男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

妻として女として

  • つまとしておんなとして
  • The Other Woman
  • The Other Woman

amazon


  • 平均評点

    72.8点(59人)

  • 観たひと

    99

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/5/30
上映時間 106分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督成瀬巳喜男 
脚本井手俊郎 
松山善三 
製作藤本真澄 
菅英久 
撮影安本淳 
美術中古智 
音楽斎藤一郎 
録音藤好昌生 
照明石井長四郎 
スチル山崎淳 

キャスト

出演森雅之 河野圭次郎
淡島千景 河野綾子
星由里子 河野弘子
大沢健三郎 河野進
高峰秀子 西垣三保
飯田蝶子 西垣志野
中北千枝子 古谷淑子
坂下文夫 古谷高志
仲代達矢 
中村伸郎 木村
水野久美 ルリ子
芝木優子 千枝
十朱久雄 楠原
淡路恵子 福子
関千恵子 トシ坊
藤間紫 京子
丹阿弥谷津子 花枝
賀原夏子 
大塚国夫 青木
細川隆一 大学生男一
西条康彦 大学生男二
田辺和佳子 女子大生一
佐羽由子 女子大生二
佐田豊 電気屋

解説

「別れて生きるときも」のコンビ井手俊郎と松山善三のオリジナル・シナリオを、「秋立ちぬ」の成瀬巳喜男が監督した女性映画。撮影は「「赤坂の姉妹」より 夜の肌」の安本淳。

あらすじ

綾子は大学講師の河野圭次郎と結婚して二十四年、今度大学に入った弘子、中学生の進と二人の子がある。だが、河野には十数年も続いている女三保がいた。彼女は銀座のバー「カトリーヌ」のマダムである。河野につくし、売上げから名儀人の綾子に毎月十万円ずつ払っている。なじみ客の南に「奥さんと二号が仲よくしてるなん薄気味悪いや」と言われた。伊豆山に行った時、河野は教え子に顔を見られてうろたえた。三保は悲しかった。東京へ戻った三保は、酔って南のアパートまで行ったが、いざとなると踏みきれず逃げて帰った。久しぶりで河野が三保の家を訪れた時、彼女は泊っていくようせがんだが、彼はチュウチョした。三保は別れるより仕万がないと決心した。綾子に金か店かどちらか貰う権利があると言った。が、綾子は「被害者は妻の方よ」といってはねつけた。お腹を痛めた子を返して貰う。手段はこれしかないと三保は思った。三保は学校から帰る進を待って喫茶店へ、後楽園へと連れて遊んだ。しかし、母親であるとは打明けられなかった。進は三保の友達の福子からその秘密を聞かされた。進から二人の母が三保であることを聞かされ呆然とする弘子。綾子は嫁に来る前から子供のできない体だったのだ。弘子と進は表へ飛びだした。三保は「カトリーヌ」から去った。四十にもなって女がジタバタして五十万円、三保はくやしかった。女子寮に入った弘子のところには、家に帰ってもつまらない進が来て帰ろうとしない。校庭の樹に蝉が鳴きはじめる頃であった。

関連するキネマ旬報の記事

1961年7月上旬夏の特別号

日本映画批評:妻として女として

1961年6月下旬号

特別グラビア:「妻として女として」の成瀬組

新作グラビア:妻として女として

日本映画紹介:妻として女として