男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

もののけ姫

  • もののけひめ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    81.9点(1763人)

  • 観たひと

    3386

  • 観たいひと

    56

  • レビューの数

    144

基本情報

ジャンル アニメーション / ファンタジー / アクション
製作国 日本
製作年 1997
公開年月日 1997/7/12
上映時間 133分
製作会社 徳間書店=日本テレビ放送網=電通=スタジオジブリ作品(制作*スタジオジブリ/特別協賛*日本生命/特別協力*読売新聞)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督宮崎駿 
脚本宮崎駿 
原作宮崎駿 
製作総指揮徳間康快 
製作氏家齊一郎 
成田豊 
プロデューサー鈴木敏夫 
作画監督安藤雅司 
高坂希太郎 
近藤喜文 
撮影監督奥井敦 
撮影藪田順二 
高橋わたる 
古城環 
美術山本二三 
田中直哉 
武重洋二 
黒田聡 
男鹿和雄 
音楽久石譲 
主題歌米良美一:(「もののけ姫」)
録音演出若林和弘 
録音・整音井上秀司 
録音東京テレビセンター 
効果伊藤道廣 
音響制作オムニバスプロモーション 
編集瀬山武司 
監督助手伊藤裕之 
演出助手有冨興二 
特殊美術福留嘉一 
特殊効果谷藤薫児 
色彩設計保田道世 
色指定井関真代 
森奈緒美 
守屋加奈子 
宣伝特別顧問徳山雅也 
動画チェック舘野仁美 
中込利恵 

キャスト

出演(声)松田洋治 アシタカ
石田ゆり子 サン
田中裕子 エボシ御前
美輪明宏 モロの君
小林薫 ジコ坊
森繁久彌 乙事主
森光子 ヒイさま
西村雅彦 甲六
上條恒彦 ゴンザ
島本須美 トキ
渡辺哲 山犬
佐藤允 タタリ神
名古屋章 牛飼い

解説

森を侵す人間たちと荒ぶる神々との闘いを、日本アニメ史上空前の製作費による壮大なスケールで描いた長編アニメーション。監督・原作・脚本は「紅の豚」の宮崎駿。声の出演は「はるか、ノスタルジィ」の松田洋治、「平成狸合戦ぽんぽこ」の石田ゆり子ほか。97年末の時点で107億円という空前の配給収入を記録する大ヒットとなり、それまでの日本映画の最高記録であった「南極物語」の58億円はおろか、日本の配収記録である「E.T.」の95億円も抜いて、歴代配収第1位の座に輝いた。また、アニメーション作品として初めて日本アカデミー賞作品賞にも輝き、98年中にはディズニーの配給により全米公開も行われる予定である。97年度キネマ旬報ベスト・テン第2位、同・読者選出ベスト・テン第1位。

あらすじ

室町時代、王家の血をひく青年・アシタカは、北の果てにあるエミシ一族のかくれ里を襲ったタタリ神を倒したせいで、右腕に死の呪いをかけられてしまった。村の老巫女・ヒイさまから、西に行けば呪いを断つ方法が見つかるかもしれないというお告げを受けたアシタカは、大カモシカのヤックルに跨って、西へ旅立つ。その途中、彼は犬神モロに襲われて谷に転落した牛飼いの甲六らを助けたことから、製鉄工場・タタラ場に寄ることになった。アシタカはそこで女頭領エボシ御前と会い、彼女たちが砂鉄を得るためにシシ神の森を切り崩していることが原因で、ナゴの守という猪神をアシタカの村を襲ったタタリ神に変えてしまったことを知る。そんな夜、サンという娘が山犬とともにタタラ場を襲撃した。サンは犬神モロの君に育てられたもののけ姫で、森を侵すエボシ御前を憎んでいる。エボシ御前とサンの闘いを止めようとしたアシタカは、深い傷を負いながらも、サンを背負ってタタラ場から脱出した。そんなアシタカを、サンは一度は殺めようとするが、彼の中にほかの人間たちと違う心を感じた彼女は、アシタカをシシ神に託すことにする。そして、森の中から現れたシシ神は、アシタカの傷を癒してくれた。やがて、齢500歳の老猪・鎮西の乙事主が、森を荒らす人間との争いに決着をつけようと、猪神を引き連れてシシ神の森にやってくる。一方、唐傘連やジバシリなどの不気味な一味を率いた謎の坊主ジコ坊は、不老不死の力があるとされるシシ神の首を奪おうと、エボシ御前と結託してその準備を進めていた。アシタカはなんとか人間と神々の闘いを阻止しようとするが、ついに闘いの火蓋が切って落とされてしまう。サンも山犬たちと乙事主に加勢するが、ジコ坊たちは神々を次々と倒し、シシ神の首を手に入れた。首を無くしたシシ神は、触れるもの全ての命を吸い取ってしまうディダラボッチに姿を変えて人々を襲い始め、アシタカとサンは逃げ回るジコ坊を捕まえると、ディダラボッチに首を返す。すると、ディダラボッチは姿を消し、森の一部が元の姿を取り戻した。シシ神の死んだ森を見て嘆くサンを、アシタカは共に生きようと励ます。その時、彼の手からは呪いが解けていた。

関連するキネマ旬報の記事

2019年10月上旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第6弾 1990年代日本映画ベスト・テン:ベスト16 解説

2000年9月上旬号

日本映画紹介:もののけ姫 in U.S.A

1998年6月下旬号

VIDEO、LD&DVD GARDEN:「もののけ姫」オバケヒットの謎をさぐる

1997年10月下旬号

HOT SHOTS:「もののけ姫」記録更新

日本映画紹介:もののけ姫

1997年臨時増刊 宮崎駿と「もののけ姫」とスタジオジブリ

カラーグラビア:「もののけ姫」荒ぶる神々と人間との戦い―この映画の狙い―

評論 「もののけ姫」の基礎知識:映画の舞台になったタタラ製鉄を再現した「たまはがね」について

評論 宮崎駿論:「未来少年コナン」から「もののけ姫」までの軌跡

評論 宮崎駿と黒澤明:「もののけ姫」は「七人の侍」を越えられたのか

1997年8月上旬号

巻頭特別企画 アニメーション1997・夏:「もののけ姫」完成披露記者会見