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のど自慢

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  • 平均評点

    71.3点(124人)

  • 観たひと

    210

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1999
公開年月日 1999/1/15
上映時間 112分
製作会社 シネカノン=東宝=日活=ポニーキャニオン作品(企画 シネカノン/制作 シネカノン)
配給 東宝=シネカノン
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井筒和幸 
脚本安倍照男 
井筒和幸 
プロデューサー李鳳宇 
石原仁美 
根岸洋之 
撮影浜田毅 
美術中澤克巳 
音楽藤野浩一 
音楽プロデューサー石川光 
主題歌のど自慢シンガーズ:(「上を向いて歩こう 平成版」)
赤城麗子:(「おしどり涙」)
録音井上宗一 
照明渡邊孝一 
編集冨田功 
スタイリスト高橋智加江 
ラインプロデューサー佐々木裕二 
制作担当黛威久 
助監督日垣一博 
スクリプター荘原はる 
スチール矢野力 
平野晋子 

キャスト

出演室井滋 赤城麗子(藤本鈴子)
大友康平 荒木圭介
尾藤イサオ 須貝
伊藤歩 高橋里香
北村和夫 耕太郎老人
小林稔侍 麗子の父
松田美由紀 荒木美代子
竹中直人 近藤
佐々木すみ江 荒木美子
由利徹 住職
光石研 足立
岸部一徳 審査委員長
田口浩正 ディレクター
初瀬かおる 高橋朋代
りりィ 里香の母親
坂本冬美 のど自慢ゲストスタア
大川栄作 のど自慢ゲストスタア
金子辰雄 アナウンサー
三浦斗夢 康太郎
近藤芳正 ミーハー息子
笹野高史 小林
山谷初男 名曲堂の店主
桜金造 阿部
古尾谷雅人 作曲家の先生
坂上香織 ピーコちゃんの先輩
木下ほうか あずさ1号
徳井優 あずさ2号
朝霧鏡子 坂上タマ
菅原大吉 橋本
でんでん 口紅の土建屋
弘中麻紀 小林佳織
川上のぼる 腹話術の師匠
九十九一 宴会の酔っ払い
大石継太 ホテルのフロントマン
石丸謙二郎 ピーコちゃんの試験官
工藤浩乃 荒木聡美
佐藤芙雪 荒木宏美
磯部詩織 荒木久美
向田暎子 荒木琴美
向田翔子 荒木琴美
ミッキー ミッキー
日野陽仁 圭介の友達
長曽我部蓉子 フォックス毛皮の女
青柳文太郎 回転寿司の「雨」
武田未帆 友美
栗原海 アキ
河井誠 里香の友達
北村有起哉 里香の友達
則友謙司 里香の友達
萩原健太郎 里香の友達
並樹史朗 耕次
青梗菜悦子 耕次の妻
高橋正宇 赤ブレ1号
高橋清文 赤ブレ2号
赤星昇一郎 
横山知枝 
キャベツ白坂 フーテンの寅さん
仁科克子 国定忠治のおばはん
永住千夏 徹子
堀崎太郎 徹子の入り婿
松美里杷 「大志」
上村依子 「大志」
乙部春彦 鐘のおじさん

解説

人気テレビ番組「NHKのど自慢」に出場しようと奮闘する様々な人たちの姿を、笑いと涙で綴ったハートウォーミング・コメディ。監督は「さすらいのトラブルバスター」の井筒和幸。脚本は、『ナチュラル』の安倍照男と井筒監督の共同。撮影を「ラブ・レター」の浜田毅が担当している。主演は、「ヒロイン!」の室井滋と「緑の街」の大友康平。釜山国際映画祭招待作品。

あらすじ

年がら年中旅回りの、売れない演歌歌手・赤城麗子と社長兼マネージャーの須貝。彼らが訪れた次の営業先は、麗子の故郷・群馬県桐生市だった。しかし、久しぶりの故郷はいつもと雰囲気が違っていた。それもその筈、町には長者番組「NHKのど自慢」がやってくるのだ! 荒木圭介は、何をやってもうまくいかない中年男。愛妻と4人の娘、そして義母を養わなくてはならない彼は、焼鳥屋のフランチャイズ・焼き鳥ピーコちゃん・に人生の再起を賭け、目下焼鳥販売の研修を受けている。土曜日の試験に合格すれば、ピーコちゃんの店長として明るい未来が待っているのだ。ところが、大の目立ちたがり屋でもある圭介は、どうしてものど自慢に出たくて仕方がない。のど自慢の予選会は、ピーコちゃんの試験と同じ日だ。家族の応援の下、圭介はピーコちゃんとのど自慢の両方に合格しようと奮闘する。高橋里香は、地元の高校3年生。スナックを経営する母と姉の3人で暮らしている彼女は、いつも自分の気持ちを素直に表現できないことに苛立ちを感じていた。その日も、不倫の末に妊娠してしまった姉が母親と口論している場面で、喧嘩を煽るような発言をして自己嫌悪。そんな彼女の夢は歌手になること。どうしてものど自慢に出場して、その足がかりを掴みたいと思っている。隣町で椎茸栽培をしている老人・耕太郎は、東京で暮らす息子夫婦に頼まれて、登校拒否児の孫・康太郎を引き取り一緒に暮らしている。だが彼の元に、息子夫婦からサンパウロ転勤の知らせが届く。漸く心を開きかけた孫との別れは淋しい。そんな孫の為に、耕太郎はのど自慢で応援歌を歌ってやりたいと願う。さて、地元なら多少はCDも売れるだろうと高をくくっていた赤城麗子こと本名・藤本鈴子は、予想が外れてしまったお陰で遂に営業資金に事欠くようになる。頼みの綱は、床屋を営んでいる父親だたひとり。実家に戻った彼女は、しかしそこで常連客が捨てていったのど自慢予選会出場の葉書を拾ってしまうのであった。「一度でいいから満員のお客さんに、私の歌を聴いてもらいたい」歌手として自信を失いかけていた彼女は、須貝に黙ってのど自慢の予選会に出かけることを決心する。予選会当日。里香や耕太郎、鈴子は見事合格。圭介も社長の葬式で出席できなくなったタクシー運転手のお陰で、繰り上げ合格となった。そしていよいよ本番の日、悲喜こもごも、出場者はいろんな想いを胸にマイクを握った----。まずは、家を出ていった姉に向けて「花」を歌った里香が合格。「鐘が鳴らなかったら歌手を辞める」と父親に宣言した鈴子も、「TOMORROW」を歌って鐘が鳴った。しかし「また逢う日まで」を歌った圭介は、歌っている最中にピーコちゃんの合格の知らせが入って嬉しさのあまり音程を外し、残念ながら鐘ふたつとなってしまった。孫の為に「上を向いて歩こう」を熱唱した耕太郎老人は見事合格。孫の康太郎もそんなおじいちゃんに向けて、元気な笑いを投げかけてくれるのだった。

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