「喝采」のルーベン・マムーリアンの第2回監督作品で、探偵小説作家のダシール・ハメットが映画のために書き下ろした物語を「赤新聞」のマックス・マーシンが改作し、「テキサス無宿」「スパイ(1930)」のオリヴァー・H・P・ギャレットが脚色した。主役は「モロッコ」「戦う隊商」のゲイリー・クーパーとニューヨークシアター・キルド出身の舞台女優シルヴィア・シドニーが演じ、「愛する権利(1930)」のポール・ルーカス、「略奪者」のウィリアム・ボイド、「街の紳士」のウィン・ギブソン及びガイ・キッビー、「禁酒天国」のスタンリー・フィールズ等の腕利き連が助演している。撮影は「モロッコ」「戦う隊商」のリーガームスが担当した。