2018年6月23日。サッカーチームに所属する少年12 人が練習後、コーチと共にタイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟探検に入る。しかし、豪雨により洞窟が浸水し、出入り口が塞がれてしまう。少年たちが帰宅しないことを不審に思った家族から行方不明と報告され、捜索作業が開始される。やがて、少年たちは洞窟の入り口から約5キロ入った場所に取り残されていることが確認されたものの、洞窟内は増水し、救助は不可能と思われた。タイ海軍特殊部隊、米軍特殊部隊に加え、各国から応援が入り、数千人が集まってくるが、死のリスクが高い洞窟ダイビングは特殊技能が必要なため、救出活動は難航。そこで、世界各地から民間の洞窟ダイバーたちが集められる。彼らを中心に、決死の救出作戦が始まるが……。