アメリカ・ロサンジェルス生まれ。父は俳優のロイド・ブリッジスで、1歳の時に映画デビューした。高校卒業後、ニューヨークで本格的に演技を学び、アカデミー主演男優賞にノミネートされた「ラスト・ショー」(71)で一躍脚光を浴びる。その後も「サンダーボルト」(74)、「スターマン」(84)などでアカデミー賞にノミネートされ、演技派としての地位を固める。中年になって男としての渋さが増し、「フィアレス」(93)、「ビッグ・リボウスキ」(98)といった作品で成熟した演技を披露。近年は「クレイジー・ハート」(09)で念願のアカデミー主演賞を受賞、翌年の「トゥルー・グリッド」(10)も高く評価されるなど、その演技は名優の域に入ってきた。