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喜劇 駅前女将

  • きげきえきまえおかみ
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  • 平均評点

    57.2点(36人)

  • 観たひと

    60

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/1/15
上映時間 89分
製作会社 東京映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督佐伯幸三 
脚本長瀬喜伴 
製作佐藤一郎 
金原文雄 
撮影黒田徳三 
美術狩野健 
音楽松井八郎 
録音長岡憲治 
照明比留川大助 
編集広瀬千鶴 
スチル大谷晟 

キャスト

出演森繁久彌 森田徳之助
伴淳三郎 伴野孫作
フランキー堺 伴野次郎
三木のり平 山木平助
山茶花究 大沢鶴吉
淡島千景 松島景子
淡路恵子 足立藤子
森光子 森田満子
京塚昌子 伴野千代
池内淳子 染太郎
大空真弓 宮本由美
乙羽信子 山本京子
沢村貞子 菊太郎
加東大介 川口力造
峰健二 川口和男
中尾ミエ 三枝

解説

「われらサラリーマン」の長瀬喜伴がオリジナル・シナリオを執筆、「若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん」の佐伯幸三が監督した風俗喜劇。撮影は「喜劇 駅前飯店」の黒田徳三。

あらすじ

両国駅前にある酒屋「吉良屋」の主人徳之助と柳橋に寿司屋をもつ「孫寿司」の主人孫作は兄弟の間柄で、徳之助の女房満子は孫作の妹である。この二人は大の仲良しで、いつも行動を共にしている。徳之助には、錦糸町でバーを経営するごひいきの藤子がいるが、この藤子にダブル・ベットを買ってやったことから、家庭騒動が起きそうな気配だ。或る日、徳之助は孫作から、かつての恋人景子の消息を知らされた。今は夫とも死別し両国に帰って来た景子のために、店をもたせようと徳之助は奔走した。そんな時、孫作の家では大騒動がもちあがった。孫作の家に「マゴサク」とネームの入ったガウンと「フジコ」とネームの入った下着が届いたのだ。怒った妻の千代はフジコなる女を捜す為、満子の所に走った。それがあのダブルベット事件の足立藤子と同一人と睨んだ満子は、早速錦糸町におもむき、バー「ふじ」で孫作も徳之助も現行犯でつかまえた。徳之助のおかげで全部自分の責任にされた孫作は、おさまらなかった。そこで孫作は満子に景子のこと、そして養子縁組と思っていた次郎の相手、染太郎も実は景子の妹だと告白した。とんだとばっちりをうけた次郎と染太郎は置き手紙をして駈け落ちした。行く先は、伯父の力造のいる銚子だ。徳之助と満子、孫作と千代それに景子と菊太郎の奇妙な関係の六人は呉越同舟で一路銚子へと向った。が、力造の家でも、二人を捜してもう六時間もたつという。しょんぼりした力造の家では、満子も折れて、次郎と染太郎はめでたく結婚を認められた。丁度そこえのんきに帰って来た二人。三枝の音頭で大漁節の歌声の中、次郎のかわりに養子に行く、力造の息子和男と二人のカップルが明るく出発していった。

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1964年3月上旬号

日本映画紹介:駅前女将