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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,729 2
総鑑賞データ数 7,064,650 558
総レビュー数 933,094 122
鑑賞方法別データ数
映画館 1,834,126 155
レンタル 596,906 11
購入 124,720 7
VOD 559,557 124
テレビ 924,129 83
その他 158,642 22

極限境界線 救出までの18日間

  • きょくげんきょうかいせんきゅうしゅつまでのじゅうはちにちかん
  • 교섭
  • THE POINT MEN
  • 平均評点

    71.1点(92人)

  • 観たひと

    128

  • 観たいひと

    16

  • レビューの数

    24

基本情報

ジャンル アクション / サスペンス・ミステリー / ドラマ
製作国 韓国
製作年 2023
公開年月日 2023/10/20
上映時間 109分
製作会社 Watermelon Pictures=Onetake Film
配給 ギャガ
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

出演ファン・ジョンミン チョン・ジェホ
ヒョンビン パク・デシク
カン・ギヨン 

(C) 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, WATERMELON PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.

場面

予告編


     

解説

「哭声/コクソン」のファン・ジョンミン×『愛の不時着』のヒョンビン初共演による実話に基づくサスペンス。タリバンに拉致された韓国人23名の人質救出のため、アフガニスタンに向かった外交官チョン・ジェホは、現地工作員パク・デシクと共に交渉作戦を展開する。共演は「最も普通の恋愛」のカン・ギヨン。監督は「提報者 ES細胞捏造事件」「リトル・フォレスト 春夏秋冬」のイム・スルレ。

あらすじ

アフガニスタンの砂漠で、タリバンによる韓国人23名の拉致事件が発生。タリバンは、韓国軍の撤退と、刑務所に収監されたタリバン戦士23名の釈放を要求。与えられた猶予は24時間であった。急遽、韓国政府は外交官のチョン・ジェホ(ファン・ジョンミン)を派遣、チョンはアフガン外務省に人質の釈放を要請するが拒絶されてしまう。一方、情報院も動き出し、工作員パク・デシク(ヒョンビン)はアフガンのフィクサーと交渉を開始するも、あと一歩のところで決裂。チョンとパクは不本意ながら手を組むことになる。タイムリミットが迫るなか、身代金狙いの詐欺師が現れ、さらには国民より国家ファーストの政府の思惑が見え始める。果たしてチョンとパクは、人質の命を救うことができるのか……。

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REVIEW 日本映画&外国映画:「極限境界線 救出までの18日間」

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  • 鑑賞日 2024/09/19

    登録日 2024/09/19

    評点 65


    鑑賞方法 VOD/Amazonプライム・ビデオ 

    字幕



    アフガニスタンでタリバンに拉致された韓国人23名の救出を担当することになった外交官と情報院の工作員が交渉に当たる苦心を描いたサスペンス劇。イスラムが支配する国にキリスト教の布教に出かけていくなんていい度胸してるなと率直に思った。


  • 鑑賞日 2024/08/06

    登録日 2024/09/04

    評点 70


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    何が起こるのか分からないギリギリの交渉

    2007年のアフガニスタンで韓国人の団体がタリバンに誘拐される、という実話を元にしたお話しで、派遣された外交官と、情報院の工作員は、それぞれに交渉しようとするけど、どちらもうまくいかずに、嫌々ながらも手を組むことにする、という展開で、とうとう人質に犠牲者が出てしまい、遂にはタリバンとの直接交渉をすることになる、という事態になるまでに、人質が観光客ではなく、キリスト教の宣教目的の団体であることが韓国のテレビで紹介されて、それを見たタリバン関係者が態度を硬化させて交渉が決裂したり、身代金目的の偽の仲介人が現れたりと、何が起こるのか分からないギリギリの交渉を描いていて、なかなか見応えがありましたね。


