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私の採点基準について
KINENOTEの採点は当初は5つ星で、途中で100点満点への変換がありました。(確か、3つ星⇒50点、5つ星⇒90点、1つ星⇒10点、)
継続性の観点から、今も5つ星だった頃の基準を継承しています。
解り易く言えば「キネ旬Reviewの5つ星の採点基準に近い」です。

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めまい(1958)

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購入 124,541 9
VOD 556,362 215
テレビ 922,134 142
その他 158,362 19
鑑賞日 2025/03/15  登録日 2025/03/16  評点 75点 

鑑賞方法 テレビ/有料放送/WOWOW 
3D/字幕 -/-
いいね!レビューランキング -位

場面毎に感覚的に観て楽しめる

【あらすじ】
他人と気持ちが打ち解けない高校生のあみこは
学校で他クラスのアオミと話して一緒に帰宅した時の「魂の会話」以来かれを好きになるが、
生きる意味を見出せない彼女は、彼とはそれ以降関係を持とうとせず、
ある日、アオミが家出して付き合っている先輩の女子大生瑞樹の所に行ったと聞いて、
あみこは上京して瑞樹の家を突き止め、
彼女が外出した後、そこにいたアオミと対峙する。

--

山中瑤子作品を観たのは『ナミビアの砂漠』(2024)に続き2本目。

まず感じたのは、
ショットがどれも的確かつ安定していて、
この初期作品で既にアマチュアっぽさが感じられない。

『ナミビアの砂漠』の感想でも書いたが、
彼女の作品は、シーン毎に感覚的に受け取りながら観るのが正しいと思われ、
そうではなく、ストーリーを追って観るとすると、
途中で脈絡なくダンスシーンになると戸惑うかもしれないが、
「シーン毎に感覚的に観る」のやり方なら、ほとんど気にならない。

そして、感覚的な鑑賞法に耐えられるのも、
前述の「ショットの的確さ」があってこそ。

--

『ナミビアの砂漠』と共通して、主人公が、
「生きることの意味や目的や楽しみを持っていない/持てない」
で、
少なくとも今の日本では「誰かが悪いせい」とかではないのだが、
「たいていのことは下らない」と思ってしまうのは、
確かによくありそうな考えで、解る気がする。

--

【基本情報&キャストの訂正】

アスペクト比が、1:1.85(アメリカンビスタ)となっているが、
WOWOW放映版は、1:1.78(16:9)

役名の「アミオ」は間違いで、
正しくは「アオミ」