男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

KINENOTE公式Twitter

     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,729 2
総鑑賞データ数 7,064,650 558
総レビュー数 933,094 122
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,126 155
レンタル 596,906 11
購入 124,720 7
VOD 559,557 124
テレビ 924,129 83
その他 158,642 22

トンソン荘事件の記録

  • とんそんそうじけんのきろく
  • 마루이 비디오
  • MARUI VIDEO
  • 平均評点

    53.3点(38人)

  • 観たひと

    63

  • 観たいひと

    10

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル ホラー / サスペンス・ミステリー / ドラマ
製作国 韓国
製作年 2023
公開年月日 2023/10/27
上映時間 87分
製作会社 Balpo Plan=Brother Pictures
配給 アルバトロス・フィルム(提供:ニューセレクト)
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C) 2020 KT ALPHA Co., Ltd., BALPO PLAN INC. & BROTHER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED

場面

予告編


     

解説

殺人事件の一部始終が収められたビデオに映った“あるもの”を追う取材班の調査過程をフェイクドキュメンタリー手法で映し出すサスペンス・ホラー。1992年、釜山の旅館「トンソン荘」のアルバイトの男が恋人を連れ込み殺害、その様子はカメラで撮影されていた。出演はNetflix『モラルセンス~君はご主人様~』のソ・ヒョヌ。監督は「あいつだ」のユン・ジュンヒョン。

あらすじ

1992年、韓国・釜山の旅館「トンソン荘」の一室で殺人事件が発生。旅館のアルバイトの男が恋人を連れ込み、その部屋で殺害したのだ。男は逮捕されるが、心神耗弱による無罪を主張。しかし、無期懲役の判決を言い渡され、仮釈放の1年前に自ら命を絶つ……。男は隠しカメラで部屋の様子を撮影していた。殺害の一部始終が収められたビデオは、その残虐性から当局によって封印されるが、検事の間で話題になったのは、殺害の様子ではなく部屋の鏡に映っていたものだった。それは、男でも恋人でもなく、そこにいるはずのない“何か”の姿。取材班は真相を突き止めるべく調査を開始。その様子を記録映画としてカメラに収めるのだが……。

関連するキネマ旬報の記事

2023年11月号

REVIEW 日本映画&外国映画:「トンソン荘事件の記録」

UPCOMING新作紹介:「トンソン荘事件の記録」

  • 鑑賞日 2024/10/22

    登録日 2024/10/22

    評点 55


    鑑賞方法 レンタル 

    字幕


    前半は良いのだが・・・ ネタバレ

    2024年10月22日に鑑賞。DVDにて。1時間27分10秒。シネマスコープ。

    前半は、ノンフィクションのように過去の殺人事件を追うTVニュースのスタッフの取材を通して事実を積み重ねて描く。ここはサスペンスに溢れて非常に良く出来ている。

    中盤から後半にかけては、この調査を進める監督、カメラマン、助手の女性が「顔出し」する。そうなると、似非ドキュメンタリー映像でしかなくなっていく。

    ラストの映像からは、ニュースオン社の社会部記者ホン・ウニが、亡くなった検事チェ・ムンスの母親から送られて来た「トンソン荘殺人事件の証拠品のビデオ」を1人で見たことで、「霊」に憑かれたということでしょう。トンソン荘事件の犯人も「鏡の中の霊」に憑かれたということらしい。

    過去のビデオテープ映像、カセットテープ、証拠品台帳、福祉院の台帳などの書類、古い写真などの昔の小物を作成するのが、小道具さんは大変だったでしょう。「AKAI電機」のカセットデッキ。

    開巻『マルイ有限会社の主張 2019年、ファオム寺で放置車が見つかる。所有者は記録映像を撮影中だった。検察は証拠として押収。当社は訴訟によって映像を取り戻した。そして、その映像を編集し上映することにした。ナレーションの声は監督:キム・スチャンだ」「殺人事件に関わる証拠映像の中には、暴力的で残酷なものもある。検察はこれらをマルイビデオと呼ぶ』

