<冬編> 劇団員の秋山健太(秋沢健太朗)は、アルバイト中に出会ったヨガ講師の夏目麻耶(真田麻垂美)に一目惚れ。偶然、同じ神社の御守りを持っていたことをきっかけに会話に成功すると、更に距離を縮めようと、彼女のヨガ教室に通い始める。 その一方、劇団では役が付かなかった健太だが、同期の役者がテレビに出ることになり、代役が舞い込んでくる。少しずつ自信を付け、ついに麻耶をデートに誘う健太。しかし麻耶は、ある秘密を抱えていた……。<夏編> 劇団を離れていた廣畑(中村優一)がスターになって帰ってきた。健太は廣畑の代役をステップに、次の公演で初めて主役に抜擢される。麻耶とも、様々な話が出来るほど親しくなっていた。だが同時に、廣畑の出現により、自分の今の立場を考えさせられることに。そして、麻耶との関係も先に進めたいのかどうか、答えが出せずにいた。芝居も恋も足踏み状態。麻耶が元女優であることを知る廣畑は、そんな健太に麻耶の出演作「惑星ホシとレタス」を見せる。それを見た健太は、映画のロケ地に向かう。すると、なぜかそこには劇団の先輩・蓬田(渡部龍平)と廣畑の姿も。ロケ地巡りをしながら劇団や役者のこと、自分のあり方などを語り合う3人。だがその後、健太は街中で偶然、子どもと一緒にいる麻耶の姿を目撃する……。<秋編> 3か月後。なぜか麻耶の娘と仲良くなっていた健太は、次の劇団の芝居に出演しないかと麻耶を誘う。練習を積んで無事に初日を迎えた2人だったが、楽日前のある日、麻耶から突然、“もう2人では会わない”と告げられ、健太は動揺。そんな中、最終公演でよろける麻耶を庇った健太は、怪我をして病院に運ばれる事態に。看病を続ける麻耶だったが、健太が目を覚ました時には、その姿はなかった。麻耶を探して病院を飛び出した健太は、何とか麻耶と再会。そして、徐々に明かされる麻耶の過去、そして秘密。2人の恋の行方は……?