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     KINENOTE DATA       前日比
会員数 54,725 -1
総鑑賞データ数 7,060,788 897
総レビュー数 932,345 185
鑑賞方法別データ数
映画館 1,832,961 284
レンタル 596,834 15
購入 124,666 13
VOD 558,666 232
テレビ 923,520 113
その他 158,553 21

サン・セバスチャンへ、ようこそ

  • さんせばすちゃんへようこそ
  • RIFKIN'S FESTIVAL
  • RIFKIN'S FESTIVAL
  • 平均評点

    67.0点(137人)

  • 観たひと

    195

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    28

基本情報

ジャンル ラブロマンス / コメディ / ドラマ
製作国 スペイン=アメリカ=イタリア
製作年 2020
公開年月日 2024/1/19
上映時間 92分
製作会社 The MediaPro Studio=Gravier Productions=Wildside=Perdido Produiction
配給 ロングライド(提供:ロングライド=松竹)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ ビデオ 他
音声
上映フォーマット デジタル

スタッフ

キャスト

(C)2020 Mediaproduccion S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.

場面

予告編


     

解説

国際映画祭を舞台に繰り広げられるウディ・アレンの映画愛に溢れたロマンティック・コメディ。売れない作家のモート・リフキンは、妻スーと共にサン・セバスチャン映画祭に参加。だが、妻がフランス人監督フィリップと浮気していると疑惑を募らせた彼は……。出演は「マリッジ・ストーリー」のウォーレス・ショーン、「サンクスギビング」のジーナ・ガーション。

あらすじ

ニューヨークの大学で映画学教授を務める売れない作家のモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)は、妻スー(ジーナ・ガーション)に同行し、サン・セバスチャン映画祭に参加する。妻は有名なフランス人監督フィリップ(ルイ・ガレル)の広報を担当しているのだ。だが、リフキンが映画祭に同行したのは、ある理由があった。いつも楽しそうな二人を横目に、妻の浮気を疑っていたのだ。そんなリフキンが街を一人でふらついていると、突如、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」の世界が目の前に現れる。さらに夢の中では、自分がオーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」や、ジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」に出演したりと、傑作クラシック映画の世界に没入する不思議な体験が次々と巻き起こる。そんな中、妻への疑惑のストレスで心気症となったリフキンは、美しい医師ジョー(エレナ・アナヤ)と出会い……。

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UPCOMING新作紹介:「サン・セバスチャンへ、ようこそ」

  • 鑑賞日 2025/02/18

    登録日 2025/03/23

    評点 75


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    名監督の名作に主人公が入り込む

    ウディ・アレンの2020年の作品で、ニューヨークで映画学を教えている教授が、フランス人監督の広報をしている妻に同行してスペインにやって来て、あれこれ見物しているうちに、ヨーロッパにいる、ということで、夜な夜な過去の名作の夢を観るようになる、というところから、フェリーニ、ベルイマン、ルルーシュ、ゴダール、ブニュエルといったウディ・アレンの2020年の作品で、ニューヨークで映画学を教えている教授が、フランス人監督の広報をしている妻に同行してスペインにやって来て、あれこれ見物しているうちに、ヨーロッパにいる、ということで、夜な夜な過去の名作の夢を観るようになる、というところから、フェリーニ、ベルイマン、ルルーシュ、ゴダール、ブニュエルといった監督の名作に主人公や登場人物が入り込んだ映像が出てくるのが楽しく、日本映画への言及もありましたけど、映像で再現するのは難しかった、ということなのでしょうが、名作のスタイルを真似るのではなく、主人公が入り込むのは、「カメレオンマン」を思い出されて面白く、個人的には楽しかったですけど、あのスキャンダル以降も更にいろいろあってボロボロのはずなのに、新作を撮っている、というのは、なんだかスゴいですね。


  • 鑑賞日 2025/03/04

    登録日 2025/03/04

    評点 60


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    思索と妄想は紙一重

    何て言うか、妄想乙という一言で済んでしまうような映画であった。ウディ・アレン映画の常として、趣味の良い音楽が流れる趣味の良いコメディなテイストなんだけど、そもそも主人公と奥さんが結婚する世界線が見えないわ。そういう意味でも妄想乙みたいな感じ。あの女医さんとの関係性それ自体がウディ・アレンの妄想なんだな。あ、女医さん役の女優さんは声が素敵で、眺めていて嬉しくなる。鈴を転がすような、と表現したくなる。


  • 鑑賞日 2025/02/12

    登録日 2025/02/15

    評点 55


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 

    字幕


    「人生は無意味」だと映画の存在も無意味なのか?

