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連合艦隊

  • れんごうかんたい
  • Imperial Navy
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  • 平均評点

    66.3点(186人)

  • 観たひと

    342

  • 観たいひと

    15

  • レビューの数

    40

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1981
公開年月日 1981/8/8
上映時間 145分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督松林宗恵 
特技監督中野昭慶 
脚本須崎勝弥 
企画協力児島襄 
豊田穣 
製作田中友幸 
製作補高井英幸 
撮影加藤雄大 
美術阿久根巖 
音楽服部克久 
主題歌谷村新司 
録音矢野口文雄 
照明小島真二 
編集黒岩義民 
製作担当森知貴秀 
助監督今村一平 
スチール橋山直己 
特技撮影鶴見孝夫 
特技美術井上泰幸 
特技照明森本正邦 
特技スチール中尾孝 
光学撮影宮西武史 
特殊効果渡辺忠昭 
操演松本光司 
特技製作担当柳沼延之 
石膏安丸信行 
特技助監督浅田英一 

キャスト

出演永島敏行 本郷英一
金田賢一 本郷真二
中井貴一 小田切正人
丹波義隆 茂木大尉
佐久田修 大江中尉
財津一郎 小田切武市
長門裕之 武田上整曹
佐藤允 工藤飛曹長
遠藤公一 青木二飛曹
伊藤敏孝 大川一整曹
なべおさみ 森整長
長谷川諭 野村飛曹
森繁久彌 本郷直樹
奈良岡朋子 本郷歌子
古手川祐子 早瀬陽子
友里千賀子 小田切照代
里見奈保 小田切美代
松尾嘉代 芸者鈴川
石田茂樹 新聞記者
浜田寅彦 町内会長
小林桂樹 山本五十六
高橋幸治 宇垣参謀長
南道郎 黒島先任参謀
北浦昭義 渡辺戦務参謀
金子信雄 南雲機動部隊長官
三橋達也 草鹿参謀長
六本木真 大石先任参謀
斉藤真 源田航空参謀
小沢栄太郎 永野軍令部総長
藤田進 及川海軍大臣
田崎潤 豊田大将
藤岡琢也 福留軍令部部長
佐藤慶 神先任参謀
橋本功 富岡軍令部課長
丹波哲郎 小沢治三郎
織本順吉 大林参謀長
加地健太郎 大前先任参謀
鶴田浩二 伊藤中将
安部徹 栗田第二艦隊長官
近藤宏 小柳参謀長
冨田浩太郎 山本先任参謀
伊吹徹 大谷作戦参謀
中谷一郎 大和艦長有賀
神山繁 瑞鶴艦長貝塚
長谷川弘 瑞鶴艦長野元
平田昭彦 下田飛行長
高並功 新谷大佐
中山昭二 駆逐隊司令

解説

太平洋戦争を背景に、そこに生きた人々の愛、悲しみ、苦闘、怒りを描く。脚本は「どんぐりッ子」の須崎勝弥、監督は「関白宣言」の松林宗恵、撮影は「トラブルマン 笑うと殺すゾ」の加藤雄大、特技監督は「地震列島」の中野昭慶がそれぞれ担当。

あらすじ

昭和十五年。考古学者本郷直樹は次男の真二が自分と同じく学問の道を志すことを喜んでいた。兄の英一は父の意に反して海軍少尉になっていた。一方、船大工の小田切武市は一人息子の正人が海軍兵学校に合格したので有頂点になっていた。十八年間海軍に勤めても下士官止りの武市は正人の将来は約束されたと信じて疑わなかった。一年が過ぎた。世界情勢は日毎に緊迫の色を強め、戦争の予感は現実のものになろうとしていた。昭和十六年十二月八日、早期和平を強調する山本五十六のもとで、連合艦隊は、ハワイ真珠湾に奇襲をかけた。次々と炎上する米海軍の戦艦群を、英一は興奮の面持ちで見つめていた。その頃、五年の歳月と建艦技術の粋を集めた空前総後の巨艦、大和が完成した。山本はアメリカに時間を与えず、早期和平に持ち込もうと、ミッドウェイ作戦に賭けた。しかし、作戦は失敗に終り、戦局は消耗戦へと展開していった。数々の戦闘を体験している英一は、死を覚悟し、婚約者の陽子と式を挙げたが、指一本触れずに戦場へもどった。やがて大学生の真二も召集され兵学校を卒業した正人も武市の意に反して零戦に乗る決意をしていた。日本軍は劣勢に回り、起死回生のレイテ作戦に出た。英一は戦場で真二と出会った。陽子への仕打ちをなじる真二に「陽子を頼む」と遺書を残して英一は大空に散った。英一の残したライフ・ジャケットのために沈む船から脱出した真二は、生きる喜びをあらためて知り、陽子と生きようと陸上勤務を志願するが、大和への転属を命ぜられる。死を目前にして真二は陽子を抱けなかった兄の気持を初めて理解した。陽子は逆だった。愛する人に抱かれたい。陽子は真二に激しく体をぶつけるのだった。同じ頃、正人は特攻を志願していた。武市は息子の出世に固執し兵学校へ行かせた己の浅薄さを呪い戦争の恐しさを痛感した。戦況は挽回の余地もない所まで来ていた。そしてついに、最後の切札、大和の沖縄への水上特攻が計画されるに至った。大和は出撃した。真二も正人もその中にいた。そして、陽子、武市、多くの肉親を残して、大和艦上の戦士たちはその命を沈めていった。

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