万次(木村拓哉)はかつて百人斬りと恐れられた伝説の男だったが、罠にかかり妹を失ってしまう。生きる意味をなくした万次は、謎の老婆により強引に永遠の命を与えられ、斬られても傷が再生する不死の身体となる。死なないため剣術の腕が鈍り、生きるに十分すぎる時間をただ孤独に過ごすだけだった。そんなある日、浅野凛(杉咲花)という一人の少女が現れる。統主・天津影久(福士蒼汰)が率いるただ勝つことだけを目的にしている剣客集団・逸刀流が無天一流の道場を襲撃し、凛は両親を惨殺されていた。凛は万次に仇討ちの助っ人を依頼。どことなく妹の面影がある凛を前に、万次は無限の命を使って用心棒として凛を守ろうと決心する。こうして万次は、凄絶な戦いに身を投じていく。