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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,727 1
総鑑賞データ数 7,063,621 591
総レビュー数 932,866 119
鑑賞方法別データ数
映画館 1,833,832 181
レンタル 596,890 9
購入 124,710 6
VOD 559,324 161
テレビ 923,952 106
その他 158,611 9

EO イーオー

  • いーおー
  • EO
  • EO
  • 平均評点

    71.9点(213人)

  • 観たひと

    293

  • 観たいひと

    30

  • レビューの数

    49

基本情報

ジャンル ヒューマン / ドラマ
製作国 ポーランド=イタリア
製作年 2022
公開年月日 2023/5/5
上映時間 88分
製作会社 Skopia Film=Alien Films=Polwell=Moderator Inwestycje=Veilo Ewa Zylka
配給 ファインフィルムズ
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)2022 Skopia Film, Alien Films, Warmia-Masuria Film Fund/Centre for Education and Cultural Initiatives in Olsztyn, Podkarpackie Regional Film Fund, Strefa Kultury Wrocław, Polwell, Moderator Inwestycje, Veilo ALL RIGHTS RESERVED

場面

予告編


     

解説

ポーランドの巨匠、イエジー・スコリモフスキ監督が、ロベール・ブレッソンの「バルタザールどこへ行く」にインスパイアされ、EO(イーオー)という名のロバの放浪の旅を通して、その魂の純真さと、人間のおかしさや愚かさを描き出した、美しくも哀しい現代の寓話。サーカス団で平穏に暮らしていたEOは人間たちの都合でサーカス団を追われ、やむなく放浪の旅に出る。ミハウ・ディメクが撮影したポーランドからイタリアへと至る雄大な大自然、臨場感あふれるカメラワーク、パヴェウ・ミキェティンによる印象的な音楽に導かれ、観客はEOの旅を見守りつつも、ある時はEOの目線で予期せぬ荒波を潜り抜ける。第75回カンヌ国際映画祭にて審査員賞、作曲賞受賞。

あらすじ

愁いを帯びた瞳とあふれる好奇心を持つ灰色のロバのEOは、心優しきパフォーマー、カサンドラ(サンドラ・ジマルスカ)のパートナーとしてサーカス団で生活していた。だが、ある日、サーカス団が動物愛護団体から糾弾されたことを機に破産、どこかに連れ出されてしまう。予期せぬ放浪の旅のなか、EOの前に善人と悪人が立ち現れる。乗馬クラブの面々、農家や子どもたち、ポーランドのサッカーチーム、イタリア人司祭のヴィトー(ロレンツォ・ズルゾロ)、伯爵夫人(イザベル・ユペール)らと出会うEO。一頭のロバの目から見える世界とは、そして、そこから我々に投げかけるものとは……。

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  • 鑑賞日 2024/12/02

    登録日 2024/12/02

    評点 48


    鑑賞方法 選択しない 

    字幕


    馬やロバは目が優しくて寂しげで良いんだよな

    世界の残酷さや美しさを描く動物物語は幾つもあるが、本作では人物描写のように捉えている部分が面白い。
    画面は美しいが、あと一歩の物足りなさはある。


  • 鑑賞日 2024/10/30

    登録日 2024/10/30

    評点 83


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    ネタバレ

    備忘メモ:
    是非映画館で観たい、と思わせる作品。絵と色彩、音響の効果を肌でどっぷり漬かって味わいたい作品だ。
    冒頭の赤い画面内に動く女性カサンドラとロバのシーンに驚く(幻想的ともサスペンスとも挑発的とも受け取れた)。ふ~っとサーカスのシーンに移行し、その中で人間関係等も見えてくる。
    サーカス廃業と動物愛護運動で、EOは競走馬飼育場へ連れていかれる。馬達が美しいし、馬達が会話しているのが見てとれる。素晴らしい!物語は、EOの視点で描かれるので、人間語は極めて少ない。
    そこでの過ごし方に未だ慣れていないEOは家財等を壊してしまい、ロバ牧場へと連れていかれる。そこへカサンドラが訪れてきた。EOの行方を捜して来たのだろう。でも、彼女は恋人のバイクに乗せてきてもらったので、恋人と一緒に去る。恋しさのあまりカサンドラを追いかけるEO。あ~っ、分かるなぁ、その気持ち。と思っていたら、夜の森に彷徨う。狼の遠吠え、ハイエナ、フクロウ等夜の森の王者達が這う映像は、これこそ映画館で観たかった。野生本能が呼び覚まされそうな映像だった。綺麗だったし、怖かった。生死の恐怖って、そういう二面性を持つのかもしれない。


