25年前、百鬼三兄弟は全国で名前を轟かせていたが、一家の大黒柱である父・百鬼剛(金守珍)が突如何者かに暗殺される。「百鬼組は皆仲間や。ヤクザをやっていても、人の道を外れることだけはやってない」という父の意思を継ぎ、次男・百鬼要(崔哲浩)が百鬼組を継ぐが、元百鬼組の政治家・福沢正志(三浦浩一)が選挙を控え、同じ堂心会の丹波組組長の丹羽毅(永倉大輔)が刑務所から出てくるというタイミングで、麻薬ビジネスを発端に襲撃事件が起こる。長男・百鬼峻(山口祥行)は、大阪で一目置かれている三男・百鬼湊(福士誠治)の窮地を救うと、本家と構えることになった要を助けに、湊と共に要の元に現れる。