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2017年の誕生日を機に記録を残す事を始めてみよう!

MY BEST MOVIE

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いいね!されたレビュー 606 86位
総鑑賞本数 955 1428位
総鑑賞回数 1056 1344位
レビュー 1056 169位
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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,723 0
総鑑賞データ数 7,050,412 859
総レビュー数 930,314 159
鑑賞方法別データ数
映画館 1,829,586 264
レンタル 596,680 19
購入 124,532 9
VOD 556,147 226
テレビ 921,992 133
その他 158,343 21
鑑賞日 2025/03/15  登録日 2025/03/15  評点 82点 

鑑賞方法 映画館/東京都/TOHOシネマズ池袋 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング -位

ベストな体調でどうぞ

全く人物が出てこない作品。鑑賞後に気になって調べてみたら、やはりキャストという役割が存在しない映画だった。
こんな作品を仕上げて、世界的に興業できれはクリエーター冥利に尽きるだろうなぁ。

ただこの映画、体調の良い状態で観るのがお勧め。
寝不足だったり、薬を服用した直後だったりすると、冒頭のヒーリングミュージックのような穏やかな音楽と犬や猫といった日常的に耳にする鳴き声を聴きながら、序盤から眠りに落ちそう…。
正直、そうならなかったことに安心したりもしていた。

この映画、観る人によって受け止め方が色々ありそうだ。後から他の方のレビューも楽しんでみたい。

私は映画が進むに連れて、主人公の猫が漂流生活を通じて他の動物と出会う様子や生き抜いて行く様子に自分を重ねて観るようになっていた。
新しい学校、新しい住所、はじめての一人暮らし、はじめての職場などで、敵になるか味方になるか、親しくなるか挨拶程度の関係になるかも手探りのまま始まっていく新生活の時の感情。
時には心が折れたり、自責の念に苦しんだりもするが、生活していくんだ!という本能のようなものを登場するキャラクター達、特に猫には感じたなあ。

鳥のストイックな優しさも魅力的。
必死で生きていると鳥の優しさとブレない孤高感には惹かれるだろうとも思う。

ラスト、洪水が引いていくことについても色々な考えがあるだろうが、私は鳥が自らの命と引き換えに導いた世界だと考えている。
ちょっとロマンチックすぎるかな。