    ・1992年5月5日(子供の日)「トンソン荘殺人事件」
    釜山の旅館。アルバイト従業員が恋人を連れ込んで殺した。→★旅館の室内で、この犯人男がカメラで撮影しているのは、なぜ? 疑問だ。その画像に「鏡に映る学生服・黒帽子の若い男の幽霊」が映っていた。犯人は仮釈放の1年前に獄中で自殺。

    ・1987年5月5日(子供の日)「峨眉[アミ]洞殺人事件」
    日帝時代に日本が共同墓地として使用していた地域。朝鮮戦争の避難民が住み着いた町。→ベトナム戦争から戻った父親は亡くなり、長男が母と妹を殺し台所で焼身自殺した。→親戚(実は母の後夫・妹は後夫の娘)が事件の家を所有するが廃屋になり、本人は廃業したトンソン旅館の最上階で暮らす。→長男の亡くなった父親と後夫は双子だった。

    「幽霊が憑く」というテーマもつまらない。マルイの事務所に男(犯人)が侵入し機材やテープに放火した。これも不要です。トンソン旅館の最上階に隠れている男(犯人)がワザワザこんな目立つことをするはずがないよ。

    巫堂[ムーダン]の祈祷の場面は2回ある。幽霊が憑いた助手の女性ホン・ウニのお祓いをする場面が長すぎる。延々と続く。お祓いで解決したら、韓国人以外は納得しないよ。→このシーンは、お祓いされたウニが、問題の廃屋の屋根裏部屋で「★5人の家族写真」を見つけるという場面で終わる。→先日「破墓 パミョ」(2024)を観たので、なおさら、この巫堂シーンは見劣りがする。この巫堂は鶏の血を顔に塗った。「破墓」では豚の血。

    ・2019年5月5日(子供の日)憑かれたウニが逃げ込んだ「ファオム寺」→監督とカメラマン2人がカメラで追う。→犯人(兄)が息子の位牌があり毎年命日に訪れていた。寺で兄の死体が見つかったとナレーション。

    幽霊に憑かれたウニは、カメラマン2人を刺し殺し、監督は失踪するというラストである。鏡に映る監督?の幽霊?の顔。


  • 鑑賞日 2024/05/27

    登録日 2024/05/26

    評点


    鑑賞方法 VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 

    吹替


    ストレートのファウンドフッテージものホラー

    モキュメタリーホラー。ファウンドフッテージもの。
    たまたま撮られていた過去の殺人事件の現場映像に不可解なものが映りこんでおり、その真相を追ううちに、ミイラ取りがミイラになる、といった内容です。

    概ねの内容は、ストレートに進んでいきます。そのため意外と怖くはないのですが、祈祷の場面だったり、廃墟の探索だったり、不憫な目に遭う女性だったり、王道なシチュエーションがたくさん盛り込まれており、ホラーとして期待通りに楽しめます。直接的に残虐な映像は出てきません(その結果としての血などはふんだんに出てきますが)ので、比較的安心して観られるかと思います。

    個人的には、吹替で観たことが、実際のドキュメンタリー的で良かったです。


  • 鑑賞日 2024/03/23

    登録日 2024/04/04

    評点 60


    鑑賞方法 選択しない 


    モキュメント・ホラー ネタバレ

     猟奇殺人事件を素材にしたフェイクドキュメンタリーホラー。事件に疑問を抱いた取材班が遺したビデオテープを公開するという触れ込みに観客もシンクロしなくてはあまり楽しめない。手持ちカメラのブレが気になったりと自分はだからフェイク系ホラーは苦手なのだけど本作はミステリー要素もあってそこそこ楽しむことができた。
     まずは92年のトンソン荘で起きた女性殺人事件のテープを取材班が入手。その現場の鏡に居るはずのない青年の姿がぼんやりと映っているのを発見・・・ということで怨霊ものとわかる。
     青年の素性を調べるべくトンソン荘の主人に取材をする過程でさらに87年に起きた一家惨殺事件へとたどり着く。その事件の主犯が鏡に映った青年であり、彼は何かを訴えようとしていたのではないかと調べていくと・・・という展開。双子という設定が登場したことで真犯人の見当はついてしまうけれど、単調なホラーテイストだけに終わらせなかった工夫は買う。


