出廷するようにと申し渡される・・・

    といったところから始まる物語で、カフカの小説は読んだことはないが、かなり原作に近い内容のようだ。

    1962年にオーソン・ウェルズ監督、アンソニー・パーキンス主演で、1992年にデイヴィッド・ジョーンズ監督、カイル・マクラクラン主演で映画化されているが、これも未見。
    ただし、1991年にスティーブン・ソダーバーグ監督が撮った、カフカの実人生に『審判』と『城』を盛り込んだ『KAFKA/迷宮の悪夢』は鑑賞している。

    カフカの不条理小説は、本来は、石造りのヨーロッパの街が似合うのだろうが、現代の日本でも違和感がなかった。

    特に、前半。
    体育館の中でつくられた、おふざけのような裁判所などはシュールの極みで、曖昧模糊とした官僚主義の、形式はあるが中身はないところを的確に表現している。
    また、それまで挨拶も交わしたことがなかった隣人の女性が、主人公が逮捕されるとなると、俄然興味を示し、なぜか彼のことを事細かに知っているあたりも、妙なリアリティがある。

    たぶんに、あまり有名でない俳優たちが演じることで、リアリティが生まれているのかもしれない。

    なので、高橋長英や品川徹といった顔なじみのベテラン俳優が登場する後半は、リアリティ感が薄れてしまっていて残念。
    特に、品川徹演じる寝たきりの弁護士が登場するシーンでは、周囲の登場人物も含めて出来の悪いコントのよう。

    主人公に逮捕を告げに来るふたりのうちのひとりが繰り返し繰り返し見る夢を、そのうち主人公が見はじめ、夢に登場する奇妙な建物が現実に登場する終盤は、70年代の映画風でかなり好み。

    主人公には衝撃の結末が訪れるが、もしかしたら、われわれだって同じような顛末をたどるかも・・・と思わずにはいられない。