男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

KINENOTE公式Twitter

KINENOTE内検索ランキング

映画

映画人

     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,725 -1
総鑑賞データ数 7,060,788 897
総レビュー数 932,345 185
鑑賞方法別データ数
映画館 1,832,961 284
レンタル 596,834 15
購入 124,666 13
VOD 558,666 232
テレビ 923,520 113
その他 158,553 21

主婦の学校

  • しゅふのがっこう
  • HÚSMÆÐRASKÓLINN
  • THE SCHOOL OF HOUSEWIVES
  • 平均評点

    67.9点(15人)

  • 観たひと

    30

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 社会派
製作国 アイスランド
製作年 2020
公開年月日 2021/10/16
上映時間 78分
製作会社 Mus & Kott
配給 kinologue(提供:kinologue)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 ステレオ
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)Mús & Kött 2020

場面

予告編


     

解説

“ジェンダー平等指数”12年連続1位のアイスランド。その首都レイキャビクにある1942年創立の男女共学の家政学校を取材したドキュメンタリー。学生たちが家事全般を学ぶなか、自立した人生を楽しむための技術、今を生きる知恵をつかむ姿を浮き彫りにしていく。監督は本作で長編デビューを果たしたアイスランドの新鋭女性監督ステファニア・トルス。家政学校(花嫁学校)はかつて、義務教育後に進学の機会が少なかった女性たちを良き主婦へと育成することを目的に世界中に存在した。その多くは衰退したが、この学校は1997年に初めて男子学生を受け入れ現在まで存続している。今では男女を問わず、「自分のことを自分で世話できる人間になりたい」という学生たちがアイスランド全土から集まってくる。監督は、家事は女性だけの仕事ではない、つまり、私たちは皆、主婦だと言えると語り、〈主婦〉という言葉はポジティブなものであるべきだと、タイトルに掲げたという。

あらすじ

1942年創立、レイキャビクにある男女共学の家政学校「主婦の学校」。白く美しい建物が優雅な雰囲気を醸し出すこの学校には、現在でもアイスランド全土から、さまざまな期待を胸にした学生が集まってくる。ここは学位のためではなく、学びたい人が自分のために行く学校だ。24名の学生たちは、その多くが寮で共同生活を送りながら、一学期3カ月の間、あらゆる家事や手仕事を基本から学んでいく。初歩的な料理からおもてなし料理・伝統料理の調理法、衣類の種類に応じた洗濯法や正しいアイロンがけ、素材の理解と縫製技術、美しいテーブルセッティング&マナー、火災予防のための消火器の使い方など、理論と実技を実践的に学。昔からほぼ変わっていない教育内容には、家事の基本を押さえるだけでなく、破れた衣服の修理や食品を使い切ることなど、今の時代に必須な環境に優しいサステイナブル(持続可能)な学びも含まれている。

関連するキネマ旬報の記事

2021年11月上旬特別号

REVIEW 日本映画&外国映画:「〈主婦〉の学校」

2021年10月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「〈主婦〉の学校」

  • 鑑賞日 2024/05/20

    登録日 2024/05/20

    評点


    鑑賞方法 VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 

    字幕


    ヒルマル・グズヨンソン ネタバレ

    『ゴッドランド』に引き続き、アイスランド映画を鑑賞。こちらは記録映画。

    中学生の頃の技術家庭科の授業を思い出した。あの頃は何も考えずこなしていただけだったけど、刺繍やハンダ付けなど、自分じゃ絶対にしない(できない)いろいろな経験ができてよかったと思う。問題山積の義務教育、技術家庭科はせめて縮小はしないでほしい。

    『ゴッドランド』の通訳の役者さんが出演者にあり、インタビュアーかな?と思ったら、卒業生として登場していた。


  • 鑑賞日 2022/01/03

    登録日 2024/02/23

    評点 75


    鑑賞方法 映画館/群馬県/シネマテーク高崎 

    字幕


    人の営みは変わらない

    時代時代の価値観によって多少の差異はある。
    この学校も最初は女子校だったのだから。
    でもそれを男女共学にしてからのイロイロはあまり変わってないんだろう。
    料理
    裁縫
    掃除
    マナー