  • 鑑賞日 2024/08/14

    登録日 2024/08/14

    評点 75


    鑑賞方法 選択しない 

    字幕


    アメリカなみの映画

    良く出来ている。アメリカ映画に似ているが、楽しめた。


  • 鑑賞日 2024/04/13

    登録日 2024/04/29

    評点 70


    鑑賞方法 選択しない 


    実話の盛り方 ネタバレ

     実際に起きたタリバンによる韓国人拉致事件を題材にしたサスペンスドラマ。「モガディシュ」を思い出させる作りである。シリアスな内容をエンタテイメントとして消化してみせる手際は手馴れたものだ。あまりに手馴れすぎていて、ちょっと緊張感に欠けるきらいもあって、どうかと思うけれど娯楽映画としては合格点だ。
     軸となるのは外交官のファン・ジョンミンと国家情報院の工作員らしいヒョンビン。ヒョンビンが常人離れしたアクションでもって被害者を救出するアクションヒーローものとなりそうな題材だけれど、そこは実話ベース。ふたりはタリバンとの交渉や現地政府との対応といった生臭い交渉に振り回される。
     ではアクションの見せ場はないのかというとそんなことはない。しっかりヒョンビンとタリバンとの格闘シーンもインサートされている。実際にこんなことがあったのかどうかはともかくドラマを面白くみせる工夫がされているのでご安心。
     交渉が次から次へと暗礁に乗り上げてしまうし、殺害リミットはあるし・・とサスペンスを盛り上げる要素は事欠かない。実際の事件をモデルにしているのにここまで娯楽色重視にしちゃっていいのかとも思うけどそこはお国柄なのか?
     ラスト単身(まあコメディリリーフ的な通訳同伴でしたが)でタリバンと対面交渉に臨むファン・ジョンミンの男気が熱い。


  • 鑑賞日 2024/04/01

    登録日 2024/04/10

    評点 65


    鑑賞方法 レンタル/神奈川県/ゲオ/ゲオ大和中央店 

    字幕


    アフガニスタンに観光はない。 ネタバレ

    実在した事件を取り上げて映画化するのは世界的な傾向。ただし政治がらみは別もの。日本のような
    忖度社会では、製作者が手を上げる前に自然消滅。韓国映画はどうも違う。世界市場に視野が向いて
    いるので、国内事情のタブーが小さくなるのかもしれない。結構な予算がついてヨルダンロケが決行
    された。スタッフ・出演陣も気合いが入る。

    911以後、タリバン支配のアフガニスタンはアメリカなどの反テロ戦争の主戦場となった。2006年、
    カブール郊外に韓国のキリスト教団が布教に入ったという。そのグループのバスがタリバンの武装
    兵士たちに襲われ拉致された。計23名。
    日本では外務省が渡航勧告などで危険地域へ入ることにプレッシャーをかける。韓国外務省はどう
    なのかな。ともかく自己責任とは言わなかったようだ。
    外交通商部は室長のチェン・ジェホ(ファン・ジョンミン)、キム次官、チャ書記官などが派遣された。
    カブールに着いたとたんにタリバン側なのか、自爆テロに遭遇する。映画として序盤のツカミだろうが、
    ジェホらは真っ黒になりながら吹き飛ぶ。
    タリバンの要求は収監されている仲間23名の解放。ジェホはアフガニスタン外交部に乗り込むが、
    テロ集団とは交渉しない、とけんもほろろの対応。韓国情報部はエージェントのパク・デシク(ヒョンビン)
    をジェホの元に派遣。通訳のイ・ボンハンともども、人質解放に向けて努力する。
    ジェホは有力部族長にも手土産を持って接近する。しかし韓国内のニュースで、被害者たちがキリスト
    教の布教が目的だった、という暴露をする。アルジャジーラを通してその事実を知った部族長は激怒、
    仲介を拒否。

    韓国政府はアメリカ軍の協力を得て、タリバン潜伏地域の空爆を行う。ジェホたちの最後の交渉は、
    爆撃の恐怖の元に行われる。銃撃もカーチェイスもないサスペンスで締めつける映画だったが、イス
    ラム過激派相手では、さすがに難しかったか。


  • 鑑賞日 2024/02/18

    登録日 2024/03/07

    評点 70


    鑑賞方法 映画館 



    アルカイダに捕らわれた人質の解放交渉。人を人と思わない相手に対するギリギリの攻防を描くのだが、ところどころに肩の力が抜けるユーモアも。もうちょっとハード路線で胃が痛くなるようなの見せてくれた方がよかったかな

