男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

不連続殺人事件

  • ふれんぞくさつじんじけん
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    65.0点(78人)

  • 観たひと

    119

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1977
公開年月日 1977/3/12
上映時間 140分
製作会社 タツミキカク=ATG
配給 ATG
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演瑳川哲朗 歌川一馬
夏純子 歌川あやか
水原明泉 歌川珠緒
福原ひとみ 歌川加代子
金田龍之介 歌川多門
泉じゅん 下枝
田村高廣 矢代寸兵
桜井浩子 矢代京子
内田裕也 土居光一
内田良平 望月王仁
小坂一也 巨勢博士
殿山泰司 南雲一松
初井言栄 南雲由良
伊佐山ひろ子 南雲千草
石浜朗 三宅木兵衛
楠侑子 宇津木秋子
神田隆 神山東洋
絵沢萠子 神山木曽乃
江角英明 人見小六
根岸とし江 明石胡蝶
木村元 丹後弓彦
内海賢二 内海明
松橋登 海老塚医師
宮下順子 諸井琴路
粟津號 坪田平吉
岡本麗 坪田テルヨ
梓ようこ 八重
谷本一 奥田利根五郎
浜村純 片倉清次郎
長弘 南川巡査
桑山正一 平野警部(カングリ警部)
武藤章生 荒部長刑事(八丁鼻)
清川正廣 長畑刑事(読ミスギ)
南美由紀 女中A
西沢武夫 喜作
河原一邦 新聞記者

解説

坂口安吾の原作の推理小説を映画化。山奥の別荘に集まった、二十九人の男女がくりひろげるサスペンス・ミステリーを描く。脚本は「国際線スチュワーデス 官能飛行」の大和屋竺と「嗚呼!! 花の応援団 役者やのォー」の田中陽造と曽根中生、荒井晴彦の四人共同、監督は「嗚呼!! 花の応援団 役者やのォー」の曽根中生、撮影は「レイプ25時 暴姦」の森勝がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和二十二年夏、敗戦による混乱のおさまらぬ時に流行作家の望月王仁は、N県きっての財閥・歌川多門の豪邸で殺された。その時、多門の家には二十九人に及ぶ男女がいた。兇器の短刃からは、二人の女の指紋が発見され、もう一人の女のものと思われる小さな鈴が、害者のベットの下から発見。女中も含めた、二十九人の内、十人は、多門の息子の一馬によって招待された人々で、戦争中の数年間、歌川家に疎開していた人々であった。そして、そこでは一般の人々の想像を絶するような、男女の淫乱な生活が繰りひろげられていたのである。そして、それにも輪をかけてひどいのが、歌川家の複雑な血縁関係であった。その日の午後、望月王仁の屍体は、解剖のために県立病院へ送られた。そして、その夜、珠緒とセムシの詩人・内海明、千草と次々に殺されるのであった。一週間後の八月二十六日、第五・第六の殺人が行われた。加代子がコーヒーにまぜられていた毒物で、多門がプリンの中へ混入されていたモルヒネで殺害され、同時に異なる場所で殺人が起きた。警察も何んの手がかりもなく、確証も見い出せなかった。そして、これは犯人が自分を見分けることのできないようにとしくんだ、不連続殺人事件であることに気づく。第六の殺人から十日目の九月三日、不連続殺人の不連続たる一石が投じられた。女流作家の宇津木秋子が殺されたのである。さらに、六日後の九月十日、明方四時、あやか夫人と一馬が青酸カリによって死亡。事件は海けそめる空にそむいて、再び不明の闇に落ちた。そして、「九月十日・宿命の日」という一枚の貼紙がその闇より不吉に浮び上った。

関連するキネマ旬報の記事

1977年5月上旬号

日本映画紹介:不連続殺人事件

1977年4月下旬号

今号の問題作:不連続殺人事件

1976年11月上旬号

グラビア:曽根中生「不連続殺人事件」