    生活するのに必要な基本的知識を学ぶ場。
    学ぶことで出来るようになり、その後の生活の場において
    やるやらないの選択肢が増える。

    基本的知識は、人の営みが変わってない事を確認できるし
    知識を得る事で応用を考える力にもなる。

    生きる為の知恵を学ぶことで
    しっかり一歩一歩を踏みしめて人生を歩いていけるんだろうと感じました。


  • 鑑賞日 2022/02/28

    登録日 2022/02/28

    評点 70


    鑑賞方法 映画館/兵庫県/シネピピア 

    字幕


    心と家庭の豊かさは先ず食に有り❗

    アイスランドのレイキャビクに有る男女共学の家政学校。定員25名、存続は確定して無いらしい。裁縫と料理とマナーが主要科目、体育と音楽は無いみたい。三食豪華で運動無し故在学中の学生は多くがたっぷり肥っている。


  • 鑑賞日 2021/11/11

    登録日 2021/11/11

    評点


    鑑賞方法 映画館/東京都/シアター・イメージフォーラム 

    字幕


    ネタバレ

    『〈主婦〉の学校』。アイスランドのレイキャビクにある家政学校を取材。男女共学だがこの年の学生は全員女性。20前後の若い人ばかり。皆肥満体で不健康そうに見える、まずは痩身した方がいい。調理、洗濯、裁縫など家庭で必要なことを学べる。ホントは親が教えるべきものだと思うが…。


  • 鑑賞日 2021/11/09

    登録日 2021/11/09

    評点 80


    鑑賞方法 映画館/東京都/シアター・イメージフォーラム 

    字幕


    今まさに必要なこと

    コロナ禍、おひとりさま、巣ごもり生活の主夫の私としては実に興味深い役に立つ映画でした。[今を生きる]ための知恵と技術。大事なこと、必要なこと、考え方、生き方を教えられる映画でした。


  • 鑑賞日 2021/11/02

    登録日 2021/11/03

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/大阪府/シネ・リーブル梅田 


    自力を学ぶ場。 ネタバレ

    アイスランドにある主婦の学校。ただし、現在は男女共学。食事に洗濯、裁縫にテーブルマナーなど実践的な知識が得られるところ。裁縫ができれば、衣服に綻びができても捨てることなく自分で直すことができるので、エコな暮らしの役に立つ。

    在校生や卒業生のインタビューを交えながら、学びの様子を映している。フランスでは5月革命の頃には花嫁学校には衰退したことをジュリエット・ビノシュ主演の映画で知ったのだが、この学校が今も続いていることは創意工夫と国民性などによるのだろうか。でも来年続くか毎年ギリギリまで分からないとも語られていた。一人一人が独立した人間として暮らす学びの場は当然続いてほしいし、続くべき。


  • 鑑賞日 2021/11/02

    登録日 2021/11/02

    評点 70


    鑑賞方法 映画館/東京都/シアター・イメージフォーラム 

    字幕



    かつて<花嫁(修業)学校>、そして現在は<家政学校>に形を変えたアイスランド・レイキャビクにある専門学校ということなのだろう。花嫁学校時代はもちろん女性のためだけのものだったが、1990年代に男性にも門戸を開き今は共学となっているという。…なのに…残念ながら今回のドキュメンタリーの生徒たちに男子学生がいない! ここのところの詰めがきちんとしていて、男子学生が家事に四苦八苦している姿、もしくはやたら上手で鼻歌なんか唄いながら編み物をしている姿が絵になっていれば、もっともっと説得力があったのではないだろうか。

    しばしば画面に映る棒針で編み物をしている手、手、手。いろんな手があるが、どれもが楽しそうに糸を紡ぐ。極寒の地アイスランドではきっとそうやって、母親が妻が、家族のセーターを編んでいたのだろうと思うと心まで温まる。

    余談ではあるがー北欧5国を一絡げにしては失礼ながら…北欧料理といったら何という名物もなく、さして美味しいものとは思っていなかった。だが、この家政学校の学生たちが作るフルコースの料理のなんと手の込んだこと。テーブルセッティングの美しさも加え、色とりどりの料理が並ぶとまるで高級レストランのよう。もしかしたら北欧ではアイスランド料理が一番美味しいのかもしれない…。未だ食する機会に出会わないのが残念だ。


  • 鑑賞日 2021/10/16

    登録日 2021/10/16

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/愛知県/名演小劇場 

    字幕


    「家事」を学ぶ大切を考える。

    名前は「主婦の学校」だが、1990年代に男女共学になったとのこと故、正確には「主婦/主夫の学校」といったところか。同じ題材でもジュリエット・ビノシュ主演の「5月の花嫁学校」はコメディ・タッチのフィクションとして面白かったが、本作はドキュメンタリーだけに比較するのも酷かもしれない。”ジェンダー先進国アイスランド”ならばこそ、ジェンダー平等について校長や生徒たちの考えをもっと聞いて欲しかった。