クーパー(ジョシュ・ハートネット)は溺愛する娘ライリー(アリエル・ドノヒュー)のために、彼女が今夢中の世界的アーティスト、レディ・レイヴン(サレカ・シャマラン)が出演するアリーナライブのプラチナチケットを入手する。ライリーはクーパーとともに会場に到着し、最高の席に大感激する。ライブが始まり、3万人の観客が熱狂するなか、異常な数の監視カメラや、会場内外に続々と集結する警察の姿に、クーパーは異変を覚える。クーパーは口の軽いスタッフからここだけの秘密として、指名手配中の切り裂き魔がライブに来るというタレコミがあり、このライブ自体が仕組まれたトラップであることを聞き出す。しかし、その世間を騒がしている残虐な殺人鬼とは、実はクーパーだった……。