  • 鑑賞日 2024/03/23

    登録日 2024/03/23

    評点 35


    鑑賞方法 選択しない 


    祈祷師のシーンで我に返ってしまう

    旅館で発生した殺人事件の謎を追った監督が消息を断ち、撮影記録だけが残された。映像を手にした配給会社は映像を編集し公開する…。
    韓国で大ヒットを記録したモキュメンタリー映画。最終盤に好きなワンシーンがあったが憑依系はやはりあまり好きにはなれませんでした。


  • 鑑賞日 2024/03/10

    登録日 2024/03/20

    評点 55


    鑑賞方法 レンタル/神奈川県/ゲオ/ゲオ大和中央店 

    字幕


    祈祷師というのは土着性そのものだね。 ネタバレ

    残虐な犯罪には余人が考えられない行為に及ぶことがある。ビデオカメラによる犯罪現場の撮影
    などは異常性をアピールするようで不気味この上ない。裁判では多くが検索側の証拠物件として
    提出される。映像の素人が撮るだけに、残虐性と稚拙が並ぶ異様な世界となる。倉庫の奥深く
    しまわれて日の目を見ないが、いずれ処分の時がやってくる。

    映像製作会社がビデオテープを入手して、再構成して監督のナレーションをつけた形で映画が始まる。
    その裁判は、1992年の釜山の旅館トンソン荘で、旅館で働くアルバイトの男が女性を連れ込んで
    殺害した事件だった。犯人は心神耗弱を理由に無罪を主張したが、裁判は有罪となった。その後、
    男は自殺する。検事たちの証言では、映像に幽霊のようなものが映っていいるという。裁判になった
    のは殺人犯と被害者になった恋人の二人だけの映像のはず。監督たちはその真相を追うフェイク
    ドキュメンタリーとしてカメラを回した。
    話の入口としてはまずまずだったが、撮影班がトンソン荘の歴史を調べると、過去のおぞましい事件
    が浮かび上がる。トンソン荘の持ち主は、別の事件の舞台になった家を処分して旅館を買ったのだ。
    その事件は、息子が狂気にかられ、母親と妹を殺害して、自身も焼身自殺を図った、という。撮影班は、
    ビデオに映っていたのはその焼身自殺を図った男ではないか、と推測する。

    恐怖が倍加するわけではなく、グダグダ感が増すだけで、映画は迷走する。カメラ主観のドラマだから、
    観客はついてくるはず、という思い込みで、過去の呪われたゾーンに着き進んでしまった感じがする。
    映画は難しいな。怖い話でも判りやすさが必要。


  • _A

    鑑賞日 2024/03/17

    登録日 2024/03/17

    評点 70


    鑑賞方法 選択しない 


    モキュメンタリーホラーとして前半は非常に◎

    モキュメンタリー好きとして、下駄を履かせてしまうが、前半のイントロダクションから関係者の過去が明るみになる展開は非常におもしろく順調だったのに、なぜ途中のお祓いシーンからドラマ的な撮り方・カット割になるのか。めちゃくちゃもったいないー!