    【あらすじ】
    映画のPRの仕事をしている妻に同行して、
    スペインのサン・セバスチャン映画祭に参加した、
    ニューヨークで映画の教師もしている売れない小説家のモートが、
    古典の名作映画しか興味がないことと、
    彼が目の敵にしている男性監督の新作のPRを妻が担当して、2人が親密過ぎることで退屈していたところ、
    体調不良で行った現地の既婚の女医に一目ぼれし、
    彼女のところに通い続ける。

    --

    主人公のモートは、
    インテリでおしゃべりで気に入った女に遠慮なくアタックし、
    ウディ・アレン作品で自身が演じた主人公のキャラのまんまで、
    恐らくは現実の監督自身の分身。

    主人公は、ハリウッドの娯楽映画を嫌って、ヨーロッパの古典映画を偏愛し、
    小説家としても、完璧主義で全く完成させられないが、
    そんなこだわりの強さを示しつつ、
    インテリ思考や反商業主義のこだわりは世間で通用しないこともストーリーで示している。

    アレン監督は、自分の弱みも俯瞰で見て解っているということか?

    さらには、人の一生までも俯瞰して、
    「(誰にとっても)人生は無意味」とまで言っている。

    でも、この考えは悲観的なのかといえば、逆に、
    「どうせ無意味なら、変なこだわりでも持ち続けて好き勝手に生きても、こだわりやわがままは捨てても、結局同じだから好き勝手で構わない」
    ということになり、
    この作品は「開き直っている」とも感じた。

    --

    「人生は無意味だから開き直りOK」の発想は、
    間違っているとは言えない。

    でも、その考えに従うと、
    「アレン監督の人生観も、それを反映したこの作品も、
    どうせ無意味なんだから、それらを考えたりとやかく言う意味もない」
    と思ってしまう。

    あと、
    もじった夢のシーンをわざわざ作った「過去の名作映画の数々に対する愛着」も妻の存在も、
    無意味だと本当に言い切れるのだろうか?

    うーん…。

    --

    夢のシーンの元になった映画は、

    『市民ケーン』 ウエルズ
    『8 1/2』 フェリーニ
    『突然炎のごとく』 トリュフォ
    『男と女』 ルルーシュ
    『勝手にしやがれ』 ゴダール
    『沈黙』 ベルイマン
    『野いちご』 ベルイマン
    『皆殺しの天使』 ブニュエル
    『第七の封印』 ベルイマン

    かな?(一部あやしい)

    --

    【基本情報の訂正】

    アスペクト比が1:1.85(アメリカンビスタ)となっているが、
    ネット上の予告編もWOWOW放映版もIMDbの記述も、
    1:2になっている


  • 鑑賞日 2025/02/02

    登録日 2025/02/02

    評点 65


    鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 


    ウッデイ・アレン監督な好きな映画とは?

    「市民ケーン」「突然炎ごとく」「男と女」「勝手にしやがれ」「第七の封印」フェリーニ、ゴダール、トリュフォー、ルルーシュ、ベルイマン、ブニュエル、稲垣浩、黒澤明と言ったウッデイ・アレン監督の好きな監督が認識できる映画。嫌いじゃないが、それだけの映画っていう感じ。


