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俺は待ってるぜ

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  • 平均評点

    64.1点(67人)

  • 観たひと

    108

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/10/20
上映時間 90分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督蔵原惟繕 
脚本石原慎太郎 
製作水の江滝子 
撮影高村倉太郎 
美術松山崇 
音楽佐藤勝 
録音橋本文雄 
照明大西美津男 
編集鈴木晃 

キャスト

出演石原裕次郎 島木譲次
北原三枝 早枝子
二谷英明 柴田兄
波多野憲 柴田弟
小杉勇 内山
草薙幸二郎 竹田
館敬介 移民局の事務員
川村昌之 ボーイ
藤代鮎子 るり子
植村謙二郎 警部補
青木富夫 柴田の乾分
榎木兵衛 柴田の乾分B
杉浦直樹 柴田の乾分C
英原穣二 柴田の乾分D
深江章喜 柴田の乾分E
宮崎準 川上一家の男
黒田剛 男A
柳瀬志郎 男B
三船明子 飲み屋の女
三原一夫 郵便局の事務員A
水谷謙之 郵便局の事務員B
河上信夫 栄造
原恵子 マダム・キール
河合健二 島木の兄
竹内洋子 竹田の女
堺美紀子 地中海の女給
高瀬将敏 島木に殺される男
清水千代子 寿司屋

解説

石原慎太郎が弟の裕次郎の歌ったヒット・ソングにヒントを得て書き下したサスペンス・ドラマ。監督は新人、蔵原惟繕が昇進第一作として当り、「危険な年齢」の高村倉太郎が撮影した。主演は「鷲と鷹」の石原裕次郎、「勝利者」の北原三枝。二人を中心に菅井一郎、二谷英明、草薙幸二郎らが助演する。

あらすじ

波止場の近くの小さなレストラン“リーフ”のマスター譲次は元ボクサーだった。喧嘩で人を殺したのを苦にしてやめたのだ。彼の兄はブラジルにいて、一年後には彼を呼んでくれる約束だっだ。約束の日も近い或る夜、兄への手紙を出しに行った帰り、港をさ迷っていた歌手早枝子を救った。彼女は働いていたキャバレー“地中海”の経営者、波止場の顔役柴田弟に言い寄られて、花瓶で頭を殴りつけ、殺したと思いこんでいた。翌日から、彼女は“リーフ”で、はたらき始めた。互いに二人は心ひかれた。映画見物の帰り、柴田弟に見つかった早枝子は譲次にかばわれ難を逃れた。彼女は店の常連の年老いた医者内山から譲次の身上話をきいた。内山は一年前酔って手術をし、誤って一人の男を殺して以来大酒飲みになってしまった男だった。譲次が兄と約束した日が来ても、何の音さたもなかった。彼の手紙が返送されてきた。譲次の心は疑惑でおおわれた。その夜、店に柴田兄弟が現れ早枝子を返せと迫った。ボクサーくずれの柴田兄が譲次をなぐりつけた。譲次はそのままそれに耐えた。人を殺した記憶が蘇ったからだ。彼らの一人が持っていたメダルは彼が兄にやったものと似ていた。調査すると、兄は船に乗っていず、何者かに一年前殺されていた。“地中海”に連れ去られた早枝子から例のメダルは兄のものと確認してきた。警察で彼は兄の殺された現場写真を見た。死体のそばに内山医師が写っていた--。譲次が手がかりの人竹田を探しているのを知った柴田は竹田を殴り海へ放りこんだ。彼を救った譲次は兄が金のため柴田兄に殺されたことを知った。彼は単身“地中海”に乗りこみ、凄じい殴り合いの末、復讐を遂げた。--彼は早枝子と結ばれた。

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