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テレビ 923,407 79
その他 158,532 6

関東流れ者(1971)

  • かんとうながれもの
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    66.0点(23人)

  • 観たひと

    38

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1971
公開年月日 1971/2/6
上映時間 85分
製作会社 日活
配給 ダイニチ映配
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督小沢啓一 
脚本棚田吾郎 
小椋正彦 
企画園田郁毅 
藤浪浩 
撮影安藤庄平 
美術松井敏行 
音楽小杉太一郎 
録音福島信雅 
照明高島正博 
編集井上親弥 
助監督藤井克彦 
スチール目黒祐司 

キャスト

出演渡哲也 滝村周次
丘みつ子 立花ゆき
沖雅也 滝村洋
青木伸子 フー子
水島道太郎 立花茂三郎
今井健二 大川輝雄
内田良平 坂下雄介
原田芳雄 坂下次郎
木村俊恵 坂下よし子
長浜鉄平 
南原宏治 阿部恒久
渋沢詩子 里美
青木義朗 白土
曽根晴美 岸本
小高雄二 福田
榎木兵衛 後藤
木浦佑三 吉池
武藤章生 森川
大前田武 小林

解説

信じていた伯父貴、兄貴に裏切られ、義理ある組長まで殺された、ヤクザの世界に生きる男の、復讐物語。脚本は、「女子学園 ヤバい卒業」の棚田吾郎と小椋正彦。監督は「土忍記 風の天狗」の小沢啓一。撮影は「女子学園 ヤバい卒業」の安藤庄平がそれぞれ担当。

あらすじ

夜の盛り場で、悪どく稼ぐやくざや暴力団。その中にも昔かたぎに義理と人情で仁侠道を押通す立花組組長立花茂三郎の縄張りがあった。滝村周次は、そんな立花にひろわれて育てられ成長した。やがて周次の弟、洋が中学を卒業し集団就職で上京してきたが、その二人だけの祝いの席に、周次の舎弟分・淳がとびこんできて、縄張内のクラブで坂下の弟次郎があばれていることを知らせた。昔仲間の弟ということで、周次がその場をとりはからったが、律義な山下は、立花の伯父貴、侠友連盟の阿部をたててまるく納めた。しかし、次郎はその晩立花を襲い、立花を救おうとした周次は次郎を刺した。自首した周次は、長い刑務所暮しの中で立花が何者かによって殺され、その報復に坂下が惨殺され、坂下組が壊滅したこと、そして立花組も壊滅状態に近いことをホゾを噛む思いで聞いた。四年たった。仮出獄で出た周次に、街は冷たかったが、後に残った立花の娘ゆき、大川、淳の三人はよろこんで迎えてくれた。組長を守るためとはいいながら、自分のために組が侠友連盟にゆだねられ、かつての組の連中は阿部になびいてしまい、阿部は立花がきらった売春や麻薬で悪らつに組織を拡げていることに怒った周次は立花組再建のために立ち上った。そんな周次を消すために、阿部はかつて立花を暗殺した時と同様、殺し屋白土を周次に指向ける一方、大川にも立花組とゆきをエサに周次暗殺を命じた。しかし、いずれも失敗したことを知ると、兄が前科者ということで会社をやめ、麻薬のバイ人にまでなり下った洋を人質に、周次をさそい出しにかかった。立花を殺し、昔仲間の坂下まで殺して縄張りを乗っ取った犯人が阿部だと知った周次はその呼び出しに応じた。ゆきは、自ら傷を負いながら、自分の父の恩のために命を捨てようとしている周次に激しい慕情をよせた。白々とした夜明けの朝、冷たい雨の中を独り、決闘にいそぐ周次の心は燃え、その手は、義理と恩の重さを痛いほど感じてドスをしっかり握っていた。

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    さて、筋立てはまずまず、まとまっていたと思います。ただし、ヤクザ映画と思ってみると、初々しい渡哲也とか、沖雅也とか、どうも青春アクション映画のようでした。なんとなく、この手の映画だと、東映の一連の映画のコテコテの映画のイメージが強く、なるほど、日活の路線だなぁと思った次第。1971年の終り頃から、ロマンポルノに舵を切っていくわけですから、アクション路線の最後期ですね。

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