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宇能鴻一郎の濡れて立つ

  • うのこういちろうのぬれてたつ
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    54.7点(10人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1976
公開年月日 1976/1/24
上映時間 75分
製作会社 日活映画
配給 日活
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督加藤彰 
脚本佐治乾 
原作宇能鴻一郎 
製作岡田裕 
撮影仁村秀信 
美術川船夏夫 
音楽多摩零 
録音秋野能伸 
照明川島晴雄 
編集鍋島惇 
助監督浅田真男 
スチール目黒祐司 

キャスト

出演東てる美 佐瀬泰子
久保剛 槍田井造
川田志保 従妹の由美
小杉じゅん 姉の秋子
鶴岡修 従兄の君雄
清水国雄 大学生の安原
丘奈保美 芝田はつ子
山田克朗 徳永
水木京一 社長の丸川
粟津號 矢代
水乃麻希 真木すみ子

解説

宇能潟一郎の官能小説の映画化第3作目。新婚の夫婦が自分の家を持とうと悪戦苦闘する姿をユーモラスに描いた艶笑喜劇。脚本は「OL日記 猥褻な関係」の佐治乾、監督は「新妻地獄」の加藤彰、撮影も同作の仁村秀信がそれぞれ担当。

あらすじ

佐瀬泰子と桧田井造の若い二人は結婚を間近に控えて、新居探しに精を出している。そして、分譲造成地に下見に行くのだが、井造は、すでに家を建てたつもりになって、泰子を求める。が、井造はすぐに果ててしまい、少々不満な泰子。結局、その土地は二千五百万円もするので、いくら井造が東大出の高給取りとはいえ諦らめる事にして、今度はマンション捜し。だが、部屋を下見する度に、井造は、大胆にも泰子にセックスを強要する。やがて結婚、新居はやむなく2DKのアパート。にもかかわらず、井造は相変らず、家を建てる事を夢みて、設計図を描いている。しかも、セックスの最中にも及んだため、泰子はウンザリする。泰子は、従妹と彼女の恋人の情熱的なセックスや、姉と従兄の貪欲で淫乱なセックスを知るにつけ、自分達のセックスが子供だと痛感する。そんなある日、泰子の祖父が死んで遺産として土地が手に入った。いよいよ具体化できると思ったのも束の間、井造の設計は夢みたいな物ばかり。そこで、ついに泰子は、自分が積極的になる事を決意。早速、有名な設計家の吉野や、銀行の支店長の徳永に近づいた。浮気して、セックス技術も上達し、そして、新居建築に協力してもらう、という一石三鳥。だが、やっと家が建ったと思ったら、井造は全てを知っていて「この家は、君が体を濡らして、建てたんだ。僕のじやない」と言い、自分は会社の独身寮に移った。それから奇妙な別居生活が始った。泰子は朝、弁当を井造に届け、夕方、井造が泰子を訪ね、食事をし、セックスをし、寮に帰っていくのだ。泰子は、念願の家も建ったし、井造は新鮮に愛してくれるし、とても幸せだった。

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