  • 鑑賞日 2023/11/15

    登録日 2023/11/16

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/大阪府/シネマート心斎橋 


    定番ながら雰囲気あり。 ネタバレ

    韓国検察庁の地下室に保管されていた映像素材から新たに取材を重ね撮影した映像から構成されたという設定のフェイクドキュメンタリー。この手のジャンルは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の頃から定番で、作中の展開などに対し特に驚きはないのだが、ただしじっとりと湿度の高いアジアンホラーにしたのは韓国映画の功績。

    ビデオテープの画質の粗さはこういう時に効果的。また、ベトナム帰還兵という韓国独特の歴史を盛り込んだ上で、父親の帰りをひたすら待ったのに帰った父親は戦争のせいでか別人に成り果てて殺されてしまった息子の亡霊が哀れ。


  • 鑑賞日 2023/11/02

    登録日 2023/11/11

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/宮城県/ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原 

    字幕


    ホラーモキュメンタリー

     韓国映画。寺に放置された車から見つかった映像素材を編集したという設定。釜山の旅館「トンソン荘」で起きた、アルバイトの青年が恋人を惨殺した事件で、男は無期懲役となりその後自殺する。殺人の様子を男は隠しカメラで撮影していて証拠品として押収されたが、その映像を見た検事らは、鏡に学生帽をかぶった学生のような男が写っていたという。それに興味を持った監督が記者とともにその事件を取材し、トンソン荘の経営者が今でもそこに住んでいることを知り取材する。彼は、息子が母親と妹を殺し自身も焼身自殺した事件の遠い親戚で、その後その家を売ってトンソン荘を始めたという。しかし調べてみれば遠い親戚ではなくその家族の父親の弟だった。父親はベトナム戦争で精神を病んで精神病院へ入院していて亡くなったという。取材を重ねると主人とその父親は双子の兄弟であり、事件の前日に父親は精神病院を抜け出しその後行方が分からなくなっていた。その事件のあった家を探すと壁の中に別の男の死体も発見される。取材する中で記者が憑りつかれわけのわからない言動をするようになり姿を消す。それを探してトンソン荘事件の犯人が逮捕された寺へ向かうと、トンソン荘の主人と記者がいて、記者は突然監督に襲い掛かって来るのだった。
     映像素材を編集したのだったらもっと作品としてきちんとした形にすればいいのに、時系列もばらばらだったし、同じ映像を繰り返したり不要な映像を流したりと本当に編集したのって感じだった。ホラーモキュメンタリーはこれまでもたくさん公開されているため、目新しさもなく、記者が憑りつかれる理由もわからず、本来であれば死んだ(殺された)息子が父親に憑りつくべきところで、その父親が経営する旅館の顧客にとりついたり、事件の真相を暴こうとする記者にとりついたりでは、怨念の向かう先がわからなくなってしまう。個人的な怨念が無関係な人たちへ広く拡散していく怖さも今一つ感じられなかった。一家惨殺事件の後弟に成りすまして生きてきた男は、なぜ精神病院へ入れられていたのか、なぜ一家を惨殺したのかなどもいまいち伝わってこなかった。いかにも手持ちカメラで撮りましたというブレブレの映像も臨場感を醸し出すまえに、撮影に失敗した編集すべき映像にしか思えなかった。


  • 鑑賞日 2023/10/29

    登録日 2023/10/30

    評点 50


    鑑賞方法 映画館/東京都/シネマート新宿 

    字幕


    使いふるされた内容 ネタバレ

    韓国のPOVホラー作品。
    オーソドックスなPOVであり、映像は肝心なところがなく、ストーリーもほぼなし。
    途中、うっかり寝てしまったせいで、何が何やらよくわからない。
    別に目新しいものもなく、なぜ、今頃、こんな作品を日本で公開しないといけないのかよくわからなかったです。


  • 鑑賞日 2023/10/29

    登録日 2023/10/29

    評点 40


    鑑賞方法 映画館/大阪府/シネマート心斎橋 

    字幕


    結構力を入れて作ったホラーモキュメンタリーではあるが、、

    いかにも「リアルです!」と見せ方を工夫しているのはわかるが、カメラがPOVから切り替わるとどうしても作ってるなぁーと思えてしまう。とんでもない映像というのも、この手の作品を色々観てきた者には怖さを感じず。お祓いのシーンも「哭声/コクソン」や「来る」とのデ・ジャヴのよう。予告編だけで十分怖い⁈