お話しの発想と展開がよく出来ている

今年のアカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされて、既にアニー賞を受賞しているドリームワークスのアニメで、欧米では有名らしい「ワイルド・ロボット」シリーズの一編を脚色して描いていて、無人島に不時着した最新型のアシスト・ロボットが、島の動物たち相手にお手伝いできる自分の使命を探していたら、偶然目の前で孵化したカモの雛が、自分を母親と認識したことから、この雛を一人前のカモに育て上げる、という使命を全うするために奮闘する、というお話しで、最初に卵を取り合うキツネがだんだんと子育てに協力する仲間になっていったり、島の動物たちとの交流を面白く描いていたり、お話しの発想と展開がよく出来ていると思いましたし、「リロ＆スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダースが、また良作を作ったと思いましたね。