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必死剣鳥刺し

  • ひっしけんとりさし
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  • 平均評点

    72.2点(336人)

  • 観たひと

    486

  • 観たいひと

    20

  • レビューの数

    72

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2010/7/10
上映時間 114分
製作会社 「必死剣鳥刺し」製作委員会(エクセレントフィルムズ=東映=テレビ朝日=ポニーキャニオン=ケイダッシュ=産経新聞社)(制作協力 エクセレントフィルムズ)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督平山秀幸 
脚本伊藤秀裕 
江良至 
原作藤沢周平:(文春文庫刊)
製作伊藤秀裕 
中曽根千治 
平城隆司 
尾越浩文 
川村龍夫 
外山衆司 
プロデューサー江川信也 
撮影石井浩一 
美術中澤克巳 
音楽EDISON 
主題歌alan:(「風に向かう花」)
録音田中靖志 
照明椎原教貴 
編集洲崎千恵子 
殺陣久世浩 

キャスト

出演豊川悦司 兼見三左エ門
池脇千鶴 里尾
吉川晃司 帯屋隼人正
戸田菜穂 睦江
村上淳 右京太夫
関めぐみ 連子
小日向文世 保科十内
岸部一徳 津田宮部

解説

藤沢周平の時代小説“隠し剣”シリーズの一編を、「しゃべれども しゃべれども」の平山秀幸監督が映画化。悪政に苦しむ藩の窮状を見かね、その元凶である藩主の愛妾を斬った武士が、藩主暗殺計画の阻止を命じられる。出演は「今度は愛妻家」の豊川悦司、「パーマネント野ばら」の池脇千鶴、「チーム・バチスタの栄光」の吉川晃司。

あらすじ

江戸時代。東北の海坂藩で近習頭取を努める兼見三左エ門(豊川悦司)には、決して消えることのない暗い過去があった。三年前、藩主である右京太夫(村上淳)の愛妾、連子(関めぐみ)を刺殺したのだ。当時、政治に興味を持つ連子が右京を通じて藩政に口出ししていることは周知の事実。冷酷で恣意的なその進言は悪政の元凶となっていたが、独善的な右京の存在もあり、逆らえる者はいなかった。連子の言葉ひとつで人命さえも奪われてゆく毎日。城下の空気は重苦しさを増していた。三左エ門が連子を刺殺したのはそんな時だった。最愛の妻、睦江(戸田菜穂)を病気で亡くした三左エ門にとって、それは死に場所を求めての行動だったが、下されたのは意外にも寛大な処分。一年の閉門後、再び藩主の傍に仕えることに。釈然としない想いを抱きつつも、亡き妻の姪である里尾(池脇千鶴)の献身によって、再び生きる力を取り戻してゆく。だが彼は、連子亡き後も変わらぬ窮状を目の当たりにして、日々、自問自答を続けていた。自分の行為の意味、そしてそれが藩の役に立ったのか…?そんなある日、三左エ門は中老の津田民部(岸部一徳)から、右京暗殺計画の情報を入手したと聞かされる。民部こそ、連子刺殺事件で三左エ門の斬首刑を止まらせた人物。今またこの重大事を明かしたのは、“鳥刺し”という技を持つ天心独名流の剣豪、三左エ門に対して、計画を阻止することで藩への貢献の機会を与えるためだった。そして、討つべき相手は直心流の達人、帯屋隼人正(吉川晃司)。右京太夫の従弟であり、臆することなく苦言を呈する唯一の存在だったが、今では決定的な対立が生じていた。“負の過去”と向き合う時が来たことを悟った三左エ門は、藩命に従うことを決意。自分の進む道を見極めた彼は、里尾の愛をも真正面から受け止める。やがて訪れる隼人正との決着の日。三左エ門を過酷な運命が待ち受けていた……。

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