1897年のフランス初演以来、日本を含む世界各国で演劇・ミュージカル・映画になったエドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』を、「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督が壮大なスケールで改めて構築したロマンティック・ミュージカル。純愛三角関係の物語が時代を超えてよみがえる。主人公の剣豪・詩人のシラノを演じるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でエミー賞やゴールデングローブ賞などに輝いたピーター・ディンクレイジ。シラノの親友であり思い人である女性、ロクサーヌを「マグニフィセント・セブン」のヘイリー・ベネット、ロクサーヌが片思いをする口下手なクリスチャンをケルヴィン・ハリソン・Jr.が務める。グラミー賞受賞ロックバンド「ザ・ナショナル」が制作したオリジナル楽曲「Someone to say」とともに、躍動感あふれるミュージカルシーンと圧巻の映像美が展開する。