  • 鑑賞日 2024/12/30

    登録日 2024/12/30

    評点 70


    鑑賞方法 選択しない 



    ウディ作品というだけで無条件に好き 
    お馴染みなパターン化された作風だったけど、それでも会話のテンポやウィットが好き


  • 鑑賞日 2024/03/07

    登録日 2024/03/07

    評点 75


    鑑賞方法 映画館/佐賀県/シアター・シエマ 

    字幕



    映画へのオマージュが散りばめられた映画愛溢れる作品。日本映画への通な言及が笑える。インテリで周りからはうざったく思われてる主人公はまさにウッディ・アレンだ。


  • 鑑賞日 2024/01/24

    登録日 2024/02/23

    評点 68


    鑑賞方法 映画館/宮城県/チネ・ラヴィータ 

    字幕


    ダメ男、映画に埋没する

     アメリカ映画。ニューヨークの大学で映画学の教授を務めるモートは、自称小説家だが完璧を目指すためまだ1ページも書いていなかった。妻のスーは映画会社の広報で、新進気鋭のフランス人監督フィリップを担当していた。フィリップのサン・セバスチャン映画祭参加も担当するスーに同行したモートだったが、スーの浮気を疑っていた。人気のフィリップと行動を共にし恋人同士のように振舞う二人に、心を痛め体調不良となったモートは診察担当となった若い女医ジョーに惹かれ理由をつけては受診し挙句の果てにはサン・セバスチャン観光に付きあってもらったり。それでもジョーにすべてをかける勇気もなく、妻に離婚を切り出され、ニューヨークに帰るモートだった。
     確かにウディ・アレンの映画になっていましたが、これまでの作品とは違い過去の名作へのオマージュが激しすぎました。妄想とはいえ元映画がはっきりわかる感じで映画に入り込んでいくモート、ここまであからさまにシーンを借りたのは初めてではないかな。ニューヨーカーのウディ・アレンが自分を排除したアメリカへの決別の意志なんだろうか。モートはウディ・アレンそのものでしょうし、登場した映画はオーソン・ウェルズ監督作品以外はほぼヨーロッパの監督作品だったし、ニューヨークは分析医との会話がメインだったし。いまアメリカではウディ・アレンが映画を撮ることは出来なさそうなので、ヨーロッパでの活躍を期待するばかりです。それにしてもフェリーニ、トリュフォー、ゴダール、ブニュエルにベルイマン、映画を観続けていてよかったとは思うが、これらの映画を映画ファンの人たちはみな観ていたのだろうか。それ以外にも有名どころではない作品へのオマージュなんかあったりしたんだろうか。ちょっと不安になってしまった。


  • 鑑賞日 2024/01/22

    登録日 2024/02/20

    評点 20


    鑑賞方法 映画館/京都府/MOVIX京都 

    字幕


    シアター11

    「マンハッタン」、「アニー・ホール」などのラブコメディ作品に代表される映画界の重鎮ウディ・アレンの久々の復帰監督作。彼は2018年に全米を席捲した「#MeToo」運動(ハリウッドをはじめ、各業界でのセクハラや性差別を告発していく運動)において、自身の元恋人の養女に手を出したり、また別の女性にも性的虐待を加えていたという話が出たりと、彼の息子をも巻き込んで、大論争を巻き起こした。もう40近く歳の離れた元恋人の娘と結婚したり、50近く離れた女性に性的いたずらをしたり(何か年齢が離れすぎて、もうどれが真実で、どれが本当の恋なのかも分からなくなってきている、、笑)、無論、こうしたことは世間の常識からかけ離れているので、悪いことではあるのですが、海を越えた彼のファンである僕としては、もう沈静化を待つしかないなと思っていました(汗)。。1年に1作は新作を生み出していた多作なアレンにとっては、結構長めな自粛期間を経て生み出されたのが本作ということになります。

    (続きは、https://note.com/yen_do/n/n57ecffbd014f)


  • 鑑賞日 2024/02/05

    登録日 2024/02/08

    評点 60


    鑑賞方法 映画館/神奈川県/109シネマズ川崎 

    字幕


    ウディ・アレン映画は役者でもっていたのね

    スペイン北部の街サン・セバスチャン。
    毎年開催される映画祭に妻スー(ジーナ・ガーション)とともにやって来たモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)。
    かつて大学で古典映画の講義を行ったこともあったが、いまでは書けない小説を書くふりをするのがせいぜいの老いたインテリ。
    妻スーは映画のプロモーターで、今回は新進監督フィリップ(ルイ・ガレル)の新作広報が目的だ。
    なので、スーとフィリップは絶えず一緒にいるが、モートはそれを怪しいとにらんでいる。
    そんな心労が過ぎて、町医者にかかることにしたが、その医者は美人の女医(エレナ・アナヤ扮演)。
    モートは彼女に夢中になるが、彼女には非道な夫がいて・・・

    という、まぁ毎度毎度のウディ・アレン映画。
    見どころはモートの妄想で、フェリーニ、ベルイマンなどウディ・アレンお好みのヨーロッパ古典映画の名場面のオマージュ。

    面白くなりそうなんだけど、なかなか面白くならないのは、演技陣が弱体のせいで、常連のウォーレス・ショーンがウディ・アレン本人を彷彿させる役を演じているが、あまり魅力がない。
    このひと、脇に回ると良いが、主役だと荷が重いね。

    女優陣も小粒で、精彩を欠いた感じ。

    で思ったのは、やっぱりウディ・アレン映画って役者でもっているところが大きかったのね、ということ。


  • 鑑賞日 2024/02/07

    登録日 2024/02/08

    評点


    鑑賞方法 映画館/東京都/新宿ピカデリー 

    字幕


    往年の映画ファンにはよかったのかな。

    ウディ・アレン監督作品ということで鑑賞。時折古い映画の中に迷い込むような展開がおもしろかったけど、わかる人にはわかる、といった内容だった感。内容的にも大人の映画。景色は素敵だったなぁ。