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以前はTサイトで映画レビューを書いてました。閉鎖に伴い 、こちらでお世話になることにしました。
宜しくお願いします(^-^)
備忘録としてレビューを書いてますので、気儘にやらせて頂きます。尚、評点については私の好みかどうかを基準にしてます。決して、作品の優劣ではありません。

MY BEST MOVIE

サウンド・オブ・ミュージック

フォロー 17
フォロワー 24 50位
いいね!したレビュー 473
いいね!されたレビュー 1108 52位
総鑑賞本数 2189 457位
総鑑賞回数 2190 502位
レビュー 2190 74位
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総鑑賞データ数 7,049,553 552
総レビュー数 930,155 88
鑑賞方法別データ数
映画館 1,829,322 171
レンタル 596,661 3
購入 124,523 3
VOD 555,921 137
テレビ 921,859 84
その他 158,322 7
鑑賞日 -  登録日 2024/12/16  評点 80点 

鑑賞方法 選択しない 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング -位

ウィリアム・ハートが大熱演☆

本作での主人公モリーナを演じたウィリアム・ハートの存在感が圧倒的であった。オスカー俳優になったのも十分に納得できる好演でした。
冒頭から、ゲイの役回りであるカットはかなりのインパクトがあった。
刑務所の2人房で、ラウル・ジュリア扮するヴァレンティンとの会話を通して、ストーリーが進行する。
前半は語り部として、モリーナがナチスドイツ将校と淑女との悲恋を描いた映画の話をヴァレンティンに語り続ける。
性不適合者としてのモリーナからすると、淑女は憧れの姿だったと思えてしまう。
前半はモリーナの人物像を描写することに徹していたと思う。
この部分は冗長に思えたが、本作を振り返ると決して不要ではない。

中盤で一気にストーリーは動き始める。実はモリーナは警察と内通していて、ヴァレンティンの政治犯としての罪を内偵していたのである。モリーナはヴァレンティンを裏切っていた。
結末を知りたいから、俄然後半は目が釘づけになりました。
決してハッピーエンドではないですが、モリーナにはモリーナなりの正義があったように思います。
決して叶わぬゲイの悲恋。本作の幕引きに相応しいラストだったと感じました。
最後の映像は幻想的で、一見の価値あり。