ミナト広告会社の若手営業マン、西尾和、通称おかずくん(黒羽麻璃央)は社員男子寮に入居し、同じく寮で暮らしている東良(崎山つばさ)、北(小林且弥)、南郷(大山真志)と、毎週金曜日に晩ごはんを持ち寄る“ハナキン持ち寄りごはん会”を行っている。おかずくんは、ライバルの大手・電報社からコンペで勝ち取った、未だ広告に掲載されたことのない店舗を紹介する江の島グルメのタウン誌制作の仕事に行き詰まってしまう。江の島出身の東良は、高校の先輩・中野美夏(逢沢りな)の父・中野友和(田中要次)がオーナーシェフを務めるイタリアンレストランをおかずくんに紹介するが、絶品ペスカトーレを口にしたおかずくんがタウン誌への掲載を依頼すると、店から追い出されてしまう……。