    観念的体験をさせてくれる。
    ロバ視点だから、人間の所業全ては分からない。サッカーファン同士の過激な争いを離れた視線で見る。え~っ、なんで首を切られるの?あ~、あの義理の息子と母は、、、ダムの水が逆流(そう見えたのかな)。そして、遂に、この日が(家畜の宿命なのか)、、、


  • 鑑賞日 2024/10/22

    登録日 2024/10/22

    評点 60


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    ロバが連れているもの

    苦しんでいる動物として,破産した際に募集される財産として,ロバがいる.また,そのサーカスにはラクダなどの動物もいる.もちろん,ロバはしゃべらない.言葉を発しないので,そこにあるだろう感情に,観客は移入できないはずである.しかし,シークエンスが連なり,ロバのEOを取り巻く情景が次々と変わっていくことで,無言のEOの視線や静かな運動から,あるかなきかのエモーションが伝わろうとしている.
    子どもたちがロバを取り囲み,あるいは子どもたちがロバに取り囲まれている.裸のロバに乗って林の中につけられた道を歩いている.伐採地では,20mはあろうかという高さの一本の木が倒れていく.かつてサーカスに所属していた若い女性(サンドラ・ジマルスカ)は,連れられていくEOとの別れを悲しみつつも,また恋人のバイクの後ろに乗って,EOと再会し,また去っていく.
    夜の林には,クモ,フクロウ,野犬(オオカミ?),キツネなどがおり,また夜間の狩猟があるのだろうか,猟銃によって獣が殺されている.EOは街に行って,水槽の中の熱帯魚を覗き込み,サッカーフィールドに行ってPKの邪魔をし,ズリヴというチームの該当パレードや祝勝会に参加している.まるでデモに参加しているようにも見える.夜の赤い光に浮かび上がるようにして,犬のような造形をもったロボットが歩行してる.殴られて倒れ,天国に足をつっこんでいると言われたEOでもあるが,獣医(家畜医?)の手解きによって生かされようとして,またしても運ばれていく.
    EOは時々,なく.嘶く.草をはみ,また何かを見つめるようにしているその瞳がクロースアップされる.雪を被った高い山が見えている.さらに牛の群れに混じってEOはどこかへ進んでいく.そんなEOが引き連れているのはキャメラたちである.ロバはキャメラを実質的に運んでいる.つまりキャメラの運動をもたらしているのは一頭のロバである.


  • 鑑賞日 2023/06/10

    登録日 2024/08/08

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/群馬県/シネマテーク高崎 

    字幕


    EOはEOであってEOではない

    作品の中ではEOは人の社会を彷徨い続けるけれど
    EOを人だと思ったときに社会の不寛容とか怖さをさらに感じるのでは。
    サーカスという居場所を失ったEOが彷徨う社会を
    身元を失った人が彷徨う社会の例えだとしたら…

    どれだけ怖い社会なんだろうか?
    どれだけ孤独を味わうんだろうか?
    どれだけ辛い目に遭うんだろうか?
    どれだけの人が受け入れてくれるのだろうか?

    EOはロバなので、人間社会のルールの外側にいるからこそ
    例えば難民として到着した場所で…とか
    例えば犯罪者が社会で更生しようとしたときに…とか
    そういう例えで作品を観たらどう感じるでしょうか?


  • 鑑賞日 2024/05/30

    登録日 2024/05/30

    評点 70


    鑑賞方法 その他/TSUTAYA DISCAS 

    字幕


    ロバが主役

    キネ旬4位の作品だったので見たが、良く分からない映画でした。
    ロバが飼い主が次々変化してゆくロードムービー。
    EOの演技力が一番。ニンジン食べて!


  • 鑑賞日 2024/05/24

    登録日 2024/05/24

    評点 80


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    ロバのイーオーの目線で描いた

    ロードムービー。
    美しい映像と、時に突き刺さる音楽と共に。
    愚かしい人間たちのふるまいがイーオーの居場所を決める。

    イーオーは人間に飼育され使役される家畜である。
    愛してくれた人間もいた。
    だからイーオーは大自然の中では生きられない。
    ときには人間の暴力によって生死をさまようこともあったが、
    逃げても飛び出しても結局は人間の世界に舞い戻る。
    しかしその人間たちは、イーオーよりも人間や馬が大切なのだ。

    切ない物語ではありませんか。




  • 鑑賞日 2024/05/21

    登録日 2024/05/23

    評点 85


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    人間世界の論理に蹂躙されたロバ ネタバレ

    平家物語では、源氏に追われた平知盛にやむなく海辺に置いていかれた馬が、主人の乗った船をいつまでも波打ち際で行きつ戻りつしながら見送る場面がある。その後、主人を思う心根に感心した源氏の武者がこの馬を連れ帰り後白河法皇の厩で大事に飼う(巻九知章最後)。