    新文芸坐にて


  • 鑑賞日 2024/02/16

    登録日 2024/02/17

    評点 75


    鑑賞方法 映画館/東京都/文芸坐 


    自己責任論なんてない

    昔、イラクに入り武装グループに拉致された日本人に対し自己責任論があったが、アフガニスタンに入った韓国人は布教活動家たち。真っ先に自己責任言われるかと思ったが一言もなかった。自国人なので助けるのは当然と考えているのだ。
    政府役人が武装グループと直談判するのがクライマックスになるが、実話なので派手ではない。無理にコミカルにせず真面目に作っています。


  • 鑑賞日

    登録日 2024/02/15

    評点 85


    鑑賞方法 選択しない 


    技術が高い

    映画やドラマで使用される、
    ドローンのショットは、
    あまり評判が良くない。

    これはドローンの映像が悪いのではない。

    使用法が良くない。

    ドローンの技術が高くない場合が多い。

    そもそもカメラは、
    登場人物の視点で見ているものを撮影、
    スクリーンに投影する。

    登場人物以外でも、
    神の視点、鳥の視点、昆虫の視点、
    それぞれリアリティを出すためにレンズを変えたり、
    ステディカメラ、クレーン等を駆使したりいろいろ。

    その中でも移動ショットというのは、人間の動作に沿って、
    人間がどのように見えているかを基本ベースにしている。

    空高く猛スピードで急上昇するショットなんて誰目線?
    違和感しかない、という事が多い。

    本作は上手い!

    ドローンが上手というのは、
    カメラマンやドローンチームだけが上手いのではなく、
    全スタッフキャストの連携はもちろん、
    街から町への一般の人々との協力連携も不可欠。

    なので、
    ドローンが見事なチームは、
    シナリオも上手いし、
    ケータリングも美味い。

    そう、
    【帰るところがないひとはいない】
    撮影だけでなく、
    そんな恥ずかしいセリフもいれこんで、
    臆面もなく、
    たった100分程度で魅せ切る技術の高いチーム。


  • 鑑賞日 2024/01/11

    登録日 2024/01/12

    評点 69


    鑑賞方法 映画館/千葉県/キネマ旬報シアター(旧TKPシアター柏) 


    ヒョンビンがずっとかっこよかった

    モガディッシュを連想させる作品。
    しかしあまり緊迫感もなく
    交渉も凡人にはわかりづらかったです。
    ただヒョンビンのムービー集かな?と思うくらい
    初めから終わりまでずっとかっこよくて不自然でしたね。
    ファン・ジョンミンも「人質」と同じようなカットがあったり。
    でも必死さが薄く感じました。


  • 鑑賞日

    登録日 2023/12/31

    評点 78


    鑑賞方法 映画館/神奈川県/シネマジャック/ベティ 

    字幕


    満足できる映画体験

    題名からして、先の傑作「モガディシュ 脱出までの14日間」をなぞりすぎているので、少し不安はあったが、近年の韓国実録系映画には外れが少ないので、期待して観た。
    その期待はおおむね満足させられた。

    まず異国の地でとらわれた自国民を、絶対に救おうと苦闘する主人公像が、ファン・ジョンミンの誠実なキャラクター造形と相まって、心から応援したくなる。

    さらに、事実に基づいた映画だけあって、アフガニスタンで人を救うことの難しさがていねいに描かれ、リアリティがあり、クライマックスの生きるか死ぬかという交渉の場も、どれほど事実に近いのかは分からないが、実にビビッドに迫ってくる。

    ただ、傑作だ!という感じにはならなかったのは、結局主人公が国に仕える官僚であり、好き勝手に暴れられるヒーローではないということ。いや、当たり前なんだけど、もう少しはみ出して欲しかったなあ、という無い物ねだり。
    あともう一つは、土壇場までかたくなだった相手の「テロ組織?」が、終盤で急に交渉に応じ始めるあたり、まあ、これも一種のリアルかもしれないが、ストーリー展開的にはなんか腰砕け的な印象が残った。

    二転三転する国対民兵組織を体感できたので、満足できる映画体験ではあった。