男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

粛清裁判

  • しゅくせいさいばん
  • PROCESS
  • THE TRIAL
  • 平均評点

    67.4点(31人)

  • 観たひと

    57

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 オランダ=ロシア
製作年 2018
公開年月日 2020/11/14
上映時間 123分
製作会社 Atoms & Void=Wild at Art
配給 サニーフィルム
レイティング
アスペクト比 4:3
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)ATOMS & VOID

場面

予告編


     

解説

旧ソ連出身の鬼才セルゲイ・ロズニツァが、1930年にモスクワで行われた見せしめ裁判“産業党裁判”のアーカイヴ・フィルムから、独裁政権誕生の過程に迫ったドキュメンタリー。無実の罪を着せられた被告人と、捏造した罪で彼らを裁く権力側の共演の記録。第75回ヴェネチア国際映画祭正式出品。

あらすじ

1930年、モスクワ。8名の有識者が西側諸国と結託し、クーデターを企てた疑いで裁判にかけられた。この、いわゆる“産業党裁判”は、スターリンによる見せしめ裁判であり、90年前に撮影された法廷は、ソヴィエト最初期の発声映画「13日(『産業党』事件)」となった。だが、それはドキュメンタリーではなく架空の物語である。新たに発掘されたアーカイヴ・フィルムには、無実の罪を着せられた被告人たちと、彼らを裁く権力側の大胆不敵な共演が記録されていた。捏造された罪と真実の罰。スターリンの台頭に熱狂する群衆の映像が加わり、再構成されたアーカイヴ映画は、権力がいかに人を欺き、群衆を扇動し、独裁政権を誕生させるかを描き出す。

関連するキネマ旬報の記事

2020年12月上旬号

セルゲイ・ロズニツァ〈群衆〉ドキュメンタリー3選 「国葬」「粛清裁判」「アウステルリッツ」:インタビュー セルゲイ・ロズニツァ[監督]

セルゲイ・ロズニツァ〈群衆〉ドキュメンタリー3選 「国葬」「粛清裁判」「アウステルリッツ」:寄稿

2020年11月下旬号

UPCOMING 新作紹介:69「粛清裁判」