イタリア初の女性医師を描いた伝記ドラマ。
冒頭は普通の感じだったのですが、後半から一気に面白くなる。
さて、ここからというところで終わり、そんなところに物足りなさがある作品でした。
モンテッソーリは知的障がいのある子どもたちの教育メソッドを確立する。
我が子も知的障がいがあるのに、それを犠牲にして心血注ぐ。
子どもたちを救うことになりますが、それは知的障がいを持つ親も救っている。
ただ、それは知的障がいのある我が子を犠牲にしているというのが切なく思います。
また、それと共に女性の地位向上のための戦いでもある。
医者として働いているのに無給というのは驚きで、恋人が他の女と結婚を決めた時に爆発させる感情がなんともいえなかったです。
ストーリーは知的障がいを持つ子どもの母との交流により人生が転機する。
ここで覚悟を決めたモンテッソーリがカッコ良かったです。