    可愛がって面倒を見てくれたパートナーから引き離されて連れてこられた見知らぬ土地から、再びパートナーに会いたい一心で旅に出る。途中で、いろいろな人たちと出会うエピソードを重ねながら、結局再会は叶わず生涯を終える。
    これはEOの話ではありません。犬童一心監督「いぬのえいが」(2005年)の話なんです。
    EOを観ていて「平家物語」と「いぬのえいが」を思い出しました。

    EOはサーカス団に飼われていた時、少女カサンドラに頬擦りするように可愛がられていた。動物愛護団体からサーカスの興行で虐待されていると批判されて、引き離されてから放浪の旅が始まる。その間もカサンドラとの想い出がフラッシュバックのように挿入される。ただ、どこをどう辿ればカサンドラに会えるのか、EOには分からないままに、出会った人たちに連れられて寄り道をする。偶然旅先で出会った羊や牛の群れに一緒に混ざって傾(なだ)れ込むようにEOが夢中に走り行く先は何処だろう。不穏な雰囲気が少しずつ濃厚になってきたところで暗転してクレジットロールとなる。
    EOが出会う人たちとの間には物語も感情も根付かない。観ている我々観客の感情移入はEOの感情とは無関係なのだ。
    「いぬのえいが」のポチは、昔の飼い主を求める途中で他人に拾われて、とうとう昔の飼い主に会えないままで生涯を終えた。途中で出会った新たな飼い主の下で紐で繋がれて、最後にじっと遠くを見つめている表情に我々観客は哀れとも何とも言いようのない想いを投影する。新しい飼い主の勤める施設の玄関口で、頭を撫ぜられながら息を引き取る時、どんな想いだったろうと思う観客側の切なさは、結局我々の思い入れに過ぎない。観客がEOに抱く感情移入は人間の「偽善」であり「傲慢」であると記したチャッピー2さんのレビューに刺さります。
    犬の「ポチ」も、ロバの「EO」も、飼い主へのプリミティブな想いは言葉にはならず、映像の流れに沿って見守ってきた観客には、昔の飼い主に彼らの思いが全く届かない虚しさにただ立ち止まる。
    動物たちの無言の想いが飼い主に届かない背景に何があるのだろう。「いぬのえいが」のポチには無垢な愛着心が満たされなかった無念さが残る。
    「EO」にはポチに似た無念さの他に、飼い主カサンドラとの幸せな生活を「虐待」と名付けて引き裂いた動物愛護団体による論理のあり様が残る。この部分が、「いぬのえいが」とは別格の重さとしてずっしりと残る。


  • 鑑賞日 2024/04/21

    登録日 2024/04/21

    評点 75


    鑑賞方法 レンタル 

    字幕


    素晴らしい表情?

    イエジー・スコリモフスキ監督です。
    ロバが主演のロードムービー。このロバの演技が素晴らしい。それらしい表情をしているように見えてしまうのが、凄い。サッカーチームの幸運のロバになるシーンが好きかな。決して、幸せな旅では無いけど、好きだな。


  • 鑑賞日 2024/04/09

    登録日 2024/04/09

    評点 63


    鑑賞方法 レンタル 

    字幕


    何の寓話でしょう

    2024年4月9日に鑑賞。DVDにて。1時間28分09秒。スタンダード・カラー。HAN WAY FILMS=SKOPIA FILM=ALKEN FILMS=FALE LOKI KOKI=M GRUPA MODERATION=VEILO。ポーランド語発声。一部、英語、イタリア語。

    若い男「今まで大量の肉を食べて来た。サラミも食べた。ロバ肉のことだ」「動物愛護」この辺りがテーマでしょうか。

    馬とEOを運搬していた運転手(この男は英語とポーランド語を話している)がサービスエリアで空腹の黒人女にちょっかいを出し、その後でフードの男に喉を切られて死ぬ。ここはどういう意味でしょう?

    サッカーのフーリガンたちに襲撃されたEOが瀕死の重傷になる。そこで「バッタのような四足歩行ロボット」が現れる。これは何? EOが見た夢か。

    ラストはイタリア人の夫人とその継息子(EOを実家に連れて来た)のエピソード。ここもどういう意味でしょうか?

    そしてEOは、肉牛の群れと一緒に屠畜場へ入って、画面が黒くなって「切断音」がして、屠殺されてしまう。


  • 鑑賞日 2024/03/24

    登録日 2024/03/25

    評点 75


    鑑賞方法 VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 

    字幕


    あまり観たことがないタイプの作品でした

    スタンダードサイズ
    映像のタッチ
    カメラワーク
    音楽
    全て素晴らしいですね
    目と耳が釘付けでした

    ロバは権力者に翻弄される
    われわれ市民みたいな気がしました